柳ヶ瀬画廊

柳ヶ瀬画廊

創業大正10年
熊谷守一・香月泰男・藤田嗣治など
内外洋画巨匠作品取扱の老舗画廊

ブログ「絵画のたのしみ」

2019.04.12

吉川英治文化賞

昨日、第52回吉川英治文化賞の授賞式が帝国ホテルでおこなわれました。
昭和42年より吉川英治文学賞とともに、講談社さんが後援されている文化賞です。

文化活動に貢献した人物および団体を顕彰するために、これまでも多くの方が取り上げられてきました。

今回、その吉川英治文化賞に美術修復家の小谷野匡子さんが選ばれました。
藤田嗣治などの修復でも知られる修復家の方です。

修復というお仕事は表立って取り上げられることが多くはないですが、湿度が高く、独特の症状が起きやすい日本において、作品を保存・保全するためには欠かすことのできないお仕事です。
そうした縁の下の力持ちの方に、ライトが当たって嬉しい受賞ですね。

小谷野さんのつくられた「絵画保存研究所」ウェブサイトでは、過去の修復例や講義資料も公開されています。
ご所蔵の作品の取り扱いや、修復のお仕事に興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょうか(*^^*)

絵画保存研究所ウェブサイト
http://www.artconservation.co.jp/

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2019.04.11

岐阜市歴史博物館にて「川端康成と東山魁夷」展

先週より、岐阜市歴史博物館さんで「川端康成と東山魁夷 美と文学の森」展がはじまりました!
全国各地をまわっている展覧会で、私も気になっていたので岐阜への巡回がとても嬉しいです。

それぞれ文学者・画家として知られる川端康成と東山魁夷ですが、コレクターとしてもその眼力が知られています。
この展覧会では、そうした両氏のコレクションと、東山魁夷の作品が取り上げられていました。

川端康成は土偶や古画のコレクションをイメージされる方も多いかもしれません。
しかし、熊谷守一や古賀春江といった洋画家、草間彌生といった現代美術家の作品もコレクションされています。

東山魁夷は岸田劉生の麗子などの名品コレクションに加え、
同時代のさまざまな装丁画の仕事(自身の仕事も含めて)が展示されています。

また、岐阜といえば川端康成の初恋の君の住んでいた地でもあります。
そのため博物館の2階では、夏目漱石や太宰治、三島由紀夫、坂口安吾など、文豪たちの書簡も多数展示されていることも特徴です!
芥川龍之介に憧れていた太宰がどうしても芥川賞を受賞したくて、川端康成に懇願のために出した長い長い書簡など、ちょっとクスっとなるようなものも紹介されています。

岐阜市歴史博物館さんは岐阜公園のなかの博物館なので、散策や、ピクニックも楽しい場所です。
ちょうど桜も見頃を迎えていますし、ゴールデンウィークもありますので、春の美と自然の散策にいかがでしょうか。

下記・岐阜市歴史博物館さんの公式ウェブサイトに詳細も書かれています(^^)
http://www.rekihaku.gifu.gifu.jp/index.html

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2019.03.30

ぎふチャンアートギャラリーにて「傍島幹司展」

本日より岐阜駅直結の「ぎふチャンアートギャラリー」さんで「傍島幹司展」がはじまりました。

こちらは、岐阜放送さんが開局55周年を記念して2017年にオープンされたギャラリーです。
巨匠大家から、岐阜ゆかりの画家たちまで、通年さまざまな展示をされています。

今回は、関市在住の洋画家・傍島幹司さんを取り上げています。
傍島さんは、やわらかな色彩と光で知られる画家で、この春からはフランスでも制作をされるなど国内外で活動を続けている方です。2017年のFACE展における審査員特別賞(東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館/東京)や、2018年の個展「SWEET WOODS 傍島幹司展」(加藤栄三・東一記念美術館/岐阜市)で作品をご覧になられた方も多いのではないでしょうか。

2018年には岐阜市芸術文化奨励賞も受賞され、岐阜を代表する洋画家のひとりとなっています。

今回のぎふチャンアートギャラリーさんでも、傍島さんらしい作品が展示されていました。
春のこの時期にぴったりな色彩と構図の軽やかで瑞々しい作品ばかりです。

岐阜駅を通られる際は、少し足を延ばしてお出かけになってみてはいかがでしょうか。

詳しくは、下記ぎふチャンアートギャラリー公式ウェブサイトをご覧ください。

ぎふチャンアートギャラリー

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

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