2024.07.31
夏季休廊のお知らせ(8/2~8/28)
夏季休廊のお知らせです。
柳ケ瀬画廊では下記期間を休廊とさせていただきます。
【夏季休廊:8月1日(木)から8月28日(水)まで】
通常営業・常設展は8月29日(木)より再開いたします。
次回企画展は「秋の秀作鑑賞展」を9月20日より開催予定です。。
熊谷守一、中川一政、三岸節子など近現代洋画15点ほどを展覧いたします。
皆様のご清鑑をお待ちしております。
柳ケ瀬画廊
2024.07.31
夏季休廊のお知らせです。
柳ケ瀬画廊では下記期間を休廊とさせていただきます。
【夏季休廊:8月1日(木)から8月28日(水)まで】
通常営業・常設展は8月29日(木)より再開いたします。
次回企画展は「秋の秀作鑑賞展」を9月20日より開催予定です。。
熊谷守一、中川一政、三岸節子など近現代洋画15点ほどを展覧いたします。
皆様のご清鑑をお待ちしております。
柳ケ瀬画廊
2024.07.24
7月の柳ケ瀬画廊は「身近な美術品展」を開催しています。
下記作家による油彩画、日本画、彫刻、版画など22作品を展覧しています。
毎週火曜日・水曜日は柳ケ瀬画廊は定休日ですが、
7月31日(水)が岐阜高島屋さんの最終営業日のため、
今月は31日まで休みなく毎日開廊いたします。
皆さまの御清鑑を心よりお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
《展示作家一覧》
・物故作家
熊谷守一(油彩画、日本画、書、版画)
香月泰男(油彩画、版画)
篠田桃紅(現代書)
日比野克彦(ミクストメディア)
前田青邨(書)
・現存作家
大森暁生(ブロンズ彫刻)
鈴木敦子(木版画)
傍島幹司(油彩画)
田村幸帆(日本画)
山中現(木版画)
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2024.07.21
7月の柳ケ瀬画廊は「身近な美術品展」を開催しています。
多彩な作家による油彩画、日本画、彫刻、版画など22作品を展覧中です。
さて、今朝放送の日曜美術館を見ておりましたら、熊谷作品が登場していました。
今回の放送の舞台は岡山にある大原美術館さんです。
同館で開かれている特別展「異文化は共鳴するのか? - 大原コレクションでひらく近代への扉 -」にあわせて、「日曜美術館 まなざしのヒント 日本近代洋画」という放送がされていました。三浦館長と美術家の森村泰昌さんをゲストに、ゴーギャンからはじまり、西洋の傑作と日本近代洋画の傑作を鑑賞しながら当時の美術を振り返るという内容です。
熊谷守一先生の描いた「陽の死んだ日」は最後に登場する作品として取り上げられていました。
1928年、熊谷先生が48歳のときに描かれた作品で、次男の陽ちゃんが肺炎で急死した際に枕元で描いた作品といわれています。熊谷先生はお子さんをかわいがっていて、陽ちゃんが亡くなったときも添い寝をして子守唄を歌ってあげていたといわれています。熊谷先生の著書『青蠅』(求龍堂)のなかでが、制作した当時のことを《次男の陽が四歳で死んだときは、陽がこの世に残す何もないことを思って、陽の死顔を描きはじめましたが、描いているうちに、”絵”を描いている自分に気がつき、嫌になって止めました。「陽の死んだ日」です。早描きで、三十分ぐらいで描きました。》と振り返っています。
感情のままにかきなぐった作品で、熊谷先生の深い悲しみが伝わってきます。
大原美術館さんでの展覧会は9月23日までの開催です。
ご興味のある方はお出かけになってみてはいかがでしょうか。
また、柳ケ瀬画廊でも現在開催中の「身近な美術品展」に熊谷作品を展示中のほか、11月には熊谷守一展を予定しています。
こちらもお時間ございましたらぜひお出かけくださいませ。
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《ご紹介したテレビ番組の詳細》
番組名 :日曜美術館 まなざしのヒント 日本近代洋画
放送日時:2024年7月21日(日)9時から
再放送 :未定(通常は翌週20時からですがパラリンピック放送の関係で延期となります)
番組公式ウェブサイト
https://www.nhk.jp/p/nichibi/ts/3PGYQN55NP
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柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2024.07.18
7月の柳ケ瀬画廊は「身近な美術品展」を開催しています。
多彩な作家による油彩画、日本画、彫刻、版画など22作品を展覧中です。
さて、少し気が早いですが毎年恒例の「熊谷守一カレンダー」の御案内です。
今月から全国書店・オンライン書店で「熊谷守一カレンダー2025」の予約が開始されました。9月12日発売予定で、柳ケ瀬画廊にも順次入荷予定です。
熊谷守一カレンダーといえば、毎年熊谷先生の猫の油彩画が表紙になっています。
今年の2024年度版では下記の『茄子と仔猫』が表紙になっていました。
来年版はどんな猫作品が表紙を飾るのか楽しみですね。
来年も従来通り、12作品を楽しめる月替わりカレンダーになるそうです。
秋以降、柳ケ瀬画廊店頭でも発売予定ですので、お気になられるかたは秋頃にお尋ねくださいませ。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2024.07.13
七月の柳ケ瀬画廊は「身近な美術品展」を開催しています。
多彩な作家による油彩画、日本画、彫刻、版画など24作品を展覧中です。
久しぶりに日比野克彦さんの作品も手に入りました。
日比野克彦さんは岐阜市出身の現代芸術家です。
東京藝術大学在学中の1980年代から段ボールを用いた作風で注目を集め、藝大ではデザイン科を卒業し、平面から立体、空間芸術まで幅広いジャンルを横断して現在も活躍しています。既存の芸術の枠を超え、地域の人たちとおこなうプロジェクトでも知られていて、岐阜市でも毎年年末に「こよみのよぶね」というプロジェクトにも関わっていらっしゃるのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
今回、新しく画廊に飾った作品はそんな日比野芸術を代表する「段ボールアート」の作品です。
2010年代に制作された作品で、「食」をテーマとして、食材の入っていた段ボールの箱にアクリル絵具でペインティングがなされています。
日比野さんは様々なプロジェクトで「食べること」を制作テーマにしていて、そのなかで、人種や地域が違っても食べるという行為は誰しも共通のことだからとお話になっていたことがあります。
今回の作品も、実際に食材の入っていた段ボール箱をベースとして、日比野さんが段ボールを切って組み合わせてアクリル絵具で着彩してアートに変化させて、食べるという行為を拡張して外へと繋げていくような明るい作品です。
額装された作品ですので、ご自宅の様々な場所に飾っていただきやすい作品でもあります。
作品は画廊で展示中です。
ぜひご覧くださいませ。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子