2021.02.19
《作品紹介》熊谷守一 おひなさま
2月の「節分」が過ぎ、3月といえば「ひな祭り」
熊谷守一先生 シルクスクリーン作品 おひなさまの図の「折雛」作品が入りました。
50年以上前の作品ですので、やけで 赤色と黄色が薄くなっているのが残念です。
直射日光があたりますと 黄色・桃色はどうしても薄くなりやすいです。
お正月が過ぎますと、「折雛」作品のお尋ねがございますが なかなかお探しができませんでした。
木地の額縁に入れましたので、控えめで上品な雰囲気です。
スーツから着物に着替えるように
お部屋の絵画を掛け替えるだけで がらりと佇まいが変わるのが 楽しいです。
お探しの方がいらっしゃいましたら お声がけくださいませ。
市川たけよ
2021.02.18
《ブログ》雪のなか開廊中です
本日の岐阜市は朝から牡丹雪が舞っていました。
柳ケ瀬画廊からほど近い、商売の神様・金神社さんも雪化粧をしています。
岐阜市内でここまで降るのは久しぶりでございますね。
柳ケ瀬画廊では通常通り開廊しております。
常設展にて国内外油彩画作品を紹介中です。
お足元の悪いなかではございますがすが、よろしければお出かけくださいませ。
皆さまのご来廊を心よりお待ちしております。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2021.02.15
《ブログ》市役所前にドナテッロ
市役所に出かけた帰り、
時間があったので以前から気になっていたライオン像を見てきました。
岐阜市役所前のバス停の後ろにあるライオン像です。
高い台の上にライオンが鎮座しています。
プレートを見るとドナテッロ《マルゾッコ像》と書かれていました。
姉妹都市フィレンツェから贈られたそうです。
オリジナルはヴェッキオ宮殿に置かれている彫像でしょうか。
初期ルネサンスの彫刻の名手が身近に感じられる場所にあって驚きですね。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2021.02.14
《作品紹介》加藤東一 木版画
画廊の一部を展示替えいたしました。
久しぶりに加藤東一先生の版画3作品を飾っています。
鵜飼、富士、お花。木版画とリトグラフでご案内しています。
この頃、柳ケ瀬周辺でマンション建設が進んでいるためか、マンションに飾る版画作品をお探しの方の来店が増えてまいりました。
飾る場所や、お好きな雰囲気など、お話をしながら作品をご案内しておりますが、よくご要望をいただくことが「せっかくなので地元の作家さんを」というお声です。地元の画廊としてとても嬉しいお言葉です。
岐阜出身の画家は、熊谷守一先生をはじめたくさんいらっしゃいますが、なかでも加藤東一先生は、柳ケ瀬画廊から歩いて5分ほどの場所のお生まれです。
十六銀行柳ケ瀬支店さんの横を通り、美殿町の通りを歩いていくと「加藤栄三東一生誕乃地」という記念板も設置されています。
また、金華山のロープウェイ乗り場のすぐちかくには、加藤栄三・東一記念美術館もございます。
店頭の入口の棚上には、加藤東一先生の版画のほか、地元ゆかりの作家の作品を特集しています。
お時間ございましたら、お出かけくださいませ。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2021.02.13
《ブログ》梅林公園(旧・篠ヶ谷園)
柳ケ瀬画廊から歩いて15分ほどの場所に「梅林公園」があります。
途中には日本画家の土屋禮一先生が天井画を手掛けた「瑞龍寺」さんもあります。
この梅林公園には、約50種類1300本もの梅の木が植えられています。
毎年2月に「ぎふ梅まつり」が開かれていて、ご存知の方も多いかもしれません。
今年はコロナの影響で梅まつりは中止になってしまいました。
しかし、早咲きの梅から徐々に開花がすすんできていました。
コロナが気持ちが塞ぎがちな日に、お散歩してみてはいかがでしょうか。
(撮影日:2021年2月7日)
ちなみにこの「梅林公園」、もともとの名前は「篠ヶ谷園」といいます。
土地の名士・篠田祐介氏の私有地であったところ、
同氏が1872年に整備し、1881年から一般の人々に開放されました。
明治から140年もの歴史がある公園なんですね。
ぎふの町の歴史や文化の流れも感じられます。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子