2025.02.01
常設展(2月)
2月の柳ケ瀬画廊は常設展示をおこなっています。
熊谷守一先生の作品を中心に、常時近現代作品15点ほどを展覧中です。
今後のスケジュールです。
3月は東京でのフェアに参加、4月は熊谷守一展を開催予定です。
【1】
3月7日(金)~3月9日(日)
「アートフェア東京2025」出展 N007ブース
※熊谷守一と近現代名画の展覧会を開催致します
※年に一度の東京でのフェア出展です
※フェア参加に伴い、岐阜の画廊は3月4~14日休廊予定です
【2】
4月10日(木)~4月27日(日)
「熊谷守一秀作展」
※「第31回ぎふの画廊めぐり」参加企画です
※熊谷守一の油彩画3~5点を含めた15作品ほどを展示予定です

上記は今年の「アートフェア東京」のチラシビジュアルです。
熊谷守一先生と同じ豊島区在住の写真家・森山大道氏の作品が印象的ですね。
フェアチラシは弊社店頭でも配布しております。
また、フェア詳細は公式ウェブサイト(https://artfairtokyo.com)にてご確認ください。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2025.01.26
《告知》東京でのフェアに作品3点を出品いたします
柳ケ瀬画廊では本日まで「新春逸品展」を開催しております。
熊谷守一・香月泰男・坂本繁二郎・中川一政・ピカソなど、
多作家による13作品を展覧しています。
また、本展の次は東京でのフェアに作品を少し出品の予定です。
本日のブログでは開催の予告をさせていただきます。
展覧会名:「美の刻印 ~過去・現在・未来を紡ぐアート展~」
展覧会期:2月1日(土)から2月12日(水)まで
展覧会場:GINZA SIX 6階アトリウム(銀座蔦屋書店内)
過去・現在・未来の名品の絵画を集めて展示・販売する小さなフェアです。
毎回アート作品で話題を集めるギンザシックスを会場に開かれるフェアで、
弊社も加盟している協同組合美術商交友会が協力して開かれます。
お時間ございましたらぜひお出かけくださいませ。

柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2025.01.25
《ブログ》新春逸品展は明日までの会期です
柳ケ瀬画廊で開催中の「新春逸品展」もいよいよ明日までの会期となりました。
引き続き、近現代の多作家による13作品を展覧しています。
《主な出品作家(敬称略・順不同・追加変更あり)》
熊谷守一 / 坂本繁二郎 / 中川一政
香月泰男 / 彼末宏 / 篠田桃紅
舟越桂 / ピカソ ほか
展覧会は26日までの開催です。
ぜひお出かけくださいませ。

***ご紹介した展覧会の詳細***
展覧会名:「新春逸品展」
展覧会期:1月10日(金)から1月26日(日)まで
展覧会場:柳ケ瀬画廊
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柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2025.01.19
《作品紹介》香月泰男 カタツムリ、椿
柳ケ瀬画廊では新春逸品展を開催中です。
近現代の作品13点を展覧しています。
香月泰男先生の油彩画も3点飾りました。
そのうち2点は小品で、カタツムリと椿の作品です。
私も香月作品はとても好きなのですが、
お気に入りの作品のひとつに「会話」という油彩画があります。
「会話」といっても描かれているのは人ではなく、
立てかけられた傘の横で犬とカタツムリが見つめあっている作品です。
カタツムリの目は2本の触角の先にそれぞれついているそうです。
「会話」では触角が犬のほうににょきっと伸びていて、
犬に顔を向けて、語りかけているようで愛らしいです。
香月先生はカタツムリが気に入っていたのか、
油彩画と水彩画で何度もモチーフとして登場させました。
今回の作品も先生のカタツムリ愛が伝わるような出来の良い作品です。
また、カタツムリの油彩画の横には椿の油彩画も飾りました。
売れっ子になっても郷里・山口で家族と暮らしていた香月先生が愛した
自然の優しい景色と花々、生きものの姿が感じられるような2作品です。
展覧会は26日まで開催しております。
ぜひお出かけくださいませ。

***ご紹介した展覧会の詳細***
展覧会名:「新春逸品展」
展覧会期:1月10日(金)から1月26日(日)まで
展覧会場:柳ケ瀬画廊
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柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2025.01.18
《作品紹介》ピカソ 陶芸
柳ケ瀬画廊では新春逸品展を開催中です。
近現代の作品13点を展覧しています。
画廊の正面にはパブロ・ピカソの陶器を飾りました。
英題「Goat’s Head in profile」、仏題「Tête de chèvre de profil」、
日本語ですと「ヤギの肖像」という題名の作品です。
若いころは油彩画を中心に作品を制作していたピカソは、
1940年代後半以降、油彩画と並行して数多くの陶器を制作しています。
戦争を憂い悲しんでいたピカソが、
ようやく第二次世界大戦が終わって気持ちが上向きになり、
ヴァカンスで南仏の陶芸のまちを訪れたことが始まりだったといわれます。
その南仏のまち、海岸の美しいヴァロリスという名前のまちで、
ピカソは現地のマドゥーラ工房を経営していたラミエ夫妻と意気投合しました。
1847年からの2年ほどで数百点の陶芸作品を作りだしたといわれています。
そして、以降も多くの作品を制作するととともに、
一部の陶芸作品については数限定で複製作品を作ることもおこないました。
本作「ヤギの肖像」も100点限定で作られたシリーズの1点です。
基本の白土の陶器を100点焼き、1点ずつピカソや職人が色をつけますので、
微妙にそれぞれの色合いが違うこともチャーミングな魅力です。
大きなお皿の作品ですが、
額縁職人の方にお願いして壁掛けできる額縁仕立てにしていただきました。
器として飾っても、壁に絵画のように飾っても楽しめる作品です。
展覧会は26日まで開催しております。
ぜひお出かけくださいませ。

***ご紹介した展覧会の詳細***
展覧会名:「新春逸品展」
展覧会期:1月10日(金)から1月26日(日)まで
展覧会場:柳ケ瀬画廊
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柳ケ瀬画廊 市川瑛子