柳ヶ瀬画廊

柳ヶ瀬画廊

創業大正8年
熊谷守一・香月泰男・藤田嗣治など
内外洋画巨匠作品取扱の老舗画廊

   

画廊ブログ「絵画のたのしみ」

2021.06.27

《ブログ》豊田市美術館さんのモンドリアン展

柳ケ瀬画廊「ピカソ リノカット展」開催中です。

さて、豊田市美術館さんから、次回展のチラシが届きました。

「モンドリアン展 純粋な絵画を求めて」です。
来月7月10日(土)からはじまります。

日本でモンドリアンの展覧会が開かれるのは実に23年ぶり。
前回のモンドリアン展は、1998年に東武百貨店/bunkamuraさんで開催された展覧会でしたので、まとまって鑑賞できる機会は久しぶりになりますね。このあたりでは京都国立近代美術館さんが2点のモンドリアン作品を所蔵されているので、たまに所蔵品展で展示がされていました。

今回のモンドリアン展は、50点以上の作品が鑑賞できるそうです。
特に、モンドリアンの生まれ故郷・オランダにあるデン・ハーグ美術館さんからの50点の来日が楽しみです。デン・ハーグ美術館さんは世界最大のモンドリアンコレクションで知られる美術館。遺作や資料なども所蔵されていて、モンドリアンの研究などもされています。

普段、日本では見られないモンドリアン作品がたくさん鑑賞できそうで楽しみですね。

豊田市美術館さんのモンドリアン展のフライヤーは弊社店頭でも配布中です。
折って畳んで楽しいデザインです。ぜひお手にとってみてくださいませ。

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豊田市美術館ホームページ
https://www.museum.toyota.aichi.jp/

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柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2021.06.25

《ブログ》映画「モリのいる場所」がamazonプライムに登場しました

熊谷守一先生の晩年を取り上げた映画《モリのいる場所》が、
amazonプライムビデオで配信スタートいたしました。

監督は沖田修一さん、
主演/熊谷守一役に山﨑努さん、
奥様の熊谷秀子役に樹木希林さんを配した映画です。
2018年に公開されました。

詳しくはamazonプライムビデオ「モリのいる場所」のページをご覧くださいませ。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B07KPQGY7K/ref=atv_dp_share_cu_r

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2021.06.21

《ブログ》内藤記念くすり博物館さんに出かけてまいりました

内藤記念くすり博物館に出かけてまいりました。
岐阜県各務原市にあるエーザイ川島公園内にある博物館です。

ちょうど「2021年度 企画展 日本人を苦しめた感染症と新型コロナウイルス感染症」が開催されていました。
古くから日本人を苦しめてきた「はやり病」の歴史を振り返りつつ、近年のSARS、MERS、新型コロナウイルス感染症などの病について、パネルや図版、資料で丁寧に説明されています。

また、こちらの博物館は企画展もとても面白いのですが、常設展もおすすめです。
古い民間信仰を描いた日本画や厄除けのお守りから、薬売りの文化まで、マネキンでの当時の様子の再現コーナーなども設けて展示がされています。大人が見ても楽しいですし、お子さん連れでも薬についていろいろ学べて面白い館です。

敷地内には薬草園も。
ちょうど紫陽花が綺麗に咲いていました。

現在、新型コロナウイルス感染症の影響で公開日などが通常と異なることもあるようです。
お出掛けの際は、事前に同館のホームページをご確認くださいませ。

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内藤記念くすり博物館ホームページ
http://www.eisai.co.jp/museum/index.html

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2021.06.17

《ブログ》展覧会期 延長のお知らせ

展覧会の会期延長のお知らせです。

現在開催中の「ピカソ リノカット展」につきまして、
【7月11日(日)まで会期延長】と変更させていただきます。
(火曜水曜休廊、10時~18時)

尚、岐阜県に発令されていた「まん延防止等重点措置」は6月20日で解除されますが、柳ケ瀬画廊では引き続き感染対策を行って皆さまをお待ちしております。
お時間ございましたらぜひお出かけくださいませ。

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

 

2021.06.16

《ブログ》岐阜県現代陶芸美術館さんに出かけてまいりました

岐阜県現代陶芸美術館に出かけてまいりました。
岐阜県岐阜市にある陶芸の美術館です。磯崎新さんの美しい建築も魅力の館ですね。

企画展「Human and Animal 土に吹き込まれた命」がひらかれていました。
この展覧会は「人と動物」をテーマにして、次の五人の作家の約100作品をとりあげた展覧会です。ベス・カヴェナー(アメリカ)、スーザン・ホールズ(イギリス)、奈良美智(日本)、ステファニー・クエール(イギリス)、キム・シモンソン(フィンランド)。

陶芸というと、この日も常設展示で紹介されていた荒川豊蔵や富本憲吉といった陶芸家たちの技巧の美しさに目を奪われることが多いですが、この展覧会では、「土」という素材そのものの根源的な魅力を改めてみせられた展示でした。
5人の作家の作品が組み合わされる展示ではなく、5つの個展がつぎつぎ鑑賞できるスタイルです。
同じ土を用いていても、こんなにもいろいろなことができるんだとワクワクさせられて、陶芸のジャンルが現代アートの舞台でも多くの可能性や未来を持っていると感じられる内容でした。

人類学者の山極寿一さんとのコラボも、鑑賞や作陶のちょっとした手引書のようで面白かったです。

夏にはがらりと雰囲気を変えて「岩田色ガラスの世界展」がひらかれるそうです。
町田市立博物館さんのコレクションが来るそうで、こちらも楽しみですね。

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

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