柳ヶ瀬画廊

柳ヶ瀬画廊

創業大正8年
熊谷守一・香月泰男・藤田嗣治など
内外洋画巨匠作品取扱の老舗画廊

   

画廊ブログ「絵画のたのしみ」

2022.01.01

謹賀新年/新春逸品展

あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
本年も引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

柳ケ瀬画廊の年始は、
1月6日(木)より新年恒例の「新春逸品展」を開催いたします。
皆様の御清鑑を心よりお待ちしております。

《主な出品作家》

熊谷守一     黒田清輝     梅原龍三郎   中川一政

三岸節子     絹谷幸二     舟越桂       元永定正

里見勝蔵     須田国太郎   山口薫       山口長男

麻生三郎     脇田和       難波田龍起   浅野弥衛

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2021.12.20

年末年始休廊・新春逸品展のお知らせ

本年も残すところあと僅かとなりました。
皆さまには今年も格別のご愛顧を賜りまして厚く御礼申し上げます。
来年も変わらぬご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

尚、誠に勝手ながら、柳ケ瀬画廊では下記期間を休廊させていただきます。

【年末年始休廊 2021年12月21日(火)~2022年1月5日(水)】

次回は2022年1月6日(木)より開廊いたします。
次回企画展は1月6日より新年恒例の「新春逸品展」を開催予定です。

皆様の御清鑑を心よりお待ちしております。

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2021.12.19

「熊谷守一・五味太郎 小さな生きもの版画展」終了いたしました

本日、「熊谷守一・五味太郎 小さな生きもの版画展」が会期を満了いたしました。

柳ケ瀬画廊にとって久しぶりの絵本関連展、
偶然にも関連絵本が『もみのき そのみを かざりなさい』などクリスマスらしい御本でしたので、年末のどこかわくわくするような気持ちで、私たちも過ごしていて楽しいひとつきでした。

予想よりたくさんのお客様にお出かけいただき、会期を無事に終えることができ、嬉しいばかりです。
冬の厳しい寒さのなか、お出かけいただきました皆様に改めて厚く御礼申し上げます。

尚、柳ケ瀬画廊では12月21日(火)~1月5日(水)を年末年始休廊とさせていただきます。

次回は1月6日(木)より恒例の「新春逸品展」を開催予定です。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2021.12.16

《ブログ》こども陶器博物館

柳ケ瀬画廊では今週末まで、
「熊谷守一・五味太郎 小さないきもの版画展」を開催しています。
熊谷守一先生と五味太郎先生の絵本関係の版画など、20点ほどを展覧中です。

柳ケ瀬画廊にとって絵本関連の展覧会は、2001年に開いた「ボローニャ国際児童図書賞受賞記念 金森宰司絵本原画展」以来となります。久しぶりの開催でしたが、弊社のまわりには、メディアコスモス岐阜市立中央図書館さんや、「絵本と童話の店 大きな木」さんなどが熱心に本のお仕事をされている影響か、たくさんの絵本ファンの方がお越しくださっていて嬉しいです。

また、他にも岐阜県内には五味太郎先生の絵皿が見られる博物館が多治見にございます。
金正陶器さんが運営されている「こども陶器博物館」さんです。

なかは同社の企業博物館のようになっていて、大正時代から平成時代までの子供茶碗・約800点ほどが展示されています。また、以前にミッフィー展や五味太郎展をされていたゆかりから、常設展示で五味先生の絵皿数点を鑑賞できたり、たくさんの五味先生の陶器グッズの販売コーナーでお買い物もできるようになっています。

たくさんの子供茶碗のコレクションを見ていると、当時どんなアニメや子供向け番組が流行したかが伝わってきて、単なる企業美術館ではなく、当時の世相や時代を感じられる雰囲気でとても楽しいです。
また、駐車場のマークや、地面のマークなど、色々な場所に五味作品がちりばめられていることもファンの方に喜ばれそうですね(*^^*)

先日、髙島屋さんのなかにある大垣書店さんにお出かけしたら五味先生のくつしたやカレンダーなども売られていました。絵本だけにとどまらず、いろいろな場所やアイテムで五味先生が愛され親しまれていることが感じられて嬉しいです。

