2025.02.28
フェア出展に伴う臨時休廊のお知らせ(3/4-3/14)
「アートフェア東京2025」出展に伴い、
3月4日(火)から3月14日(金)にかけて臨時休廊いたします。
通常営業・常設展は3月15日(土)より再開、
次回企画展は4月10日(木)より「生誕145年 熊谷守一展」を開催予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。
《お急ぎの方へ》
お急ぎのご用件のある方は、柳ケ瀬画廊電話番号(058-262-3481)までお電話ください。
休廊中も電話は転送されますので対応させていただきます。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2025.02.15
《ブログ》メディアコスモスさんで長良川の漁の特集展示
柳ケ瀬画廊では常設展を開催しています。
熊谷守一先生の作品を中心に、近現代絵画15点ほどを展覧中です。
さて、柳ケ瀬画廊から徒歩20分程にある図書館複合施設「みんなの森 ぎふメディアコスモス」さんの2階で小さな展覧会がおこなわれていました。
「長良川 猟師と魚と川の営み」という展示です。
今月2月24日(日)まで無料鑑賞ができます。
岐阜市内を流れる長良川は現在でも漁が行われていて、有名な「長良川の鵜飼」をはじめ、船で網を投げて魚を採って料亭等に納められるなどもされています。
とても綺麗な川で、美濃和紙などの紙の文化も育ち、そこから多くの画家、画家の絵を表装する表具店や表具師、作品を販売する画商がうまれました。東京に出かけた際に「岐阜は画商さんが多いね」と声をかけられたこともございます。
この展示ではそうした長良川のことを、漁を中心に紹介されています。

実際に使われていた舟も間近で鑑賞できます。

漁に使う様々な道具も説明書きとともに鑑賞できます。

こうした舟や道具類は、日本画のなかに登場することも多く、近くで拝見して「こんなつくりをしているのね」と発見することも多くありました。
地元の魅力を改めて知ることのできる展示です。
お時間ございましたらお出かけになってみてはいかがでしょうか。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2025.02.08
《予告》アートフェア東京2025(3/7-3/9)
柳ケ瀬画廊では2月の常設展を開催しています。
熊谷守一・香月泰男・岡鹿之助など12作品を展覧しています。
さて、本日のブログは東京でのアートフェア出展のご案内です。
柳ケ瀬画廊は今年も恒例の「アートフェア東京」に参加いたします。
毎年130軒ほどが参加する、日本最大規模のアートフェアです。
古美術から現代アート、陶芸、絵画、工芸など様々な名品が勢揃いいたします。
フェア名:「アートフェア東京2025」
展覧会期:3月7日(金)から3月9日(日)まで
展覧会場:東京国際フォーラム N007ブース
柳ケ瀬画廊では恒例の熊谷守一展を開催予定です。
また、同時代の巨匠の紹介として、藤田嗣治、香月泰男、ピカソなども展示予定です。
お時間ございましたらぜひお出かけくださいませ。
皆様と会場でお会いできますことを楽しみにしております。
どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。
《フェア詳細は公式サイトをご覧くださいませ》
https://artfairtokyo.com(外部リンク)

柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2025.02.02
《ブログ》愛知県美術館さんで熊谷守一特集展示開催中(~3/16)
柳ケ瀬画廊では常設展開催中です。
さて、先週のお休みの日に愛知県美術館さんに出かけました。
企画展として大展示室ではパウル・クレー展が、
常設展示室7では熊谷守一特集展示がひらかれています。
パウル・クレー展では50点以上のクレー作品を軸に、
スイスのパウル・クレー・センターの学術協力のもとで
クレーと関係のあった人や組織の作品が紹介されていました。
クレーを取り巻く当時の空気感を感じながら作品を鑑賞できます。

この作品は10年ほど前に愛知県美術館で展覧会がひらかれたヴァシリー・カンディンスキーの水彩画です。
バウハウスという美術学校でともに教鞭を執っていたクレーとカンディンスキーは仲が良く、お互いの誕生日やクリスマスには作品を贈り合っていたそうです。この作品は1929年の誕生日に贈られて以降クレーが長年所蔵していた作品で、クレーの死後、御子息の奥様がパウル・クレー・センター寄贈された作品だそうです。
どんな人とどのような縁を結んでいたかを知ることで、クレーという画家の内面も感じられてとても楽しい展覧会でした。

企画展のあとはコレクション展示室に続きます。
展示室7では特集展示「グッドフェローズ 熊谷守一と仲間たち」が開かれていました。
クレー展の流れを受けて、熊谷守一と関係のあった画家たちの作品が、どのような交流があったかという解説パネルとともに紹介されています。青木繁、坂本繁二郎、中川一政、武者小路実篤など様々な画家との交流がうかがえます。

熊谷守一作品は13点展示されていました。
ファンの多い油彩画《伸餅》《石亀》など、初期から晩年にかけての作品が鑑賞できます。
今どきで撮影可能ということで、展示室内ではお気に入りの作品にカメラを向ける方の姿もみられました。

パウル・クレー展、熊谷守一特集ともに3月16日までの開催だそうです。
ぜひお出かけくださいませ。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2025.02.01
美の刻印 ~過去・現在・未来を紡ぐアート展~(GINZA SIX 6階アトリウム)(2/1~2/12)
東京でひらかれる小さなフェアへの出展のお知らせです。
柳ケ瀬画廊では2月1日から2月12日にかけて、
GINZA SIX 6階アトリウム(銀座蔦屋書店内)で開催される
「美の刻印展」に作品を3点出品しています。
近年アートに力を入れている蔦屋書店さんの企画で、
たくさんの本に囲まれた雰囲気のある場所で作品を飾れるフェアです。

本フェアは、弊社も加盟している「協同組合 美術商交友会」が協力・協賛しています。
ご縁をいただき岐阜ゆかりの作家を紹介できて嬉しいです。
「協同組合 美術商交友会」という団体は、弊社社長が設立発起人・初代理事長として2003年に設立され、全国各地の加盟画廊が毎月会員制の業者オークションを行ったり、修復士や各種専門家の方を招いた勉強会を開催したり、親睦会で交流したりと各種活動を続けてきた業界団体です。
本展では加盟69画廊の有志が持ち寄った100点以上の作品が展示されています。
東京にお出かけの機会がございましたらぜひお出かけくださいませ。
***ご紹介した展覧会の詳細***
展覧会名:「美の刻印 ~過去・現在・未来を紡ぐアート展~」
展覧会期:2月1日(土)から2月12日(水)まで
展覧会場:GINZA SIX 6階アトリウム(銀座蔦屋書店内)
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柳ケ瀬画廊 市川瑛子