柳ヶ瀬画廊

柳ヶ瀬画廊

創業大正8年
熊谷守一・香月泰男・藤田嗣治など
内外洋画巨匠作品取扱の老舗画廊

   

画廊ブログ「絵画のたのしみ」

2025.06.05

《ブログ》NHKアートシーンに熊谷守一特集(6月8日)

柳ケ瀬画廊では今週末より「秀作鑑賞展」を開催予定です。
熊谷守一作品をはじめ、国内外の近代作品23点を展示予定です。

さて、本日は熊谷守一先生のテレビ番組のご案内です。

6月8日午後8時45分より
NHK日曜美術館アートシーンにて、
東京で開催されている「めぐる いのち 熊谷守一美術館40周年展」の紹介がされます。豊島区立熊谷守一美術館さんで開催されている展覧会の様子を中心に、熊谷先生の人生と作品が5分ほど放送される予定です。

詳細は番組ウェブサイトをご確認くださいませ。
https://www.nhk.jp/p/nichibi-arts/ts/Y65QYVJR8L(外部リンク)

 

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2025.05.31

《作品紹介》棟方志功 妙肌韻板画柵

柳ケ瀬画廊では来月「秀作鑑賞展」を開催予定です。

展覧会の開催に向けて、作品が集まってまいりました。
香月泰男、山口薫、東郷青児、三岸節子、ローランサンなど
様々な画家の秀作を20点以上展覧いたします。

 

今回は棟方志功作品が10点以上揃いました。
棟方の絶頂期に作られた特装本「妙肌韻板画柵」からのご紹介です。

外函のたとう、限定番号のついた奥付、ご遺族の鑑題箱つきで、
編集刊行した森口太郎の名を記した板画以外は額装してございます。
いずれも22cm以内で、ご家庭で飾りやすい寸法です。

「大首の柵」をはじめ、
「白肌の柵」「背腕の柵」「人魚の柵」など女人を描いた作品ばかりで、
15点のうち4点は画家による裏手彩が施されています。

作品は15点すべて秀作鑑賞展にて展示いたします。
ご興味ございましたらぜひご覧くださいませ。

 

また、棟方先生といえば、来月より東京の日本民藝館にて、
「棟方志功展 Ⅰ」がはじまります。ⅠからⅢまでの連続展です。

二年前には生誕120年展が東京国立近代美術館をはじめ、
全国を巡回いたしましたが、東京ではそれ以来のまとまった展覧会です。
会期中には棟方志功研究をなさっているお孫さんの対談なども開かれるそうです。

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2025.05.29

6/7周辺道路の交通規制について

柳ケ瀬画廊では来月「秀作鑑賞展」を開催予定です。
6月7日(土)より近代絵画を中心にご紹介予定です。

なお、展覧会初日の岐阜市内では「御樋代木奉迎行事」も開催されます。
第63回神宮式年遷宮の重要な行事のひとつで、岐阜の中津川にある国有林から切り出されたヒノキが300km以上離れた伊勢まで運ばれるものです。このヒノキのご神木は、ご神体を納める器の材料となるため御樋代木(みひしろぎ)と呼ばれています。

岐阜市の金神社にて御樋代木をお迎えするため、当日は鼓笛隊など800名ほどが市内を歩いて行事を行います。
そのため、当日は周辺道路に交通規制が敷かれますのでお越しの際はお気をつけくださいませ。
警察署等の交通規制の詳細が入りましたら追って掲示予定ですが、恐らく商店街北側道路の民間駐車場(名鉄協商パーキング、dパーキング)には駐車可能かと思われます。ただし混雑が予想されますのでご注意ください。

交通規制は大変ですが、大変縁起の良い日に展覧会の初日を迎えることとなります。
皆様ぜひお出かけくださいませ。
御清鑑を心よりお待ちしております。

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2025.05.24

【予告】秀作鑑賞展(6/7~6/29)

柳ケ瀬画廊では常設展を開催中です。
熊谷守一作品を中心に近現代美術17点を展覧中です。

さて、来月は企画展として「秀作鑑賞展」を開催予定です。
6月7日(土)から6月29日(日)にかけて下記作家を展覧致します。

《出品作家》
熊谷守一  香月泰男  山口薫
棟方志功  東郷青児  三岸節子
ローランサン  ピカソ
(順不同・敬称略・追加変更あり)

香月泰男作品は油彩画2点、水彩1点を展覧予定です。

棟方志功作品は10点以上の板画が展覧予定です。
女性像を中心に、飾りやすいサイズの作品が揃いました。

他の作家もそれぞれの画風や「らしさ」の出た、秀作をご紹介いたします。
お時間ございましたらぜひお出かけくださいませ。

皆様の御清鑑を心よりお待ちしております。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

(追伸)
初日の6月7日は伊勢神宮式年遷宮に伴う「御樋代木奉迎行事」のため、
画廊周辺道路が大変混雑する予定でございます。
お出かけの際はどうぞお気をつけてお越しくださいませ。

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2025.05.17

《ブログ》東京国立近代美術館コレクション展(2/11-6/15)

柳ケ瀬画廊では常設展を開催しています。
熊谷守一先生の油彩画3点など近現代絵画16点ほどを展覧中です。

さて、現在東京国立近代美術館さんでは「所蔵作品展 MOMATコレクション」のなかで熊谷守一先生の《鬼百合に揚羽蝶》が紹介されています。
熊谷先生がよく用いている美しい薄青色が目を惹く油彩画です。

実際の揚羽蝶の上羽と下羽は別々に動いて羽ばたいているそうで、そうした体のつくりや動きも簡明に描きあげられている作品です。
また、熊谷作品の油彩画の多くは板に描かれていますが、この作品は珍しく紙に描かれた油彩画です。マットな質感が特徴的です。

東京国立近代美術館のコレクション展は、2階から4階にかけて多彩な作品が楽しめる展覧会で、熊谷先生以外にも岐阜ゆかりですと川合玉堂先生の作品が紹介されているそうです。
6月15日までのコレクション展です。
東京にお出かけの際はお立ち寄りになってみてはいかがでしょうか。

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

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