柳ヶ瀬画廊

柳ヶ瀬画廊

創業大正8年
熊谷守一・香月泰男・藤田嗣治など
内外洋画巨匠作品取扱の老舗画廊

   

画廊ブログ「絵画のたのしみ」

2024.05.18

《予告》香月泰男展(6/1~6/23)

次回企画展の御案内です。

六月は久しぶりの「香月泰男展」を開催いたします。

香月泰男は日本近代洋画を代表する画家のひとりです。
戦前は抒情的な構図と色彩で評価され、第二次世界大戦従軍に伴う戦後のシベリヤ抑留からの帰国後はオークルとブラックを主とした画面で作られる「シベリヤ・シリーズ」を発表し、晩年にかけては母子や花々、旅行先の風景を描いた作品などでも人気を集めました。

故郷の山口県には香月泰男美術館も建てられています。
私も訪れたことがありますが、美術館に到着する前から道沿いにオブジェが設置されていて、香月先生が描いた故郷の山々なども臨み、まち全体が香月先生の雰囲気を持っていました。

柳ケ瀬画廊で開催する今回の「香月泰男展」では15点ほどを展覧致します。
油彩画8点、グワッシュ2点、版画6点の予定です。

皆さまの御清鑑を心よりお待ちしております。
ぜひお出かけくださいませ。

6月1日からの開催予定です。

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2024.05.16

《ブログ》東京新聞さんで熊谷守一特集が組まれました

5月14日付の東京新聞さんで熊谷守一先生の特集が組まれました。
現在、豊島区立熊谷守一美術館さんで開催されている「熊谷守一美術館39周年展」にあわせた企画で、アートイラストレーターの杉全美帆子さんの優しいイラストが楽しい1/2面記事です。

杉全さんのブログで記事の内容が少し紹介されています。
http://sugimatamihoko.cocolog-nifty.com/blog/2024/05/post-5acf05.html

豊島区立美術館さんでの展覧会は6月30日までの開催です。
岐阜の美術館の作品なども借りた大規模な展覧会です。
ぜひお出かけくださいませ。

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2024.05.12

《ブログ》NHK「理想的本棚」で熊谷守一先生が紹介されました

昨日5月11日放送のNHK「理想的本棚」にて、
『熊谷守一画文集 ひとりたのしむ』が取り上げられました。

この番組は、毎回テーマにあわせて理想の本を選ぶというもので、
今回は「ひとりぼっちの孤独を感じた時に読む本」の回でした。

再放送は5月16日(木)14時35分から放送されるそうです。

番組内ではブックディレクターの幅さんが、俳優の吉岡里帆さん、司書の太田 緑 ロランスさんとともに優しい言葉で熊谷守一先生のことと、本の見どころを紹介していらっしゃいました。

紹介されていた『熊谷守一画文集 ひとりたのしむ』は、熊谷守一先生の言葉と、熊谷守一先生の油彩画や日本画などの作品が一緒に紹介されている御本なので、番組内でも作品と言葉が一緒に取り上げられていて、熊谷先生の人柄などが伝わる内容になっていました。
少し変わったドラマ仕立ての案内も新しくて面白いです。

司書の太田緑ロランスさんのおっしゃっていた「人生の面白がり方を知っている」という言葉が、この本の魅力と、今の時代に読みたくなる感じが伝わって素敵ですね。

いま、発売元の求龍堂さんのオンラインストアを見たら、さっそく売り切れていました。
まだ書店さんなどでは売られているお店もあるようなので、よろしければお探しくださいませ。
大判で、一枚ずつの作品図版が大きくて、作品鑑賞が楽しめる画文集です。
https://www.kyuryudo.co.jp/shopdetail/003000000013

 

また、熊谷守一先生の作品は柳ケ瀬画廊にて多数展示中です。
画文集を楽しまれたあとは、ぜひ実作品もご覧くださいませ。

 

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《ご紹介したテレビ番組の詳細》
番組名 :理想的本棚 君だけのブックガイド
放送日時:2024年5月11日(土)21時から
再放送 :2024年5月16日(木)14時35分から

番組公式ウェブサイト
https://www.nhk.jp/p/ts/578Q5K3X59

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柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2024.05.11

《ブログ》美術館さんの2024年度の展覧会

2024年度も始まり少しして、
美術館さんの今年度スケジュールが出揃ってまいりました。
スケジュール表を見ながら、「この展覧会に行こう」「こっちの展覧会も気になる」とワクワクしている時間が楽しいです。

愛知県美術館さんでは来年1月からパウル・クレー展、
名古屋市美術館さんでは6月から生誕130年の北川民次展、
刈谷市美術館さんでは7月から没後20年の杉本健吉展と11月から生誕150年和田英作展、
古川美術館さんでは6月から篠田桃紅展、
などなど、心躍る展覧会が予定されています。

また、洋画好きにはたまらない碧南市藤井達吉現代美術館さんでは、5月から「春陽会誕生100年 それぞれの闘い」展が、7月から「松本竣介『街』と昭和モダン」展がひらかれるそうです。
前者の春陽会の展覧会は下記のチラシも届いていました。チラシは2種類あって、岡鹿之助先生の《窓》と中川一政先生の《向日葵》がメインビジュアルになっていて、どちらも素敵ですね。

 

柳ケ瀬画廊でも6月に香月泰男展、7月に身近な美術品展、秋に熊谷守一展を予定しています。
こちらもぜひお出かけくださいませ。
皆様の御清鑑を心よりお待ちしております。

 

柳ケ瀬画廊

2024.05.10

常設展(5月)

ゴールデンウイーク休廊が明け、
柳ケ瀬画廊は本日より通常営業/常設展をおこなっています。

熊谷守一、篠田桃紅、傍島幹司ら岐阜ゆかりの画家を中心に、
15点ほどの作品を常設展示しています。

次回の企画展は6月1日より「香月泰男展」を開催予定です。

ぜひお出かけくださいませ。

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

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