柳ヶ瀬画廊

柳ヶ瀬画廊

創業大正8年
熊谷守一・香月泰男・藤田嗣治など
内外洋画巨匠作品取扱の老舗画廊

ブログ「絵画のたのしみ」

2022.06.20

《ブログ》柳ケ瀬でボテロの映画が公開されます

柳ケ瀬の「岐阜タカシマヤ」さんの向かいに、
歴史のある映画館の「CINEX(シネックス)」さんがあります。
スギ薬局さんやモスバーガーさんの入っているビルです。

美術関係者にとっては、よくアート関係の映画を上映されることでもお馴染みだったりします(*^^*)

そのCINEXさんで、いま、
映画『フエルナンド・ボテロ 豊満な人生』が、
6月24日まで限定上映されています。

一度見たら忘れられないような、肉感的な人物像で知られるボテロ。
南米コロンビアの出身で、90歳でご存命です。

7月16日からは、名古屋市美術館でも個展が開催されます。
『ボテロ展 ふくよかな魔法』という展覧会です。
映画とあわせて展覧会に出かけると、さらにボテロワールドを楽しめそうです。

映画の上映時間の詳細は、下記CINEXさんのウェブサイトからご確認ください。
http://www.tochiko.co.jp/schedule.html

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2022.06.19

《ブログ》散華

昨日、夕方のニュースを見ていたら、
【法隆寺 境内整備にクラウドファンディング一日で目標額の2倍に】が報道されていました。

コロナ禍で参拝者が減少してしまった法隆寺さんが、境内整備費用を集めるために、2000万円のクラウドファンディングを行ったそうです。
目標額の2000万円がたった半日で集まってしまうなんて、さすが法隆寺さんですね。

このクラウドファンディングでは、寄付してくださった方のために多彩な返礼品も揃っているそうで、そのなかで「散華」も紹介されていました。
美術業界ではたまに聞かれる「散華」は、蓮の葉の形の紙に絵や文字が書かれた紙です。ほとけさまや菩薩さまが来迎したときに華が降った故事にちなんで、寺院で法要が行われる際に蓮などが撒かれていたものが、紙で代用されるようになったことが由来といわれています。

散華の原画は多くの画家が手掛けていて、熊谷守一先生も薬師寺さんからの依頼で手掛けています。
散華のコレクターの方に見せていただいたら、蝦蟇や花などの、法要を彩りそうな華やかな散華でした(*^^*)

今回の法隆寺さんの散華も、安田靫彦先生、前田青邨先生、平山郁夫先生、吉岡堅二先生、吉田善彦先生など、名だたる日本画家の作品をうつした散華になっているそうです。画家のファンや、散華ファンを喜ばせそうですね。

法隆寺さんのクラウドファンディングは7月29日まで続くそうです。
気になる方はご覧になってみてはいかがでしょうか♬

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2022.06.18

《作品紹介》山口薫 油彩

柳ケ瀬画廊では『身近な美術品展』を開催中です。
近代洋画から現代アートまで、24作品ほどを展覧しています。

新しく山口薫先生の作品が2点はいりました。

いずれも1960年代に描かれていて、
この時期の特徴の淡い色彩の美しさや、抒情的な構図が魅力です。
山口作品の魅力がぐっと詰まっていて、ファンの方には嬉しい作品ではないでしょうか。

山口先生は若い頃から技量と色彩の扱いに優れ、東京美術学校西洋画科では特待生にも選ばれています。
その後、ヨーロッパに渡り、ゴーギャンやマティス、セザンヌなどを見て過ごし、帰国後のしばらくは具象絵画も描きましたが、間もなく抽象絵画に、サンパウロ ビエンナーレやヴェネツィア ビエンナーレにも出品するモダンアートの名手になっていきます。そして、抽象や色彩が淡く澄んでいき、穏やかだったと言われる性格がそのまま画面にあらわれたような作品にあらわれていきました。

今回の作品は、山口先生が体を壊してしまう前の、晩年に多くの作品を手掛けていた時期の作品です。

春にも柳ケ瀬画廊では二頭の馬の油彩画を扱いました。
ここ数年、あまり山口作品とご縁がなかったのですが、不思議なもので一枚手元にやってくると仲間を呼ぶように他の作品とのご縁が広がることがあり、今回はそのようにして集まってきた作品です。とても好きな作家のひとりですので、画廊で毎日見られることがとても嬉しいです(この仕事の役得ですね(*^^*)。

作品は画廊の正面に二枚揃えて飾っています。

お時間ございましたらぜひご覧にいらしてくださいませ。
皆様の御清鑑を心よりお待ち申し上げております。

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

 

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