柳ヶ瀬画廊

柳ヶ瀬画廊

創業大正8年
熊谷守一・香月泰男・藤田嗣治など
内外洋画巨匠作品取扱の老舗画廊

   

画廊ブログ「絵画のたのしみ」

2025.06.29

《ブログ》秀作鑑賞展が終了いたしました

本日「秀作鑑賞展」が会期を満了いたしました。

会期中にお出かけいただきました皆さま、
お電話やメールで作品のお尋ねをいただきました皆さまに
改めて御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

今後の予定としましては、
7月は常設展を開催ののち、
7月26日から8月20日まで夏季休廊をいただく予定です。
次回企画展は秋に「生誕145年 熊谷守一展(仮称)を開催予定です。

どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2025.06.28

《ブログ》岐阜県図書館の楽しさ色々

柳ケ瀬画廊では「秀作鑑賞展」を開催しています。
今週末6月29日が最終日です。
お時間ございましたらぜひお出かけくださいませ。

さて、本日は地元の岐阜県図書館さんについてのブログです。
図書館というと本を借りたり、調べ物をする場所という印象がありますが、
岐阜県美術館さんでは色々なイベントがひらかれています。

以前にも岐阜県現代陶芸美術館さんと連動して、「Open to the World!陶磁器でめぐる世界の旅」展が開かれたことなどもありましたが、今週末以降に下記のような様々な催しも予定されています。
絵がお好きな方には文学や地域文化に興味のある方も多いので、ご紹介させてくださいませ。

ひとつめは「おとなのための岐阜学講座」です。
「岐阜県下の山鉾屋台」「古地図・古文書からみた秀吉の水責め」の二本立てで、どちらも入場無料・当日先着順の講座です。令和元年に始まり、毎回岐阜の文化を深堀りした講座を開催なさっています。

詳細は岐阜県図書館さんのイベントページをご覧ください。
https://www.library.pref.gifu.lg.jp/info-events/2025/06/7-6.html(外部リンク)

もうひとつは「楽習会(がくしゅうかい)です。
岐阜大学との連携講座で、平成18年度から開催されています。
今年のテーマは「マンガ・アニメ」です。

様々な漫画やアニメになっている『三国志演義』で人気の諸葛孔明の史実の実像を紹介する回や、繰り返し絵物語に描かれた 「牛若丸と弁慶」のイメージが現代までどのように変遷したかを紹介する回など、「マンガ・アニメ」といっても多彩な講座がひらかれるようです。

こちらも詳細は岐阜県図書館さんのイベントページをご覧ください。
https://www.library.pref.gifu.lg.jp/info-events/2025/05/7-5.html(外部リンク)

いずれも予約不要なので、当日ちょっと時間ができたから参加してみようかなと思って参加もできるカジュアルさも嬉しいですね。

 

岐阜県図書館さんは柳ケ瀬画廊から車で15分程、
バスでも本数は少ないですが直通バスが出ております。
画廊でも常設展を開いておりますので、お出かけの際はよろしければあわせてお立ちよりくださいませ。

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2025.06.26

《ブログ》発酵ツーリズム東海(メディアコスモスギャラリー)

柳ケ瀬画廊では秀作鑑賞展を開催しています。
今週末の6月29日まで巨匠・大家の作品を展覧しています。

さて、近くのメディアコスモスさんの1階ギャラリーでは、
「食」に関する展覧会がひらかれていました。
「発酵ツーリズム東海 うまみの聖地巡礼」展です。

愛知県にあるポン酢のミツカンさんの美術館「MIZKAN MUSEUM」にてひらかれている「すしの千年の巡る旅」と同時開催の、発酵に関する展覧会です。

岐阜の「鮎のなれ寿司」「ねずし」も紹介されていました。
写真や、発酵に用いる菌、作り方、食べ方なども紹介されていて面白いです。

展示室2の入口には美濃焼で作られた川が流れていて、うまみ神と名付けられた紫色の可愛いマスコットは和紙で作られた張り子で、ほかにも岐阜名物の岐阜提灯など地域を感じる仕掛けも色々とされていました。

出口には発酵食品や関連書籍の売られているショップもあり、発酵文化を見て楽しんだあとに実際に口にして楽しめる仕掛けもされています。
展覧会は7月13日(日)までの開催です。
気になられる方はお出かけになってみてはいかがでしょうか。
メディアコスモスさんなので以降の休館日もなく、お楽しみいただけると思います♪

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2025.06.21

《作品紹介》牛島憲之 油彩画小品

柳ケ瀬画廊では秀作鑑賞展を開催しています。
巨匠・大家の22作品を展覧しています。

展覧会の途中に新しく牛島憲之作品が加わりました。
優しい点描風の油彩画で知られる牛島ですが、「絵の具とカンバスと、雨風しのげて目と手があれば、絵は描ける」と言って厳しく自作を追求し続けたことでも知られています。優しいけれど芯が強い、そんな魅力のある画家です。

今回追加展示した作品も、青い空と海、そして岸から登る白い道と、灯台でしょうか…なにかの人工物の姿が見られる作品です。1970年代半ばの作と思われ、60代の円熟期に入って画面の安定感と構成力がみられます。
木々や海景などで知られる牛島ですが、ガスタンクや工場などの人工物も好んで描いていました。自然のものと人工のものとでは筆致も異なり、趣の全く異なる対象の違いを楽しんでいらしたのかなと感じます。自然のものと人工物を同じ画面で描くことも多く描かれ、画面にリズムが生まれて人気がございます。

作品は6月29日まで開催の「秀作鑑賞展」にて展示しております。
お時間ございましたらぜひお出かけくださいませ。
皆様の御清鑑を心よりお待ちしております。

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

 

 

2025.06.19

《ブログ》こどもミュージアム2025(一宮市三岸節子美術館)

柳ケ瀬画廊では「秀作鑑賞展」を開催しています。
国内外の巨匠・大家の作品21点を展示中です。

今回の展覧会では愛知出身の洋画家・三岸節子の油彩も飾っています。
エネルギッシュで、見ていて明るい気持ちになれるような花の作品です。

三岸の出身地である愛知県一宮市には、
「一宮市三岸節子記念美術館」さんもございます。
7月13日まで「ベストセレクション展」として、来館者の方たちの投票で選ばれた作品による三岸節子名作展示が行われています。弊社のお客様でもお出かけになられた方が何人かいらして、改めて三岸作品をゆっくり見たけどやっぱり素敵だねとのお話をたくさん聞かせていただけました。

そんな三岸節子記念美術館さんですが教育普及にも大変力をいれていらっしゃいます。
「せつこっこクラブ」という名前をつけて、主に中学生以下のお子さんたちを対象に、ベビーカー鑑賞会や、アーティストとの交流会、時には石を叩いて割ってみようという体験イベントまで開催され、アートと子供たちとの距離を縮めています。

今年は三岸節子生誕120節目の年なので、来月7月19日から「こどもミュージアム2025」として様々なイベントを開催するそうです。
6月25日からの事前応募の必要なイベントもございますので、お子さんやお孫さん、身近な小さなご家族のいらっしゃる方はいかがでしょうか。

案内の記載されたチラシは柳ケ瀬画廊店頭にて配布しています。
お気になられましたらご来廊の際にお持ちくださいませ。

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

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