2025.09.18
《ブログ》熊谷守一カレンダー2026入荷のご案内
熊谷守一グッズ入荷のご案内です。
毎年恒例の「熊谷守一カレンダー」が今年も入荷いたしました。
2012年から続いているロングセラーグッズです。
毎年熊谷先生の描いた猫の油彩画が表紙になっていて、
今年は愛知県美術館さんの《白猫》が目印となっています。
熊谷先生は大人と子供を描きわけているところがあって、
豊島区立熊谷守一美術館さんがお持ちの《白仔猫》はまだ産まれたばかりの繊細な線で描かれていて、体毛の白色もところどころ支持体の板が透けて見えるほどうっすらとしています。
それに対して大人になった《白猫》になると線もしっかりして、白の毛並みも分厚くこってり塗られていて、いのちの強さやしなやかさが感じられます。
このカレンダーは12作品による月替わりカレンダーですので、他にも熊谷先生の観察眼が楽しめる作品が多数収録されています。
店頭には見本も置いてございますので、ぜひお手に取ってみてくださいませ。
1980円(税込)で販売中です。
プレゼントご希望の場合は柳ケ瀬画廊包装紙でのお包みも可能ですので、よろしければご利用ください。(ただし多数のお求めの場合はお時間をいただく場合がございます。できましたらご来店前に事前連絡いただけますとスムーズにお渡しできるかと思いますので、よろしければ058-262-3481までお知らせくださいませ)。

柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2025.09.14
《作品紹介》香月泰男 滞欧作品 油彩画
柳ケ瀬画廊では常設展を開催しています。
夏前から香月泰男先生の作品を何点か手にいれることができました。
赤い花、白い花、滞欧作の油彩画、そして水彩・クレヨンの作品です。
現在は、滞欧作の油彩画1点、
水彩・クレヨンで描かれた作品2点を展示しています。
滞欧作の油彩画はイタリアの風景画です。
イタリアの明るい陽射し、からっとした空気、古い建物や飾り、
現地を実際に歩いたからこそ描けた作品だと感じます。
オレンジ色を基調とした優しい色彩なのでどのようなお部屋にも飾りやすいと思います。
作品は画廊に展示中です。
香月先生の3作品をまとめて飾って、小さなコーナーのようになっています。
お時間ございましたらぜひご覧くださいませ。
柳ケ瀬画廊はこの三連休も毎日11時から17時まで開廊しております。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2025.09.13
《ブログ》G’s dreamさんで「高畠純 絵本原画展」(10/1-10/12)
柳ケ瀬画廊から徒歩すぐに「G’s dream」という施設があります。
今年の春に開館したばかりの、岐阜信用金庫さんのスペースです。
来月、そちらで絵本作家・高畠純先生の展覧会がひらかれるそうです。
岐阜ゆかりの作家の方で、メディアコスモスの公式グッズとしてマグカップやしおりの絵を描いていらっしゃるので、そちらをご覧になったことがあるという方も多いのではないでしょうか。
私も小さい頃から『ペンギンたんけんたい』などの絵本で親しんできて、
岐阜の山県市図書館さんが出されている高畠先生デザインのバッグを長らく使っています。
山県市で暮らしていらっしゃるそうで、過去には同館で展覧会もひらかれていました。
今回のG’s dreamさんの原画展では小さいお子さん向けのワークショップも開かれるそうです。
私も子供になって参加したいほどです^^
小さいお子さんがいらっしゃる方はいかがでしょうか。
詳細はG’s dreamさんの公式サイトよりご確認くださいませ。
https://www.gifushin.co.jp/gsdream/index.html?fbclid=PAZXh0bgNhZW0CMTEAAaeWlS_nUmOtIxYovNu3bGOfPuTEeU6IZ-hvZ6u7G-g7768t4mEwqCXC-39GiQ_aem_XW9NfUm_Zqf5M6zNXFkggA

柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2025.09.11
《ブログ》村田眞宏氏による熊谷守一講演が開催されます(9/15)
熊谷守一先生の生まれ故郷である岐阜県中津川市には、
生誕地を記念した「熊谷守一つけち記念館」が建てられています。
現在は開館十周年を迎えた記念の展覧会が開催されています。
展覧会名を「熊谷守一の庭、そして故郷」として、熊谷先生の邸宅跡に建てられた東京の豊島区立熊谷守一美術館さんからも「白猫」「桜」「アゲ羽蝶(絶筆)」といった代表作を借用した記念展となっています。

開催にあわせて今週末には、
村田眞宏氏による講演会が開かれる予定です。
9月15日14時から、要予約の展覧会です。
村田眞宏氏は長年各地の美術館に関わられた方で、
愛知県美術館では同館が所蔵する百点以上の熊谷作品にも関わっていらっしゃいました。
愛知県美術館のあとで着任された豊田市美術館も熊谷作品の油彩画を複数お持ちですので、熊谷先生のご縁のある学芸員の方です。現在は豊田市博物館の館長をつとめていらっしゃいます。
ご興味のおありの方はご予約の上、お出かけになられてみてはいかがでしょうか。
下記の美術館ウェブサイトよりご予約が可能です。
http://www.morikazu-museum-tsukechi.jp/exhibition/20250915.html
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2025.09.06
《ブログ》熊谷守一展(角川武蔵野ミュージアム)(12/20-3/9)
今年の年末から来春にかけて、
埼玉県所沢市にある角川武蔵野ミュージアムさんにて
熊谷守一展が開催されるそうです。
角川書店の創業者・角川源義氏が熊谷守一先生の無欲な姿に共感し、熊谷先生の生前に、角川氏の最後の句集『西行の日』を出す際に題字を依頼したご縁があり開催に繋がったそうです。
そのため、油彩画のほか、書も多く紹介される展覧会になるようで、句集『西行の日』の題字をはじめ、「ほとけさま」「雪月花」などの書の作品が展示予定とのことです。
熊谷先生の書にスポットライトの当たる展覧会は珍しいので楽しみですね!
展覧会は今年2025年12月20日から来年3月9日の開催だそうです。
詳細は美術館プレスリリースの配信ページ(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000123526.html)をご覧くださいませ。

パンフレットに印刷されている上記の建物が今回の会場です。
巨大な岩をテーマにして、花崗岩を2万枚も用いた建築が評判で、
建築を見にお出かけされる方も多いそうです。隈研吾さんの監修です。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子