柳ヶ瀬画廊

柳ヶ瀬画廊

創業大正8年
熊谷守一・香月泰男・藤田嗣治など
内外洋画巨匠作品取扱の老舗画廊

   

画廊ブログ「絵画のたのしみ」

2021.01.22

《作品紹介》ピカソ 版画作品

ピカソ  版画作品が入りました。

図柄がとても良い作品です。
限定数は50部、自筆サイン入です。
額縁も上品な最高級額縁です。

ピカソをお探しのお客様は多いと存じますので、お声がけくださいませ。

市川たけよ

2021.01.21

《ブログ》愛知県美術館さんにて熊谷作品展示

愛知県美術館さんのコレクション展(常設展)に 熊谷作品がまとまって展示されています。

***
愛知県美術館 第4期コレクション展
2021年1⽉15⽇(⼟)~4⽉11⽇(⽇)

「展示室7 熊谷守一と仙厓 新年のお祝い」
「展示室8 木村定三コレクション 木村定三 利休流無作法茶会」
***

展示室7では、熊谷先生のひらがなの書「からす」「すゞめ」「かみさま」が展示されているそうです。
熊谷作品のファンとして知られる白洲正子さんがご所蔵のひらがなの書「ほとけさま」をとても大切にされて、エッセイやインタビューでよくお話になっていたこともあり、また、熊谷先生がからすの「か」とかきの「か」は違うと話していたように字にも魅力があるため、熊谷先生のひらがなの書にはファンが多いです。
柳ケ瀬画廊にもぽつりぽつりとお問合せをいただくことがございます。

展示室8では熊谷先生が絵付けをした茶器などが展示されているようです。
愛知県の瀬戸を訪れたこともある熊谷先生は、お茶碗や壺に絵付けや字をかいた作品をのこしています。柳ケ瀬画廊でも扱うことがありますが、釉薬の質感が熊谷作品を華やかにしてくれて、油彩画とも日本画とも異なる魅力があります。
先日も富士山を描いたお皿を扱いましたが、コレクターの方がお求めになられました。

ひらがなの書も、陶器作品も、人気のため現在在庫はございませんが、
もしお気になられましたら入荷しましたらご連絡申し上げることも可能です。
よろしければお知らせくださいませ。

いろいろな熊谷作品が見れる愛知県美術館さんのコレクション展、
新型コロナウイルス感染症の影響で外出自粛が続きますが、4月までの長い会期の展示ですので機会がありましたらぜひ。

詳細は下記愛知県美術館さんのウェブサイトをご覧くださいませ。
https://www-art.aac.pref.aichi.jp/exhibition/000320.html

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2021.01.16

《作品紹介》ピカソ リノカット

ピカソ リノカット 作品を展示いたしております。

お客様から 「この《 リノカット》とは何ですか?」と 時々お訊ねがよくございます。

お答えとして『昔 小学校の図工の授業で 木版画で使用する木の板の代わりに、病院の床材のようなゴム素材版に、彫刻刀で彫って 版画をつくられた記憶がございませんか?』とお伝えすると、
『ああ!あれか』と納得されます。

思い出として 子供のころ 図工の授業で、こんなゴムみたいなものを彫って 刷っても
インクはべとべとするし、うまくできっこないなどと考えていましたが、
美術の仕事に就いて、ピカソのリノカットシリーズを知って、、、、
どんな材料でも、才能ある人が使うと 素晴らしい芸術作品ができるということを知りました。

ピカソのリノカットシリーズは とても人気があり、特集本もたくさん出版されています。
作品は画廊に展示いたしておりますので、ご覧いただけますと幸いに存じます。

市川たけよ

2021.01.15

《ブログ》岐阜県美術館アートコミュニケーター

今夜1月15日(金)19時から、岐阜県美術館youtubeで生配信があるそうです。
「~ながラーオンライン募集説明会」です。

岐阜県美術館youtube 募集説明会URL
https://www.youtube.com/watch?v=Oe723H-kpnM&feature=youtu.be

〜ながラーオンライン募集説明会 日比野館長と〜ながラーに聞いてみよう!

 

「〜ながラー」はアートコミュニケーターさんのこと。
岐阜県美術館さんで、鑑賞者との対話を通して作品の楽しみを広げたり、オリジナル企画を考えたりしてアートを通じたコミュニケーションを生み出す活動のメンバーだそうです。

リニューアルオープンのときにおこなわれた第一期メンバー募集に続き、今回は第二期メンバーの募集。

柳ケ瀬画廊の店頭でも「~ながラー」募集リーフレットを置いています。
関心のある方はどうぞお気軽にお持ちくださいませ。

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2021.01.14

《作品紹介》ルオー 女の顔

新春逸品展 画廊正面に ルオー 油彩画 「女の顔」を展示いたしております。

ルオーは独特の太く黒い枠取りの作品です。
ルオーが若い頃、ステンドグラス職人のもとで修業をつんだ影響といわれていますが、
確かに濃く太い輪郭線はステンドグラスの様式のように思えます。

クリムトのきらびやかな金箔を施した数多くの作品は、
父親が彫版師、兄弟が彫刻師、彫金師であったことが、
あの美しい「接吻」「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 」へ、
日本では、加山又造の独特の様式美は、
西陣織の図案師の家に生まれたからこその芸術。

生まれ育ったた環境からのインスパイヤーは大きいですね。

ルオーの独特な縁取りと厚塗りの絵肌は 描かれた女性の人生をも描き出しているようで
観ていて飽きることはありません。

コロナで大変ではありますが、読書や映画、芸術、を楽しみながら
心穏やかに過ごし 終息を待ちたいと思います。

市川たけよ

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