2020.10.31
《ブログ》岐阜新聞さんにご紹介いただきました
本日(10月31日)付の岐阜新聞さんで、
開催中の「文化の日 熊谷守一 前田青邨 川合玉堂展」を取り上げていただきました。
熊谷守一先生、前田青邨先生、川合玉堂先生といえば
岐阜の近代洋画日本画を代表する三巨匠です。
ただ、油彩画と日本画というジャンルの違いもあって、
今回の展覧会のように名品を並べてみる機会は地元でもすこし珍しいかなと思います。
本展では油彩画家の熊谷先生の日本画作品も展示していますので、それぞれの画家の絵の特徴や魅力をぜひ見比べて楽しんでご鑑賞いただけましたら幸いです。
いよいよ冬の寒さも厳しくなってまいりました。
岐阜市内もコートが必要かなと感じる冷え込みですので、お越しの際はお気をつけくださいませ。
皆さまの御清鑑を心よりお待ちしております。
柳ケ瀬画廊 市川えいこ
2020.10.29
文化の日 熊谷守一 前田青邨 川合玉堂展(10/29-12/13)
本日より新しい展覧会がはじまりました。
「文化の日 熊谷守一 前田青邨 川合玉堂展」です。
例年、この時期は「文化の日 熊谷守一展」を開催しておりますが、
今年は前田青邨先生と川合玉堂先生の名品が揃いましたので三巨匠展となりました。
熊谷先生と青邨先生はともに岐阜県出身、
玉堂先生は愛知県のご出身ですが幼少期は岐阜市で過ごしていらっしゃるので、
岐阜ゆかりの展覧会にもなっています。
油彩画と日本画という技法の違いもあり、岐阜ゆかりという共通点もありながら意外に同時に並べて鑑賞する機会が少ない三巨匠かなと思います。
画廊は作品との距離も近く、よりそれぞれの画家の特徴や魅力も比べて楽しんでいただけると思いますので、ぜひお出かけくださいませ。
皆さまの御清鑑を心よりお待ち申し上げております。
(展覧会詳細)
名称 文化の日 熊谷守一 前田青邨 川合玉堂展
会期 10月29日(木)~12月13日(日)火曜水曜休廊、10時~18時
会場 柳ケ瀬画廊(岐阜県岐阜市柳ケ瀬通3-21)(058-262-3481)
2020.10.27
《ブログ》自由学園さんの熊谷守一展
久しぶりに東京で熊谷守一先生の展覧会が企画されています。
東京都豊島区にある自由学園明日館さんでの小規模ですが可愛らしい熊谷展です。
展覧会名は「熊谷守一生誕140年記念 熊谷守一のアトリエにあったもの展」です。
豊島区さんには豊島区立熊谷守一美術館さんがあって、いつも熊谷作品が常設展示されています。
今回は、同じ豊島区内で展覧会名の通り「熊谷守一のアトリエにあったもの」を展示しているそうです。
熊谷の没後、アトリエには様々なものが遺されていたそうです。
家族ですらあまり入ることのできなかったアトリエ、たぶん熊谷さんが好きなものや絵を描く時に近くに置いておきたかった特別なものを置いていたのかなと思います。
会場では熊谷の晩年を撮影した写真(藤森武さん撮影)もあわせて鑑賞できるそうです。
ちょうど豊島区立熊谷守一美術館さんから自由学園明日館さんの距離は歩いて25分ほど。
秋の美術散歩として素敵なコースになりそうです。
詳細は下記の施設ウェブサイトをご確認ください。
(展覧会詳細)
名称 熊谷守一生誕140年記念 熊谷守一のアトリエにあったもの展
会期 10月27日(火)~11月1日(日)
会場 自由学園明日館さん(https://jiyu.jp/)
柳ケ瀬画廊 市川えいこ
2020.10.26
《予告》熊谷守一 前田青邨 川合玉堂展
次回の展覧会のお知らせです。
柳ケ瀬画廊では、10月29日(木)より
「熊谷守一 前田青邨 川合玉堂展」を開催いたします。
熊谷守一先生と前田青邨先生はともに岐阜県中津川市出身、川合玉堂先生は愛知県のご出身ですが幼少期は岐阜市で過ごしていらっしゃるので、三画家ともに岐阜と深いゆかりのある人物です。
柳ケ瀬画廊は洋画を専門にする画廊ですが、青邨先生も玉堂先生も地元というご縁もあり、全国的にもファンが多いため、よく取扱う画家のひとりです。
今ほど展示作業が終わりましたが、青邨先生の群青色の美しい日本画、玉堂先生の蓬莱山の春を描いた風景画が揃い、画廊のなかに澄んだ空気が広がっていくような気がします。
一ヶ月半ほどの長い展覧会ですので、岐阜ゆかりの三人の画家の競演にぜひお出かけくださいませ。
皆さまの御清鑑を心よりお待ち申し上げております。
(展覧会詳細)
名称 熊谷守一 前田青邨 川合玉堂展
会期 10月29日(木)~12月13日(日)火曜水曜休廊、10時~18時
会場 柳ケ瀬画廊(岐阜県岐阜市柳ケ瀬通3-21)(058-262-3481)
2020.10.26
《ブログ》荻須記念美術館さんの牛島憲之展
愛知県の稲沢市荻須記念美術館さんで展覧会がはじまりました。
特別展「牛島憲之展 府中市美術館コレクション」です。
私も二日目の講演会にあわせて出かけてまいりました。
初期から晩年にかけての牛島作品が約50作品ほど展示されていて、東京美術学校時代の自画像から、初期の鮮やかな貝焼き場などの作品、ファンの多いタンクや鉄塔といった工業的なモチーフ、晩年の抽象画にも見え売る風景画….とても楽しい時間です。
講演会では、牛島さんが当時どんな人で、どんな暮らしだったかなどが伝わりました。
熊本の生家の近くに白川という川が流れていたため、生涯水の絵が多いこと、
牛島さんのお名前の「牛」をもじったのか、牛が作品にたびたび登場すること、
絵画には「満ち潮」でこちらに感動を与えて迫ってくる絵と「引き潮」でこちらをぐっと引きこんでくる絵があって牛島さんは後者だということ、
お話を伺ってから展示室に行くと、講演会前とは違った表情で面白かったです。
牛島さんの作品は、普段は府中市美術館さんのなかにある牛島憲之記念館に多く収蔵されています。
東京まで行かないとみられない作品が、今回近くでたくさん見られて貴重な機会かなと思います。
いま柳ケ瀬画廊には牛島さんの作品はありませんが、しばしば扱う好きな画家のひとりです。
取り扱いのときはまたブログでもご紹介いたします。
(展覧会詳細)
名称 令和2年度特別展 牛島憲之展 府中市美術館コレクション
会期 10月24日(土)~12月6日(日)
会場 稲沢市荻須記念美術館さん http://www.city.inazawa.aichi.jp/museum/
柳ケ瀬画廊 市川えいこ