柳ヶ瀬画廊

柳ヶ瀬画廊

創業大正8年
熊谷守一・香月泰男・藤田嗣治など
内外洋画巨匠作品取扱の老舗画廊

   

画廊ブログ「絵画のたのしみ」

2020.06.20

《ブログ》岡本太郎賞

6月中旬となり、画廊の仕事も増えてきました (#^.^#)
お客様もいつも通りいらしていただけるようになり、ありがたいことです。

今年も「TARO賞」(第24回 岡本太郎現代芸術賞)のご案内が届きました。

コロナで発表の場が減った分、エネルギーが溜まり
爆発のパワーで製作し、チャレンジされてはいかがでしょうか。

応募パンフレットは画廊店頭に設置してございます。

柳ケ瀬画廊 市川たけよ

2020.06.18

《作品入荷》熊谷守一木版画「桜」

熊谷守一先生 生前木版画 「桜」「黒つぐみ」「あじさいと鶏」が入りました。
どの作品も2年ほど入手できなかった人気の作品です。

お探しの方がいらっしゃいましたら お声がけいただけますとありがたいです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

柳ケ瀬画廊 市川たけよ

2020.06.13

《ブログ》常設展を開催しています

画廊は常設展ですが、
コロナでこの二か月程は 仕事に追われることなく充実した日々を送っています

忙しいという字は 「心」と「亡」で慌ただしい時間を現しているのですが
暇という字は、「日」と「叚(カ)」でたっぷりの時間を表していると学んだことがあります。
念の為調べてみましたがやはり
※「叚(カ)」は、「霞」という字の下半分と同じ。
この「叚」という文字が岩石を切り取ろうとする様子を表し、磨きをかける前の原石のようなものを示しているて「未知数で、大きなもの」。そこから、制約のない茫洋とした時間、「暇」を意味する漢字になったといいます。(白川静博士)

これまで経験したことのない 長い「暇」。
大学時代にアルバイトして買った『世界美術全集』を文明の始まりからゆっくり読んでいます。
また、スターチャンネルに加入して 大好きな映画三昧。
名作映画は ワンカット・ワンカットが絵画の構図のお手本のような一コマばかりです。
思わず一時停止をして、「この風景は油彩画で描いたら綺麗にまとまる。」「テーブルと花瓶と置物のバランスの素敵なこと。」などと考えながら何度も巻き戻しながら映画を見ていました。
画家さんと車ででかけると、ガラス越しに 手で四角をつくって「ここの風景はいい」と考えるのと似ています。

茫洋とした時間も6月に入り 終わりを迎えて、作品点検の仕事も増えてきました。
新しい作品との出会いはいつも心が躍ります。
少しずつ 新しい作品がはいりつつある柳ケ瀬画廊にお出かけください。

柳ケ瀬画廊 市川たけよ

2020.05.31

《ブログ》作品買取

新型コロナはまだまだ心配ですが、少しずつお客様がいらしていただけるようになりました。
換気をフル回転させて、従業員はマスクにて接客いたしております。

また、このひと月ほどは ステイホームで自宅の片づけをされた方も多かったためでしょうか
作品の買取ご相談を数多くいただいています。
ご売却のご相談歓迎いたします。

柳ケ瀬画廊 市川たけよ

2020.05.29

《作品入荷》熊谷守一 つばめ

熊谷守一 シルクスクリーン「つばめ」の作品が入りました。

5月に入り 街のあちらこちらで 巣作りに元気で飛び回っている 「つばめ」をみかけることが多くなりました。
スマートな体で 尾がピーンとカッコよく跳ね上がっている「つばめ」。
上着の後ろの下の方が割れて、つばめの尾のように見えることから、
男子用の礼服は燕尾服といわれますが、礼服を着た鳥は「つばめ」はおしゃれな鳥です。

眼の前をあっという間に通り過ぎて行ってしまうので、じっとその姿を観察することは
なかなか難しいですが、熊谷先生は 蟻を観察した時のように
何日も観察を続けて、描かれたのかと思われます。

また、「つばめ」は神様のお使いともいわれ、燕が家に巣をかけると、家が繁盛する・病人が出ない・吉事がおこるなどと言われることから
お祝い事の贈り物にもお使いいただくことも多いです。

作品は「つばめ」のスマートな形と美しさ、素早く飛ぶスピードが感じられる素敵な作品です。
ウィンドウに展示いたしますので、柳ケ瀬にいらしたらご覧くださいませ。

柳ケ瀬画廊 市川たけよ

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