柳ヶ瀬画廊

柳ヶ瀬画廊

創業大正8年
熊谷守一・香月泰男・藤田嗣治など
内外洋画巨匠作品取扱の老舗画廊

   

画廊ブログ「絵画のたのしみ」

2025.11.21

《作品紹介》熊谷守一 木版画 猫 蟻

柳ケ瀬画廊では「文化の日 熊谷守一展」を開催しています。
油彩画、日本画、書、版画など21作品を展示中です。

展覧会中にも熊谷先生の版画作品が色々と手にはいりました。
木版画の猫や蝶、サムホール版と呼ばれる小さなサイズの牡丹やアヤメや裸婦などがございます。
一部は店頭に飾っておりますが、出していない作品も数十点ほどございますのでお探しの作品がございましたらお気軽にお尋ねくださいませ。

また、一部の作品は柳ケ瀬画廊ウェブサイトでも販売しております。
https://yanagase.stores.jp

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柳ケ瀬画廊では長年熊谷先生の作品の調査・研究を続けてまいりまして、2007年にはご遺族や学芸員の先生方のお力をお借りして、岐阜新聞社さんから出版された『熊谷守一生前全版画集』という画集の企画制作に関わらせていただきました。

その知識を生かして、画廊では熊谷先生が生前に監修して世に出し、コンディションの良い作品のみを厳選してお売りしています。
お探しの作品等ございましたらお気軽にお尋ねくださいませ。

 

柳ケ瀬画廊

2025.11.20

《作品紹介》熊谷守一 掛軸 書

柳ケ瀬画廊では「文化の日 熊谷守一展」を開催しています。
油彩画、日本画、書など21作品を展示中です。

画廊に入って右手側の壁には掛軸の作品を4点飾りました。
掛軸の作品は、作品を壁に飾れるようにするために、裂地(きれじ)と呼ばれる織物を用いて職人の方が一点ずつ仕上げていきます。作品を見て、作品にあわせた裂地を選び表装していくため、掛軸にすることで作品の魅力が増すことも多いです。
今回の作品も金、茶、緑、青など様々な織物が墨や文字を引き立てています。

以前、勉強のために掛軸の職人の方の現場の見学をお願いしたことがあるのですが、工房の西側の壁の棚にはぎっしりと数千枚の裂(きれ)と呼ばれる織物が保管されていて、微妙なニュアンスの異なる色彩がグラデーションのように並べられていたり、金糸で縫われた繊細な模様の裂が何種類も集められていたり、まるでアート作品を見ているような魅力がありました。
そして、職人の方は持ち込んだ作品に裂(きれ)を一枚ずつあてて、少し離れて見たりもして最適の一枚を選んで表装に入っていました。

岐阜は商業掛軸で長らく有名な地域で、今でも掛軸のお店が多いです。
弊社のように作家の一点物の掛軸を扱う画廊や古美術商から、より気軽に掛軸を楽しめるようにお手頃な価格で作られたプリントものの掛軸のお店まで、市内を車で走っていると何軒も目にとまります。

掛軸の”ご当所”ともいえる岐阜でぜひ熊谷先生の掛軸作品もお楽しみいただけたら幸いです。
弊社の「文化の日 熊谷守一展」は11月24日までの開催です。
今週末の三連休も休まず開廊しておりますので、ぜひお出かけくださいませ。

 

柳ケ瀬画廊

2025.11.15

《作品紹介》熊谷守一 墨彩画 蟻

柳ケ瀬画廊では「文化の日 熊谷守一展」を開催しています。
油彩画3点、日本画8点、書6点、版画4点、合計21点を展示しています。

本展では熊谷守一先生の描いた動物の作品を多く展示しています。
登場する動物はアリ、ハチ、ねずみ、からすです。

アリは熊谷守一先生の言葉に「蟻は左の二番目の足から歩きはじめる」という有名な言葉があり、熊谷先生が生き物を観察し尽して描いた画家という意味で度々引用されるため、アリがぜひ欲しいとおっしゃられる方の多いモチーフです。
今回の作品は花とアリが描かれた作品で、桃色の花と、緑色の葉、そしてアリの青色のカラーバランスも美しい墨彩画です。何匹かのアリが描かれているため、日によって会話しているように見えたり、自由に楽しそうに歩き回っているように見えたり、その日の気候や気分で色々な見方ができる構図になっています。

熊谷先生のアリの作品はなかなか手に入らないため、柳ケ瀬画廊でも久しぶりの展示です。
ご興味ございましたらぜひお出掛けくださいませ。

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2025.11.14

《ブログ》週末の周辺道路混雑のご案内(11/16)

柳ケ瀬画廊では「文化の日 熊谷守一展」を開催しています。
油彩画、墨彩画、書など21点を展覧中です。

今週末11月16日(日)は商店街でフリーマーケットが開催されます。
毎週第三日曜日に開催の「サンデービルヂングマーケット」です。
当日はいつも周辺道路・駐車場が大変混雑いたします。
お出かけの際はどうぞお気をつけてお越しくださいませ。

なお、同日朝には「ぎふしん ウィメンズラン2025」が開催されますが、
こちらの規制は朝9時40分ごろより順次解消予定です。
そのため、画廊の開廊時間帯には周辺の規制は問題なくお越しいただけるかと存じます。

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2025.11.13

《ブログ》楽しみな展覧会 国宝源氏物語絵巻

柳ケ瀬画廊では「文化の日 熊谷守一展」を開催しています。

芸術の秋、ということで各地の美術館・画廊でも一斉に力の入った展覧会がはじまっていますね。
毎年秋はどの美術館に行こうか目移りするような楽しみがあります。

そんななか、今週末からは名古屋で注目の特別展がはじまります。
徳川美術館さんの「国宝 源氏物語絵巻」の全巻一挙公開展示です。

多くの絵師が描いた源氏物語絵巻のなかで、国宝に指定され、最古の傑作といわれるものは二種類のみで、ひとつが東急グループを興した五島家の五島美術館が所蔵する「源氏物語絵巻」で、もうひとつが徳川家の徳川美術館が所蔵する「源氏物語絵巻」です。
とても貴重な作品のためなかなか公開されず、徳川美術館でも全巻一挙公開されるのは10年ぶりです。今年が美術館開館90周年のため、特別に公開されるとのことでした。

柳ケ瀬画廊の取り扱う近現代絵画とは時代が異なる作品ですが、日本美術の中心にある構図のとり方、時間の切り取り方、場面転換の考え方など、日本美術の根底にある美はどの時代にも通じる気がいたします。
私も画廊の仕事を始めたばかりの頃、先輩に「どうすれば見る目が育ちますか」とお尋ねしたところ、「取り扱う時代の作品だけでなく、古いものから海外からあらゆる美しいものを見るといいよ。美しいということは全てに通じていて、どの時代の作品を見るときでも役に立つから」と言われたことを覚えています。それ以来、専門外の作品もジャンルを超えてみるようにしていますが、確かに時代は異なっていても通じるものを感じることは多いです。

10年ぶりの公開、お気になられましたら芸術の秋のお出掛けにいかがでしょうか^^

柳ケ瀬画廊でも11月24日まで熊谷守一展を開催しております。
よろしければこちらもあわせてぜひお出かけくださいませ。
皆様の御清鑑を心よりお待ちしております。

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

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