2024.01.27
《作品紹介》加藤栄三先生「鵜飼」日本画
新春恒例「新春逸品展」を開催中です。
いよいよ会期も本日を含めて残り3日となりました。
29日(月)までの開催です。
土日祝も営業しております。ぜひお出かけくださいませ。
さて、会期中に加藤栄三先生の作品が手に入りました。
柳ケ瀬画廊のすぐ近くの岐阜市美殿町の出身の兄弟画家です。弟の加藤東一先生とともに、両名の美術館が岐阜市の金華山ロープウエイのふもとに「加藤栄三・東一記念美術館」として運営されています。
今回手に入った作品は「鵜飼」の日本画です。
月明かりのもと、山と鵜飼が描かれた代表的な構図です。
4号Mサイズ(33.4×19.1cm)の額装の作品ため、飾りやすい作品かと思います。
作品は柳ケ瀬画廊店頭に展示いたしました。
よろしければぜひご覧くださいませ。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2024.01.25
《ブログ》朝日新聞さんに展覧会をご紹介いただきました
新年恒例「新春逸品展」開催中です。
昨日1月24日付の朝日新聞さんにて弊社展覧会をご紹介いただきました。
熊谷守一先生の油彩画3作品をはじめ、
坂本繁二郎先生の油彩画小品、
山口薫の油彩画の牛と太陽の作品など、
近代洋画を中心として、日本画・書の巨匠大家など合計20点ほどを展覧中です。
来週29日(月)までの開催です。
お時間ございましたらぜひお立ち寄りくださいませ。
皆様の御清鑑を心よりお待ちしております。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2024.01.20
《作品紹介》熊谷守一先生「梅」日本画
新春恒例「新春逸品展」を開催中です。
近代洋画が中心の展覧会ですが、
日本画も数点展示させていただいております。
ショーウインドウには前田青邨先生の日本画を飾りました。
日本画としては熊谷守一先生の「梅」のお軸も展示中です。
案内状にも掲載いたしました。
熊谷守一先生が後半生に描いた瑞々しい梅の墨彩画です。
熊谷先生は最近朝ドラにもなった植物学者・牧野富太郎先生の図鑑を頼りに、よく家の庭の植物のお手入れをされていたそうです。ご自宅の図面がいまも残っていて、そこには庭に梅の木があったことも記録されていますので、お庭の梅の木を描いた作品かもしれません。
熊谷先生らしい簡明な線をきりりと引いた墨彩画で、そのなかで梅の白・黄・紅の色が生き生きと入れられていて、右上にある緑色の新芽の枝が画面を引き締めています。
画像では少し伝わりづらいのですが、表装も細やかな仕事で作られていて、作品と一体となって美しい作品です。
ぜひ作品と出会いにお出かけくださいませ。
皆様の御清鑑を心よりお待ちしております。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子