2024.05.12
《ブログ》NHK「理想的本棚」で熊谷守一先生が紹介されました
昨日5月11日放送のNHK「理想的本棚」にて、
『熊谷守一画文集 ひとりたのしむ』が取り上げられました。
この番組は、毎回テーマにあわせて理想の本を選ぶというもので、
今回は「ひとりぼっちの孤独を感じた時に読む本」の回でした。
再放送は5月16日(木)14時35分から放送されるそうです。

番組内ではブックディレクターの幅さんが、俳優の吉岡里帆さん、司書の太田 緑 ロランスさんとともに優しい言葉で熊谷守一先生のことと、本の見どころを紹介していらっしゃいました。

紹介されていた『熊谷守一画文集 ひとりたのしむ』は、熊谷守一先生の言葉と、熊谷守一先生の油彩画や日本画などの作品が一緒に紹介されている御本なので、番組内でも作品と言葉が一緒に取り上げられていて、熊谷先生の人柄などが伝わる内容になっていました。
少し変わったドラマ仕立ての案内も新しくて面白いです。
司書の太田緑ロランスさんのおっしゃっていた「人生の面白がり方を知っている」という言葉が、この本の魅力と、今の時代に読みたくなる感じが伝わって素敵ですね。
いま、発売元の求龍堂さんのオンラインストアを見たら、さっそく売り切れていました。
まだ書店さんなどでは売られているお店もあるようなので、よろしければお探しくださいませ。
大判で、一枚ずつの作品図版が大きくて、作品鑑賞が楽しめる画文集です。
https://www.kyuryudo.co.jp/shopdetail/003000000013
また、熊谷守一先生の作品は柳ケ瀬画廊にて多数展示中です。
画文集を楽しまれたあとは、ぜひ実作品もご覧くださいませ。
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《ご紹介したテレビ番組の詳細》
番組名 :理想的本棚 君だけのブックガイド
放送日時:2024年5月11日(土)21時から
再放送 :2024年5月16日(木)14時35分から
番組公式ウェブサイト
https://www.nhk.jp/p/ts/578Q5K3X59
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柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2024.05.11
《ブログ》美術館さんの2024年度の展覧会
2024年度も始まり少しして、
美術館さんの今年度スケジュールが出揃ってまいりました。
スケジュール表を見ながら、「この展覧会に行こう」「こっちの展覧会も気になる」とワクワクしている時間が楽しいです。
愛知県美術館さんでは来年1月からパウル・クレー展、
名古屋市美術館さんでは6月から生誕130年の北川民次展、
刈谷市美術館さんでは7月から没後20年の杉本健吉展と11月から生誕150年和田英作展、
古川美術館さんでは6月から篠田桃紅展、
などなど、心躍る展覧会が予定されています。
また、洋画好きにはたまらない碧南市藤井達吉現代美術館さんでは、5月から「春陽会誕生100年 それぞれの闘い」展が、7月から「松本竣介『街』と昭和モダン」展がひらかれるそうです。
前者の春陽会の展覧会は下記のチラシも届いていました。チラシは2種類あって、岡鹿之助先生の《窓》と中川一政先生の《向日葵》がメインビジュアルになっていて、どちらも素敵ですね。


柳ケ瀬画廊でも6月に香月泰男展、7月に身近な美術品展、秋に熊谷守一展を予定しています。
こちらもぜひお出かけくださいませ。
皆様の御清鑑を心よりお待ちしております。
柳ケ瀬画廊
2024.05.10
常設展(5月)
ゴールデンウイーク休廊が明け、
柳ケ瀬画廊は本日より通常営業/常設展をおこなっています。
熊谷守一、篠田桃紅、傍島幹司ら岐阜ゆかりの画家を中心に、
15点ほどの作品を常設展示しています。
次回の企画展は6月1日より「香月泰男展」を開催予定です。
ぜひお出かけくださいませ。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2024.04.29
ゴールデンウイーク休廊のお知らせ(4/30~5/8)
ゴールデンウイーク休廊のお知らせです。
柳ケ瀬画廊では下記期間を休廊とさせていただきます。
【GW休廊:4月30日(火)から5月8日(水)まで】
通常営業は5月9日(木)より再開いたします。
5月は常設展を開催し、次回企画展は6月1日より香月泰男展を開催予定です。
皆様のご清鑑をお待ちしております。
柳ケ瀬画廊
2024.04.27
熊谷守一展(十六銀行本店ギャラリー)(4/30~5/24)
この度、名鉄岐阜駅すぐの「十六銀行本店ギャラリー」様にて、
熊谷守一先生の展覧会を開催するご縁をいただきました。
「熊谷守一 書と日本画と生前版画展」と題して、
4月30日から5月24日にかけて熊谷作品10点を展示予定です。
熊谷先生というと油彩画の印象が強いですが、10代で上京して、最初に学んだ画塾は共立美術学館という日本画の画塾だったと言われています。そこで墨や紙の扱いを学び、特に50代以降に多くの墨の作品を描きました。
今回はそうした墨の日本画や書の作品をメインに、生前版画の作品を添えて展示しています。
墨の作品としては、白猫や草花の日本画、五風十雨などの熊谷先生らしさの伝わる書などを揃えました。
また、生前版画の作品は、シルクスクリーン、リトグラフ、木版画の三種類の技法の作品を展示しました。
生前のゴッホが1点の作品しか売れず、亡くなってから評価されたことで知られるように、生前はなかなか認められず苦労した芸術家の話はしばしば聞かれますが、熊谷守一先生は幸せなことに生前から評価され、各地の美術館や百貨店で展示が行われ、多くのファンに恵まれた作家でした。そのため、より多くのファンのために版画が多く作られています。
ファンの声にこたえるため、どの版画も熊谷先生らしいモチーフがとられています。
ぜひそれぞれの技法を比べてお楽しみください。
尚、こちらの会場は銀行さんのギャラリーのため、土日休み、9時~15時の展示です。
開廊日と開廊時間にご注意くださいませ。

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《ご紹介した展覧会の詳細》
展覧会名:「熊谷守一 書と日本画と生前版画展」
展覧会期:2024年4月30日(火)から5月24日(金)まで
展覧会場:十六銀行本店ギャラリー(岐阜県岐阜市神田町8丁目26)
休廊日 :土日祝
開廊時間:9時から15時まで
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柳ケ瀬画廊 市川瑛子