2024.07.07
《作品紹介》加藤東一 鵜飼 版画
七月の柳ケ瀬画廊は「身近な美術品展」を開催しています。
多彩な作家の様々な技法の作品24点を展覧中です。
画廊左手には加藤東一先生の木版画の「鵜飼」を飾りました。
岐阜市では毎年五月から十月にかけて長良川鵜飼が開かれていて、岐阜に住む方にとってなじみが深いため、ご自宅に飾る風景画としてよく選ばれる画題です。毎年この時期はよくお問い合わせをいただく画題ですので季節にあわせて飾らせていただきました。
加藤東一先生の鵜飼は長良川の右岸(グランドホテルさんなどがある方の岸)から描いていらしたので、背景には金華山が入っていることが多いです。
今回の作品も、篝火が鮮やかに描かれた五艘の鵜飼舟の向こう側に金華山が描かれています。
金華山が描かれることで、手前の鵜飼舟との遠近感が表現されて、作品に奥行きがうまれています。
ご興味ございましたらぜひご覧くださいませ。
ご贈答でお求めの方も多い作品です。
ご希望ございましたらお熨斗をおつけし、画廊包装紙でのお包みも可能です。
よろしければお申しつけくださいませ。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2024.07.06
《作品紹介》難波田龍起 油彩画
七月の柳ケ瀬画廊は「身近な美術品展」を開催しています。
多彩な作家による油彩画、日本画、彫刻、版画など24作品を展覧中です。
新しく難波田龍起の油彩画が手に入りました。
難波田龍起は戦後前衛芸術を代表する洋画家のひとりです。
戦前は具象的な作品を描いていましたが、次第に抽象に接近し、幾何学模様の作品や線による抒情的な作品群を描いたことで知られています。特に1970年代から印象的に用いられたコバルトやウルトラマリンの青色のシリーズは、難波田作品の精神性の豊かさをあらわしていて、今も多くのファンに愛されています。
今回の作品もそうした1970年代の青の抽象作品です。
また、難波田龍起といえば、転居した家の隣に高村光太郎が住んでいたことから詩を作っていたことでも知られていますが、今回の作品には難波田が作品に寄せた詩が添えられています。難波田がどのような思いで作品を制作していたかがより深く伝わる美しい詩です。
作品は画廊に展示しております。
お気になられましたらぜひご覧くださいませ。
柳ケ瀬画廊の「身近な美術品展」は7月31日までの開催です。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2024.07.04
身近な美術品展(7/4~7/31)
本日より七月の展覧会がはじまりました。
今月は「身近な美術品展」を開催いたします。
会期は7月4日から7月31日までです。
火曜日と水曜日がお休みですが、岐阜高島屋さんが31日に閉店されることに合わせて7月30日(火)31日(水)は柳ケ瀬画廊も開廊いたします。
皆さまの御清鑑を心よりお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
《出品予定作家》
・物故作家
熊谷守一(油彩画、日本画、書、版画)
香月泰男(油彩画、版画)
加藤東一(版画)
篠田桃紅(現代書)
日比野克彦(ミクストメディア)
前田青邨(書)
・現存作家
大森暁生(ブロンズ彫刻)
鈴木敦子(木版画)
傍島幹司(油彩画)
田村幸帆(日本画)
林武史(石彫)
山中現(木版画)
(敬称略、五十音順、追加変更あり)
2024.06.24
《予告》身近な美術品展(7/4~7/31)
次回企画展のお知らせです。
七月は「身近な美術品展」を開催いたします。
巨匠・大家から地元作家、若手まで、様々な作品をご紹介予定です。
会期は7月4日から7月31日までです。
火曜水曜休廊ですが、岐阜高島屋さんが31日に閉店されることに合わせて7月30日(火)31日(水)は柳ケ瀬画廊も開廊予定です。
皆さまの御清鑑を心よりお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
《出品予定作家》
・物故作家
熊谷守一(油彩画、日本画、書、版画)
香月泰男(版画)
加藤東一(版画)
篠田桃紅(現代書)
前田青邨(書)
・現存作家
大森暁生(ブロンズ彫刻)
鈴木敦子(木版画)
傍島幹司(油彩画)
田村幸帆(日本画)
林武史(石彫)
山中現(木版画)
(敬称略、五十音順、追加変更あり)
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2024.06.23
《ブログ》香月泰男展が終了いたしました
本日、柳ケ瀬画廊で開催していた香月泰男展が無事に最終日を迎えました。
会期中にご来廊いただきました皆様、お電話やメールでお問合せをいただきました皆様に改めて厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
明日からは常設展示を行う予定です。
次回企画展としては、7月4日より「身近な美術品展」と題して、巨匠から若手まで多彩な作品15点前後の展示を予定しています。
どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子