2022.02.13
《ブログ》日本近代洋画の名作展(パラミタミュージアム)
柳ケ瀬画廊では「2月の常設展」を開催しています。
3月には東京で「アートフェア東京 熊谷守一・篠田桃紅展」を、
4月には画廊で「ぎふゆかりの作家たち 熊谷守一・篠田桃紅展」を開催予定です。
また、今週からは三重県で2点の熊谷守一作品の展示もはじまりました。
三重県三重郡菰野町のパラミタミュージアムで開催されている「ひろしま美術館コレクション 日本近代洋画の名作展」という展覧会で、熊谷守一《瓜》《薔薇》が出品されているそうです。
パラミタミュージアムさんは岐阜市から1時間半ほどの距離にある美術館で、長快の仏像から陶芸、絵画まで幅広い収蔵作品と展覧会で知られる館です。パラミタガーデンというお庭も素敵で、散策を楽しまれる方の姿もよく見かけます。


今回の展覧会は、広島にある「ひろしま美術館」の名品を集めた展覧会です。
「ひろしま美術館」は広島銀行さんが百周年を記念して設立した美術館で、国内外の油彩画を中心とした名品揃いの美術館として知られています。私も、コロナ前に広島出張があると時間をみつけては立ち寄って名画を楽しませていただいた思い出のある美術館です。
ゴッホ、モネ、ピカソ、マティスなどの海外作品も名品揃いですが、日本洋画も名品を揃えていて、熊谷守一、岸田劉生、黒田清輝、鴨居玲などの作家のそれぞれの名品が収蔵されていることが特徴です。
今回はその日本洋画の名品が三重で出張展示されているようです。
コロナで海外からの借用が難しいためか、最近は国内美術館の名品を他の地方で展示する美術展をよく見かけますね。いつもは広島まで行かないとみられない名品が東海地方で鑑賞できてとても嬉しいです。
来月下旬までの開催です。
春のお出かけにいかがでしょうか(*^^*)
***展覧会詳細***
展覧会名:ひろしま美術館コレクション 日本近代洋画の名作展
展覧会期:2月11日(金・祝)から3月28日(月)まで
展覧会場:パラミタミュージアム(三重県)
パラミタミュージアム・公式ウェブサイト
https://www.paramitamuseum.com/
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2022.01.31
《ブログ》新春逸品展、終了いたしました
昨日、今年の新春逸品展が会期を満了いたしました。
会期中にお出かけいただきました皆さま、
お問合せをいただきました皆さまに厚く御礼申し上げます。
2月は常設展の予定です。
その後、3月11日から13日にかけて「アートフェア東京2022」に出展予定です。
今年は岐阜ゆかりの熊谷守一先生と篠田桃紅先生による二人展の予定です。
こちらでも皆さまの御清鑑をお待ちしております。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2022.01.30
《ブログ》新春逸品展は本日最終日です
開催中の「新春逸品展」が本日最終日を迎えました。
下記の作家による19作品を展覧中です。
皆様のご清鑑を心よりお待ちしております。
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熊谷守一 黒田清輝 梅原龍三郎 中川一政
三岸節子 絹谷幸二 舟越桂 元永定正
里見勝蔵 須田国太郎 山口薫 山口長男
麻生三郎 脇田和 難波田龍起 浅野弥衛
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柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2022.01.29
《ブログ》新春逸品展は30日までの開催です
開催中の「新春逸品展」もいよいよ明日1月30日(日)までの会期となりました。
土曜日曜も通常通り開廊しております。
お時間ございましたらお出かけくださいませ。
引き続き下記の作家を展示しています。
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熊谷守一 黒田清輝 梅原龍三郎 中川一政
三岸節子 絹谷幸二 舟越桂 元永定正
里見勝蔵 須田国太郎 山口薫 山口長男
麻生三郎 脇田和 難波田龍起 浅野弥衛
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皆様の御清鑑を心よりお待ちしております。

柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2022.01.28
《作品紹介》熊谷守一
柳ケ瀬画廊では新年恒例の「新春逸品展」を開催中です。
展示作品の中から、毎日1作家、お薦めの作品とともにご紹介しています。

柳ケ瀬画廊では 今回の展覧会でも熊谷守一先生の作品を飾っています。
先代社長が 交流のあった武者小路実篤先生から熊谷守一先生をご紹介いただいた日から今日まで、熊谷先生の生まれた岐阜の地の画廊として多くの作品を扱い、いつも画廊には熊谷作品をなにか展示するようにしている画家です。
熊谷先生は1880年に岐阜県恵那郡付知村、現在の岐阜県中津川市付知町に生まれました。
いまも同地では熊谷先生の顕彰のため、熊谷守一つけち記念館さんが運営されています。
中津川市で生まれた熊谷先生でしたが、お父様の熊谷孫六郎氏が実業家であり政治家である人物で、岐阜市に市制が敷かれた際には初代岐阜市長となっていることもあり、3歳になると岐阜市に移って暮らし始めます。柳ケ瀬画廊から北に10分ほど歩くと、図書館複合施設の「みんなの森 ぎふメディアコスモス」がありますが、その西のあたりに当時の熊谷邸はあったようです。
そのため、熊谷先生のエッセイを読んでいると金華山や長良川など、岐阜の地名が回想のなかで登場します。
弊社のある柳ケ瀬地区にも学友が暮らしていたそうですので、よく遊びにいらしていたかもしれませんね(*^^*)
その後、17歳で上京すると幼少期から心惹かれていた絵の道にすすむと、東京美術学校を首席で卒業します。卒業後も文展で褒状を受けるなどして活躍していましたが、思うところがあったようで30歳から35歳を郷里・付知に戻って山のなかで暮らしたりしています。
そして、気持ちの整理がついたとして再上京すると、フォーヴ風の荒々しいタッチの作品などで団体展に出品をつづけ、56歳のときには赤い輪郭線の作品を、70歳になると赤い輪郭線と簡明な色面による「モリカズ様式」にたどり着きました。
熊谷先生が亡くなってから40年以上が経ちました。
しかし、今でも作品には新鮮で瑞々しいよろこびが感じられます。
アートフェアに出展しているとたまに海外の方から「このクマガイモリカズという画家はどこにいますか、会いたいです」と声をかけられます。もう40年以上前に亡くなっていますよと答えると驚かれます。
日本の方たちには熊谷先生はよく知られていますが、海外の方にとってはまだ初めて出会うとする方が多く、前情報なしに作品そのものと向き合うと現代の画家のような感覚を覚えるようです。今も古さを感じず、魅力を放ちつづけている作品の魅力が再実感できて、毎回とてもうれしい体験です。
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会期中、展示作家16名を毎日ご紹介していたブログも本日ですべてとなりました。
改めて各作家の人生や魅力が感じられて、私自身も楽しい毎日でした。
展覧会は明後日1月30日(日)まで開催しております。
お時間ございましたらぜひ鑑賞にお出かけくださいませ。
皆様の御清鑑を心よりお待ちしております。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子