「熊谷守一・五味太郎 小さないきもの版画展」は今週日曜までの開催です。
お時間ございましたらぜひお出かけくださいませ。

***このブログに登場した美術館・詳細***

美術館名:こども陶器博物
所在地 :岐阜県多治見市
こども陶器博物館・公式ウェブサイト
http://museum.kanesho.co.jp/index.html

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2021.12.11

《ブログ》日本洋画 美の系譜展(岐阜県美術館)

昨日、岐阜県美術館さんで「日本洋画 美の系譜」展がはじまりました。
久しぶりの洋画展ですね。嬉しくて、初日にさっそく出かけてまいりました。

美術館の入口看板では 山本芳翠《裸婦》と安井曾太郎《薔薇》が出迎えてくれます。
山本芳翠の《裸婦》は2014年に重要文化財に指定された作品です。

今回は約150点ほどの作品が展示されていますが、そのうち25作品ほどは箱根のポーラ美術館さんから貸し出されているそうです。
黒田清輝、藤島武二、坂本繁二郎、岡鹿之助、佐伯祐三、小出楢重から三岸好太郎や瑛九など、名品揃いのポーラ美術館所蔵の油彩画を鑑賞できました。コロナ禍でなかなか遠出が難しいなか、岐阜でこうした作品を鑑賞できることは嬉しいですね(*^^*)

ポーラ美術館さんといえば10点以上の熊谷守一作品をご所蔵していることでも知られていますが、今回は熊谷作品の貸出はありませんでした。
ただ、代わりに岐阜県美術館所蔵の油彩画《蠟燭》《裸婦》《麦畑》《百日草》《壺》、ブロンズ《臥裸婦》が展示されているので、熊谷ファンの方には嬉しい展覧会かしらと思います。

また、岐阜県美術館さんでは12月16日から小展示「ぎふの日本画 京で学ぶ」展がはじまるそうです。川合玉堂や土屋輝雄から竹内栖鳳や幸野楳嶺などが、前期後期で入れ替えをしながら展示されるそうです。こちらは岐阜県美術館さんの所蔵品展ですが、日本画は作品の性質からなかなか長期展示ができないので、貴重な鑑賞の機会だと思います。

尚、岐阜県美術館さんと同じ岐阜市内では、「みんなの森 ぎふメディアコスモス ギャラリ―」(岐阜市司町/岐阜市役所向かい)でも熊谷守一展がひらかれています。熊谷守一展を見た後で、熊谷守一が生きた時代の日本の近代洋画が楽しめる岐阜県美術館さんの展示もお出かけになるルートも楽しそうですね。

また、弊社でも引き続き「熊谷守一・五味太郎 小さな生きもの版画展」を開催中です。
お時間ございましたらぜひお出かけくださいませ。

***展覧会詳細***

展覧会名:日本洋画 美の系譜
展覧会期:12月10日(金)から2022年3月13日(日)まで
(※年末年始の休館があるので、お出かけの際はお気をつけください)
展覧会場:岐阜県美術館
岐阜県美術館・公式ウェブサイト
https://kenbi.pref.gifu.lg.jp/events/new-fashioned/

***岐阜市主催の熊谷守一展のお知らせ***

展覧会名:~岐阜、豊島 ゆかりの地をつなぐ~ 熊谷守一展
展覧会期:12月4日(土)から12月19日(日)まで
展覧会場:みんなの森 ぎふメディアコスモス 1Fギャラリー
岐阜市役所・熊谷守一展・公式ウェブサイト:
https://www.city.gifu.lg.jp/kankoubunka/event/1005353/1013403.html

***柳ケ瀬画廊での関連展のお知らせ***

柳ケ瀬画廊でも現在、熊谷守一先生を中心とした常設展を開催しています。
熊谷作品からは、14点(油彩画2点、日本画5点、書2点、版画5点)を展覧中。
開廊日:常時(火曜、水曜休廊)
柳ケ瀬画廊・ウェブサイト:https://yanagase-web.com/

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

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