2019.10.10
文化の日 熊谷守一展
今年も恒例の「文化の日 熊谷守一展」がはじまりました。
ご案内状にも掲載しております「鬼百合に揚羽蝶」「とのさま蛙」をはじめ
油彩画・墨彩画・書など20点以上を展覧しております。
書の作品では「獨樂」「人生無根蒂」「五風十雨」などが揃いました。
熊谷守一先生は、著書『へたも絵のうち』のなかで「何か好きな字を書けといわれたときは、「独楽」「人生無根蒂」「無一物」「五風十雨」などと書きます。根蒂の「蒂」は柿やナスビのヘタのこと、「五風十雨」は五日に一度風が吹いて十日に一度雨が降るという、それだけの意味です。」とこたえています。
弊社で展示している「獨樂」「人生無根蒂」「五風十雨」は、
熊谷先生自身がお気に入りの言葉ということもあって、お探しの方が多い書の作品です。
皆様の御清鑑を心よりお待ちしております。
ぜひお出かけくださいませ。
(展覧会詳細)
名称 文化の日 熊谷守一展
会期 10月10日(木)~12月15日(日)火曜水曜休廊、10時~18時
会場 柳ケ瀬画廊(岐阜県岐阜市柳ケ瀬通3-21)
2019.10.06
岸田劉生 麗子
今夜の日曜美術館は 「異端児、駆け抜ける!岸田劉生」です。
娘 麗子の謎のほほえみ などについて語られるようです。
劉生といえば麗子像といわれるほど 多くの麗子を描いていらっしゃいます。
柳ケ瀬画廊にも 玩具を手に微笑む麗子の作品が展示してございます。
赤い彩色の素描画 麗子を描いた作品です。
コレクションにお探しの方がいらっしゃいましたら ご覧ください。
市川たけよ
2019.10.05
《告知》文化の日 熊谷守一展
柳ケ瀬画廊では 来週より「文化の日 熊谷守一展」を開催いたします。
毎秋恒例で開催させていただいております展覧会です。
今年は油彩画「鬼百合に揚羽蝶」「とのさま蛙」をはじめ、
熊谷守一先生の手掛けた墨彩画や書など約20作品を展覧予定です。
皆様の御清鑑をお待ちしております。
(展覧会詳細)
名称 文化の日 熊谷守一展
会期 10月10日(木)~12月15日(日)火曜水曜休廊、10時~18時
会場 柳ケ瀬画廊(岐阜県岐阜市柳ケ瀬通3-21)
2019.09.30
岡山県立美術館・熊谷守一展
岡山県立美術館さんにて、
「熊谷守一 いのちを見つめて」展がはじまりました。
約150点の熊谷作品が展示されており、
山陽新聞さん(https://www.sanyonews.jp/article/943352)や、
美術手帖さん(https://bijutsutecho.com/exhibitions/4632)などでもさっそく紹介がされていました。
展覧会は11月4日(月・振休)まで。
岡山近隣には、《陽の死んだ日》を所蔵している大原美術館さんをはじめ、
同時期には「瀬戸内国際芸術祭」「岡山芸術交流」などの美術イベントも開かれています。
私も開場式にあわせて各所をまわらせていただきましたが、どれもそれぞれ違った個性のアートを楽しめるようになっていて、数日間岡山滞在をしたくなるようなボリュームの展示ばかりでした。
芸術の秋に岡山散策はいかがでしょうか。
展覧会のチラシは柳ケ瀬画廊店頭でもお配りしております。
お気軽にお持ちくださいませ。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2019.09.19
加藤栄三 鵜飼
加藤栄三 日本画 「鵜飼」が入りました。
加藤栄三 「鵜飼」は弟さんの加藤東一「鵜飼」の作品に比べて 優しい色使いです。
栄三さんの作品は、スカイブルーとウルトラマリン、東一さんの作品はウルトラマリンとプルシャンブルーのイメージです。。
鵜飼を描く時に使われる ウルトラマリンブルーの名前の由来は 原材料のラピスラズリが特定の場所でしか採掘できないので、海路で運ばれてくるため、ウルトラマリンは「海路」という意味で
「海を渡ってくる青色」という名前ですと教えていただきました。
美しい宝石から作られた 青い絵具で描かれた、長良川と鵜飼の作品は 8号です。
明日からウィンドウに展示いたします。
お探しの方がいらっしゃいましたら、お声がけくださいませ。
市川たけよ