2025.04.13
《ブログ》中日新聞さんにご紹介いただきました
4月12日付の中日新聞さんにて、
弊社で開催中の「生誕145年 熊谷守一展」を取り上げていただきました。
記事でも紹介いただいておりますが、
熊谷守一先生は岐阜にゆかりのある画家ですので、
地域の方たちに広く作品に親しんでいただけたら嬉しいばかりです。
ご出身は岐阜県中津川市付知町で、現在「熊谷守一つけち記念館」さんがある場所から少し北にいったあたりに生家がありました。
その後、お父様の仕事の関係などもあり、3歳から17歳にかけては柳ケ瀬画廊のある岐阜市内で過ごしていらっしゃいます。岐阜市時代は現在のメディアコスモス近くの佐久間町付近で暮らしていたようです。以前発表された、岐阜市歴史博物館の館長さんの文章に、佐久間町の「久間(くま)」の音は熊谷家の「熊(くま)」から取られたと書かれておりました。岐阜市には馴染みもあり、17歳で上京したあとも友人らに会いに岐阜市にいらしていたこともあるようです。
熊谷先生のお父様・熊谷孫六郎氏は岐阜市の初代市長もつとめました。
ですので、今でも岐阜市長室には熊谷先生の油彩画「朝陽」が飾られています。
よく柴橋市長が報道発表のお写真を撮られる際に、後ろに飾られている「朝陽」が写り込んでいますので、いつもなんだかすこし嬉しくなります。
地元ゆかりの画家の展覧会、ぜひお気軽にお出かけくださいませ。
皆さまの御清鑑を心よりお待ちしております。
展覧会は4月27日までの開催です。
火曜水曜休廊、11時から17時まで。

柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2025.04.12
《ブログ》岐阜新聞さんにご紹介いただきました
4月11日付の岐阜新聞さんにて、
弊社で開催中の「生誕145年 熊谷守一展」をご紹介いただきました。
記事でも紹介いただいておりますが、
熊谷守一先生の初期から晩年にかけての油彩画など22点を展覧中です。
各年代の作品が揃い、画風の変遷もご覧いただけます。
初期の作品群からは、熊谷先生が自分にしか描けない絵を探し求めて試行錯誤している姿勢が伺えます。1作品ごとにテイストが大きく変わり、様々な画風にチャレンジしていたことが伝わります。
そして、過渡期の作品を経て、「モリカズ様式」にたどり着いたあとも、90歳を超えてから描いた作品でさらなる変化を起こそうと再挑戦している姿からは、「モリカズ様式」で巨匠と呼ばれる画家になってもなお、終生探求を続けた熊谷先生のお考えが感じられるようです。
油彩画以外にも日本画や書や、先生の生前に制作された版画作品も展示しております。
熊谷守一先生の作品の変遷や画業の全貌をぜひお楽しみくださいませ。
皆さまの御清鑑を心よりお待ちしております。
展覧会は4月27日までの開催です。
火曜水曜休廊、11時から17時まで。

柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2025.04.10
生誕145年 熊谷守一展(4/10~4/27)
本日より柳ケ瀬画廊では「生誕145年 熊谷守一展」がはじまりました。
毎春恒例の熊谷守一先生の逸品展です。
今年は油彩画7点をはじめ、
墨の作品5点、版画10点を展示いたしました。
合計22作品での熊谷守一展です。
皆様の御清鑑を心よりお待ちしております。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
柳ケ瀬画廊
2025.04.05
《ブログ》岐阜に新しい文化拠点が誕生しました
柳ケ瀬画廊では春の常設展を開催中です。
4月10日からは春恒例の熊谷守一展も開催予定です。
さて、一昨日岐阜市に新しい文化の拠点が誕生しました。
岐阜信用金庫さんが創立百年を迎え、最初に本店を構えた地である岐阜市若宮町に「地域・人・企業の夢を創り、叶える場所」として開館した「G’s Dream(ジーズ ドリーム)」さんです。
昨日は開館を記念して式典が開かれました。
弊社社長も岐阜市中心市街地回遊性協議会・会長としてテープカットに参加させていただいております。テープカットの様子は昨日付の岐阜新聞さんでも紹介されました。
柳ケ瀬界隈に新しい文化の拠点が生まれてとても嬉しいです。
予定ではコンサートや展覧会を企画されるほか、信用金庫さんの強みを生かして相続や資産運用の相談会もひらかれるそうです。


柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2025.04.03
《ブログ》東京の豊島区立熊谷守一美術館さんで40周年展がはじまります(4/15-6/29)
柳ケ瀬画廊では常設展を開催中です。
4月10日からは「生誕145年 熊谷守一展」を開催予定です。
春には東京の豊島区立熊谷守一美術館さんでも企画が予定されています。
同館では毎年この時期になると「開館〇〇周年展」が企画され、3階建ての建物全てのフロアで熊谷守一作品が展示されます。普段は所蔵品の展示のみですが、この時だけは他館からの借用作品も展示されることも楽しみのひとつです。
今年は40周年という節目の年で、
「めぐる いのち」というタイトルで生と死に関する作品が特集展示されるそうです。
フライヤーに掲載されている油彩画「陽の死んだ日」は、普段は岡山の大原美術館さんがお持ちで、なかなか他館に貸出しされないので、都内では久しぶりの展示になると思います。熊谷守一先生が可愛がっていた次男の陽ちゃんが亡くなったときに枕元で描いた作品で、後年エッセイで回想して「描いているうちに“絵”を描いている自分に気がつき、嫌になって止めました」と語っている一枚です。
他にも結婚前の妻・秀子を描いた「某夫人像」や、長女の死を契機に描いた「ヤキバノカエリ」、次女の榧さんが子供を抱く姿を描いた「母子像」など、生と死、めぐるいのち、家族の肖像をキーワードとした作品が揃って展示されるそうです。

展覧会のご案内フライヤーは柳ケ瀬画廊店頭でもお配りしております。
気候の良いゴールデンウイークを含む時期の開催ですので、東京旅行を兼ねてアートの旅にお出かけいただいても楽しいかもしれません。よろしければ来廊の際にフライヤーをお持ちくださいませ。
展覧会詳細は美術館さんのサイトをご確認くださいませ。
豊島区立熊谷守一美術館さんのウェブサイトは下記でございます。
https://kumagai-morikazu.jp(外部リンク)
柳ケ瀬画廊 市川瑛子