柳ヶ瀬画廊

柳ヶ瀬画廊

創業大正8年
熊谷守一・香月泰男・藤田嗣治など
内外洋画巨匠作品取扱の老舗画廊

ブログ「絵画のたのしみ」

2025.04.24

《ブログ》加藤栄三・東一記念美術館「立ち現れる空間 久野利博展」を鑑賞してまいりました

柳ケ瀬画廊では「生誕145年 熊谷守一展」を開催しています。
油彩画を中心に、22作品ほどを展覧しています。
ぜひお出かけくださいませ。

さて、先週岐阜市内の加藤栄三・東一記念美術館さんで新しい展覧会がはじまりました。
「立ち現れる空間 久野利博展」です。

愛知出身の久野先生ですが、岐阜での展覧会は初めてだそうです。
日常的に使われる身の回りの道具などを用いて空間を構成するインスタレーション作品で知られ、国内外で活躍をしている現代作家です。第24回サンパウロ・ビエンナーレに日本代表として作品展示をおこなったことをはじめ、作家活動とともに名古屋芸術大学でも教鞭を執っていらっしゃいます。

岐阜でこうしたインスタレーションの展示を見る機会は多くないのでわくわくいたしますね。

会場の加藤栄三・東一記念美術館さんは金華山のふもとの岐阜公園内の美術館です。
普段は第一展示室で日本画家の加藤栄三・加藤東一兄弟の展示を、第二展示室で企画展示を行われることが多いですが、今回は第一・第二展示室を全て使った久野利博展となっています。

作品との距離感も近く、自分も作品空間のなかに飛び込んだような気がします。

中庭にも展示があり、出られるようになっていました。
中庭に作品が飾られることはこれまでもありましたが、外に出て鑑賞できることはなかったと思うので新しい建築の楽しみ方ですね。加藤栄三・東一記念美術館の建築は吉村順三さんの設計です。皇居新宮殿や奈良国立博物館、愛知県立芸術大学の建物の設計などで知られています。

春になり、あちこちで展覧会がはじまりましたね。
気候の良い時期ですので、アートめぐりが楽しい春となりそうです。

柳ケ瀬画廊でも27日まで熊谷守一展を開催しています。
こちらもぜひ併せてお出かけくださいませ。

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2025.04.20

《ブログ》岐阜アートフォーラムさんに協賛・協力しています(5/4-5/11)

柳ケ瀬画廊では「生誕145年 熊谷守一展」を開催中です。
熊谷先生の油彩画・日本画・書・版画22点を展覧しています。

さて、もう少ししますと岐阜市内ではGW恒例イベントが開催されます。
毎年GW付近で開催されている「岐阜アートフォーラム」です。
岐阜市内で美術活動をしている方たちの集まりで、メディアコスモス近くにある上宮寺さんを中心に岐阜市内各所でアートの展示活動を行われます。

地元のイベントということで柳ケ瀬画廊も協賛・協力させていただいています。

画廊店頭にてイベントチラシを配布するとともに、
5月8日(木)から5月18日(日)にかけて柳ケ瀬画廊ウインドウにて洋画家・小笠原宣先生の作品を展示予定です。お時間ございましたらぜひお出かけくださいませ。

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2025.04.19

《ブログ》愛知県美術館さんに熊谷守一作品6点が展示されています(4/11-6/8)

柳ケ瀬画廊では「生誕145年 熊谷守一展」を開催中です。
油彩画7点を中心に、22点の熊谷守一作品を展示しています。

 

さて、先日愛知県美術館さんで新しい展覧会がはじまりました。
江戸東京博物館の所蔵品からなる「どうぶつ百景」展です。
動物の作品を通して、江戸の人々の暮らしや生きものとの関わり方が感じられる展覧会だそうです。

 

また、展覧会にあわせて常設展示室では愛知県美術館さんが所蔵している動物作品の展示も行われているそうです。熊谷守一作品も下記の6作品が鑑賞できます。

・熊谷守一「白仔猫」油彩画、1958年
・熊谷守一「白猫」油彩画、1958年
・熊谷守一「猫」油彩画、1962年
・熊谷守一「猫」油彩画、1963年
・熊谷守一「かたつむり図皿」、絵付け皿1947年
・熊谷守一「石亀」油彩画、1957年

熊谷先生の猫の油彩画が4点揃うのは久しぶりですね。
ファンの方も多い猫シリーズ、お好きな方はこの機会にぜひお出かけくださいませ。
6月8日まで常設展示室で鑑賞できるそうです。

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

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