柳ヶ瀬画廊

柳ヶ瀬画廊

創業大正8年
熊谷守一・香月泰男・藤田嗣治など
内外洋画巨匠作品取扱の老舗画廊

ブログ「絵画のたのしみ」

2022.06.13

《ブログ》看板の退色

街を歩いていますと、様々な看板が眼に入ってきます。
どの看板も目を引くために、コントラストの強い、派手な色の組み合わせです。
それらの看板を観察しますと、一枚の看板なのに、黄色は退色が激しいのに黒はあまり変わらないことがよくありませんか?
それは色の化合物の結合の強さで、「イエロー  <  マゼンタ  <  シアン  <  ブラック」と 黄色が一番退色しやすいと本に載っていましたので、そうなんだと理解していました。

しかし!!長年とても疑問に思っていたことがありました。
住宅街の古い家の壁に「神は死んだ」「罪を悔い改めよ」など黒と黄色の看板が貼られているのをご覧になったことはありませんか?
その看板の黄色や白色の文字が退色しているのを見たことが無いので、
ずっと不思議に思っていました。
その疑問の答えがふと観たテレビ特集で解決しました。
その特集では、布教活動のためその看板を貼ったり、古くなったものを取り換える為、全国を車で周っている宗教活動家の特集番組でした。
あの一連の看板が退色しない秘密は、なんと、、、
布教のための大切な文字が退色して汚く剥げてしまわないために文字を書いていないからでした。

黄色や白色の鋼材の板に文字だけ残して周りを黒く塗る、逆ステンシルの技法で制作されていました。
文字が書いてあるとばかり思ってましたら文字は書いてなかったのです。
素晴らしい発想 !!  (もしや皆さんはご存じだったかも)と長年の疑問がすっきり解決しました。

今度お散歩中に看板を見かけたら、近づいてじっと見てみようと思います。
絵画に関係のない話題ですいません (^^;)

 

柳ケ瀬画廊 市川たけよ

2022.05.28

《ブログ》たくさんの御来場ありがとうございました

今年初めて開催の「岐阜アートギャザリング2022選抜作家展」が昨日で終わりました。
若い人たちの展覧会は エネルギッシュで、
ご来場いただいた皆様には、
一点一点の作品をとても熱心にご覧いただけました。

また、NHKさんの「岐阜 NEWS WEB」でも、
岐阜市の街なかを歩いて美術作品を楽しむ催し
として夕方のニュースでもご紹介いただきました。
ご視聴くださいますとありがたいです。

本日から 初夏の展覧会に向けて展示をはじめました。
季節を感じさせる作品を展示いたしております。
お時間がございましたら お出かけください。

柳ケ瀬画廊 市川たけよ

2022.05.11

岐阜アートギャザリング2022 選抜作家展(5/11~5/27)

本日より柳ケ瀬画廊では、
「岐阜アートギャザリング2022 選抜作家展」を開催いたします。
岐阜市と東京都豊島区との都市間連携のひとつとして始まる新しいアートイベント「岐阜アートギャザリング2022」の会場のひとつとしての開催です。

「岐阜アートギャザリング」は、「豊島区で行われている「池袋アートギャザリング公募展」という全国規模の公募展の入賞作家から選ばれた選抜作家10名が、岐阜のまちなかにある3つの会場で展示される試みです。

柳ケ瀬画廊会場では、8名の作家による28作品が登場します。
展示作家は下記の通りです。(敬称略・五十音順)

・ カワゐマユラ(版画)
・ 北浦雄大(漆工芸)
・ 田村幸帆(日本画)
・ 中島淳志(水墨画)
・ 長谷部勇人(自作楽器)
・ 平松嵩児(テラコッタ彫刻)
・ 村田茜(日本画)
・ 渡邊綾乃(油彩画)

初日の本日は、13時から16時にかけて中島淳志先生が在廊されます。

お時間ございましたらぜひお出かけくださいませ。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

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