2025.10.24
《ブログ》アートイベント「養老天命反転中」(養老公園)
柳ケ瀬画廊では秋の常設展を開催しています。
来週10月30日からは秋恒例の熊谷守一展を開催予定です。
芸術の秋を迎え、各地で多くのアートイベントがはじまりました。
愛知県美術館の芸術祭「あいち2025」、名古屋市美術館の藤田嗣治展、一宮市三岸節子記念美術館の岡田三郎展、三重のパラミタミュージアムでの横山大観・菱田春草展、名古屋の名都美術館の上村松園・鏑木清方などなど……多彩なイベントが目白押しでお出かけ先に迷ってしまいますね。
また、岐阜では養老公園で現代美術のイベントがはじまると告知されていました。
文化庁の「我が国アートのグローバル展開推進事業」の助成を受けておこなわれる「養老天命反転中」という企画です。

養老の滝などで知られる岐阜の養老公園には、敷地内に養老天命反転地という体験型のアートスポットがあります。現代美術家の荒川修作とマドリン・ギンズが長年探求した「天命反転」という構想を形にしたスポットで、自分の足で歩いてまわってアーティストの世界観を楽しめるようになっています。
今年は養老公園・養老天命反転地の開園30周年ということで、10月25日から11月17日にかけて岐阜出身の大巻伸嗣氏など、国内外で活躍するアーティストたちによる作品の公開などがされるそうです。
また、11月1日から3日にかけてはデイタイムのパフォーマンス(予約不要)と、夜のプレミアパフォーマンス(要予約、有料)が予定されているそうです。
イベントの詳細は下記の公式サイトをご確認くださいませ。
https://www.yoro-park.com/11917(外部リンク)
毎年夏と冬がどんどん長くなり、春と秋の心地よい時間が限られてまいりました。
過ごしやすくお出かけのしやすいこの時期に岐阜の現代アートはいかがでしょうか。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
