柳ヶ瀬画廊

柳ヶ瀬画廊

創業大正8年
熊谷守一・香月泰男・藤田嗣治など
内外洋画巨匠作品取扱の老舗画廊

ブログ「絵画のたのしみ」

2024.11.03

《ブログ》岐阜新聞さんに掲載いただきました

11月2日付の岐阜新聞さんに、
弊社で開催中の「文化の日 熊谷守一展」を取り上げていただきました。

記事でも紹介いただいておりますが、
本展では年代の異なる5点の油彩画を展示しています。
熊谷守一先生の名前を冠したモリカズ様式で、赤い輪郭線と簡明な色面で凝縮された画面がどのようにして作られたかを作品と共に追っていけるような展覧会になりました。

1971年、91歳に描かれた作品ではそれまで赤い輪郭線だった油彩画が黒い輪郭線で描かれるようになっています。亡くなるまで熊谷先生にしか描けない絵というものを追求して、常に変化をしようと挑戦しつづけていた熊谷先生の気持ちのようなものも感じられます。

お時間ございましたらぜひお出かけくださいませ。
11月24日までの開催です。

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2024.11.01

文化の日 熊谷守一展(11/1~11/24)

本日より「文化の日 熊谷守一展」がはじまりました。
毎年、春と秋に開催している恒例の熊谷守一展です。

油彩画5点、日本画10点、書1点、版画16点を飾りました。

油彩画は初期から晩年にかけての5点が揃っています。
1920年代から1970年代まで、
熊谷守一先生がどのように画風を変えていったかが感じられます。

日本画は幅広いモチーフ10点が揃いました。
熊谷先生が本格的に墨の作品を手掛けたのは主に50代後半からで、
その頃に観察を楽しみ、日々見つめていた動植物のモチーフを展示しています。
猫、蟻、鳥、花など、お楽しみいただければと思います。

書は1点だけですが、美しいいろは哥を展示いたしました。
熊谷守一先生の平仮名の書はファンが多いシリーズです。
熊谷先生は柿の「か」とカラスの「か」とでは違ってくるとおっしゃったエピソードがあるように、平仮名一字一字も内容によって違った表情や筆致をみせてくれます。

版画は16点のボリュームで飾りました。
今回、案内状にも掲載した油彩画「石亀」を原画としたシルクスクリーンの「石亀」など、人気のモチーフを一挙展示しております。縁起のよい茄子や、岐阜の秋を彩る栗、人気の猫やトンボなど多数揃っておりますので、熊谷版画をお探しの方はぜひお出かけください。

メールやお電話でも作品のお尋ねをいただけます。
お気になられましたらお気軽にお問合せくださいませ。

皆様の御清鑑を心よりお待ちしております。

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2024.10.28

《ブログ》信長まつりに伴う交通規制について(11/3)

柳ケ瀬画廊では11月1日(金)より、
「文化の日 熊谷守一展」を開催予定です。
皆様の御清鑑を心よりお待ちしております。

なお、今週末の岐阜市内は「信長まつり」の開催で大変賑わいます。
ご遠方からお越しの場合は周辺駐車場等が混み合いますので、
どうぞお気をつけてお越しくださいませ。

また、11月3日(日)には金華橋通りに交通規制が敷かれます。
11時半から14時半にかけて道路が通行止めとなります。
詳細は信長まつり公式ウェブサイト(https://gifunomatsuri.jp/2024/10/08/r6kotsukise)をご覧くださいませ。

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

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