2019.09.07
銅版画制作教室
画廊の仕事をしていて、お客様から
「リトグラフってなんですか?」「銅版画は木版画とどう違うのですか?」
と 版画の技法についてのお尋ねがよくございます。
木版画は美術の授業で体験してらっしゃるのですが、
リトグラフ・シルクスクリーン・銅版画はご存じない方が多いです。
お客様には簡単にご説明するのですが、一番いい方法が実践です!
こちらをご覧ください(#^.^#)
銅版画の体験教室「金華山の麓の町屋カフェで 体感!銅版画の世界」
一般の人向けの版画教室ですので、薬品を使わずひっかきだけの銅版画指導だと思いますが
誰でも楽しく作品制作できる技法ですので、お薦めです。
ペットの動物を描いたり、銅版画の巨匠 浜口陽三を真似て
イチゴやブドウのような果物を描いたり
銅版画の特性を生かした作品制作がお薦めです。
プレス機から作品を取り出す瞬間は、陶芸家が窯から出した焼き物と出会う瞬間と似ていると思います。
美術の秋はこれからです。
鑑賞だけではなく いろいろな方法で美術を楽しみください (#^.^#)
市川たけよ
2019.09.01
難波田史男
難波田史男先生の作品が入りました。
作品がとても素敵でしたので、画廊の入ったすぐの壁面に展示しましたら
ちょうど、難波田をお探しの方が画廊におみえになって、ご売約となりました。
以前美術館でご覧になられてから、難波田史男先生の作品を探していらしたそうですが
なかなか作品に出合うことがなかったそうで、偶然の出会いでを喜んでいただけました。
2012年に東京のオペラシティアートで 難波田史男の15年展が開催されて
作品に魅せられた方も多くいらっしゃるかのではないでしょうか。
今日から九月、爽やかな季節にギャラリー巡りをお楽しみくださいませ。
市川たけよ
2019.08.25
《ブログ》中津川市の文化講座
講座名:前田青邨・熊谷守一の画業~『線』について考える~
日 時:8月31日(土)13:30~15:00
場 所:中津川文化会館 多目的研修室
講 師:原 益彦氏(中津川市学芸員)
受講料:300円
内 容:
流麗な青邨の線、シンプルな守一の線。その「魅力」と「同一性」を明らかにします。(中津川市広報twitterより抜粋)
詳細は中津川市文化会館さんの公式ウェブサイトをご覧くださいませ。
http://n-bunka-kaikan.seesaa.net/
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2019.08.24
日曜美術館アートシーン(熊谷守一展)のお知らせ
明日8月25日朝9時45分からNHK Eテレ「日曜美術館アートシーン」にて、
静岡県立美術館さんにて開催中の「熊谷守一 いのちを見つめて」展が紹介されるそうです。
9時から放送される「日曜美術館」でも、岐阜出身の原三溪が特集されるようです。
明日の岐阜づくしの日曜美術館、朝の楽しみにいかがでしょうか。
詳細は下記の「日曜美術館」公式ウェブサイトをご確認ください。
https://www4.nhk.or.jp/nichibi/
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2019.08.23
《ブログ》矢橋六郎モザイク作品
岐阜県大垣市出身の洋画家・矢橋六郎をご存知でしょうか。
熊谷守一と同じ東京美術学校西洋画科に学び、梅原龍三郎に師事し、山口薫や村井正誠らとともに自由美術家協会やモダンアート協会を結成した洋画家です。
現在、静岡県立美術館さんにて熊谷守一展がひらかれています。
会場のお隣にある静岡県立中央図書館に矢橋さんの作品があると知り、立ち寄ってまいりました。
矢橋六郎「天地創造」(1969年制作、モザイク壁画)です。
色とりどりのモザイクのピースが巨大な壁画を作っています。
昨年末には大垣市がモザイク壁画の調査プロジェクトもおこなっていました。市役所さんが公開している作品リスト(http://city.ogaki.lg.jp/0000042836.html)を見ると数の多さに驚かされます。
弊社の近くにも、岐阜市文化センターさんのモザイク壁画「山紫水明」(1984年)が矢橋作品として現在も残されていますね。
静岡にお出かけの際は、矢橋作品も鑑賞に足をのばされてはいかがでしょうか(*^^*)
柳ケ瀬画廊 市川瑛子