2020.11.14
《作品紹介》熊谷守一 陶皿
熊谷守一 陶皿 が入りました。
といっても、お皿は陶芸家 安藤先生の制作で、絵付けを熊谷先生がされた作品です。
紙に描く作品とは違い、陶器に描く墨彩画。
絵付けの時の色と焼きあがった色とは ずいぶん違うと思いますので
窯から作品をとりだし 焼きあがった皿を見た時に
先生はとても楽しかったのではないかなと 想いを巡らせます。
これまで、数点陶器の作品は取り扱っていますが、
コレクターのお客様のコレクションに加えていただいています。
お探しの方がございましたら、お声がけくださいませ。
柳ケ瀬画廊 市川たけよ
2020.11.09
《ブログ》駐車場混雑のお知らせ(10/11-13)
柳ケ瀬地区の駐車場混雑のお知らせです。
今週11月11日(水)から15日(日)の5日間、
岐阜市さんの「トランジットモール2020」が開催されます。
この5日間、下記の柳ケ瀬商店街西側の道路が歩行者天国になります。
柳ケ瀬画廊は水曜はお休みですが、もし12日(木)から15日(日)にお越しをご検討のお客様は駐車場の混雑にお気をつけてお出かけくださいませ。
詳細は下記岐阜市役所ウェブサイトをご覧ください。
https://www.city.gifu.lg.jp/39348.htm

2020.11.02
《ブログ》広島・奥田元宋・小由女美術館さんの熊谷守一展
芸術の秋に、広島県で熊谷守一先生の回顧展がひらかれます。
会場は広島県三次市にある奥田元宋・小由女美術館さんです。
日本画家の奥田元宋先生と、人形作家奥田小由女先生のご夫妻の名前を冠して、元宋先生の生まれ故郷の広島県三次市に建てられた美術館です。奥田小由女先生は先日、令和2年度の文化勲章受章が発表もされましたね。
建物の設計は柳澤孝彦先生です。
MOA美術館や、真鶴町立中川一政美術館、東京都現代美術館など、美術ファンの方にとってはおなじみの館もあるのではないでしょうか。
その美術館でひらかれる熊谷守一展は、代表的な油彩画、日本画、書およそ150点が展覧できるそうです。チラシにも《牝猫》や《鬼百合に揚羽蝶》、《アンセリユーム》など、人気の作品が掲載されていますね。
詳細は下記の施設ウェブサイトをご確認ください。
(展覧会詳細)
名称 開館15周年記念 生誕140年周年 熊谷守一展 わたしはわたし
会期 11月3日(火・祝)~12月20日(日)
会場 奥田元宋・小由女美術館さん(http://genso-sayume.jp/)

柳ケ瀬画廊
2020.11.01
《ブログ》無欲であり続けること
仏教学者 佐々木閑氏が日経夕刊新聞にエッセーを書いていらして、毎週楽しく拝読しています。
前回 「才能も諸行無常」のエッセーが心に残りました。
佐々木氏のお母さまは 文学がお好きで わが子に才能を感じていらしたのかもしれませが、 佐々木氏は幼い頃から詩や日記を書くことを強要され、嫌で嫌でたまらなかったそうです。
その抵抗の気持ちを糧に詩を書いたそうですが、
母親が佐々木氏の作品を投稿したところ、まずコンクールで佳作を、
そして 小学五年生には 全国最優秀賞、総理大臣賞・文部大臣賞・賞金10万円 スポンサー東洋紡さんからは母校へのカーテン寄付をいただけたそうです。
その時 佐々木氏は『こんなにもらえるのならもっとがんばろう』と思った、、、とたん、
詩が全く書けなくなり 以降50年 詩が書けなくなったそうです。
詩も絵画も 生涯この世の欲とは 別な世界にいないと 才能は欲に呑まれて泡のごとく消えてしまうものなのか。。。
熊谷守一という画家は稀有な人だったのだなと納得した一日でした。
PS 佐々木氏のエッセーには とても豊かな表現が魅力で、本人の才能はもちろんですが、
お母様の教育の賜物という気がいたします (#^.^#)
柳ケ瀬画廊 市川たけよ
2020.10.31
《ブログ》岐阜新聞さんにご紹介いただきました
本日(10月31日)付の岐阜新聞さんで、
開催中の「文化の日 熊谷守一 前田青邨 川合玉堂展」を取り上げていただきました。
熊谷守一先生、前田青邨先生、川合玉堂先生といえば
岐阜の近代洋画日本画を代表する三巨匠です。
ただ、油彩画と日本画というジャンルの違いもあって、
今回の展覧会のように名品を並べてみる機会は地元でもすこし珍しいかなと思います。
本展では油彩画家の熊谷先生の日本画作品も展示していますので、それぞれの画家の絵の特徴や魅力をぜひ見比べて楽しんでご鑑賞いただけましたら幸いです。
いよいよ冬の寒さも厳しくなってまいりました。
岐阜市内もコートが必要かなと感じる冷え込みですので、お越しの際はお気をつけくださいませ。
皆さまの御清鑑を心よりお待ちしております。

柳ケ瀬画廊 市川えいこ