2022.05.12
《作品紹介》田村幸帆作品
企画展「岐阜アートギャザリング2022 選抜作家展」がはじまりました。
搬入中から、8名の出品作家を少しずつご紹介していて、
本日は5人目の作家・田村幸帆先生のご紹介をしたいと思います。(*^^*)
本日、画廊にもお越しいただいた田村幸帆先生は、
猫と犬をモチーフとして、日本画で制作を続けています。
愛猫家・愛犬家のお客様が画廊に入っていらして「かわいい!」と声をあげられる様子が時折みられます。
どの作品も仕草や愛らしさがよく表現されていて、独特の、体のとろっとした柔らかさや体温が感じられそうです。自宅で猫を飼っていたことがあるので、こういう表情や動きが懐かしいなと足を止めてよく眺めています。
また、田村先生は東京藝術大学の日本画を出ていらっしゃるので、日本画の画材の魅力も引き立っています。
上記の作品「Room」は銀を敷いた上に絵具を載せていて、作品を見る角度によってキラキラと美しい表情を見せてくれます。部屋に入る光の量や角度、天候などで様々な楽しみ方ができそうです。
上記の「Room」は既に売れてしまいましたが、ミニチュアの作品など10点ほどを継続して販売しています。
ぜひ愛らしい動物たちに会いに遊びにいらしてくださいませ。
中島先生をはじめとする8作家が揃う「岐阜アートギャザリング2022選抜作家展」は5月27日までの開催です。
皆様のご来廊を心よりお待ちしております。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2022.05.11
岐阜アートギャザリング2022 選抜作家展(5/11~5/27)
本日より柳ケ瀬画廊では、
「岐阜アートギャザリング2022 選抜作家展」を開催いたします。
岐阜市と東京都豊島区との都市間連携のひとつとして始まる新しいアートイベント「岐阜アートギャザリング2022」の会場のひとつとしての開催です。
「岐阜アートギャザリング」は、「豊島区で行われている「池袋アートギャザリング公募展」という全国規模の公募展の入賞作家から選ばれた選抜作家10名が、岐阜のまちなかにある3つの会場で展示される試みです。
柳ケ瀬画廊会場では、8名の作家による28作品が登場します。
展示作家は下記の通りです。(敬称略・五十音順)
・ カワゐマユラ(版画)
・ 北浦雄大(漆工芸)
・ 田村幸帆(日本画)
・ 中島淳志(水墨画)
・ 長谷部勇人(自作楽器)
・ 平松嵩児(テラコッタ彫刻)
・ 村田茜(日本画)
・ 渡邊綾乃(油彩画)
初日の本日は、13時から16時にかけて中島淳志先生が在廊されます。
お時間ございましたらぜひお出かけくださいませ。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2022.05.11
《ブログ》志茂浩和作品
明日から、岐阜市内では「岐阜アートギャザリング2022」というアートイベントがはじまります。
岐阜市と東京都豊島区の都市間連携のひとつとして、
豊島区で開催されている「池袋アートギャザリング公募展」入賞者から選ばれた選抜作家が展示されます。
展示されるのは10作家・46作品、
これらの作品が「十六銀行本店1Fギャラリー」「岐阜信用金庫本店営業部1Fギャラリー」「柳ケ瀬画廊」の市内3会場に分散展示されます。
昨日は「岐阜信用金庫 本店営業部 ギャラリー」に志茂浩和先生の作品が設置されたため、一足先に拝見してまいりました。
映像インスタレーションの作品です。
普段、画廊では油彩画や日本画、彫刻といった動かない作品を扱っているので、
こうした映像や音響の作品はとても新鮮に感じます。
上記の作品は「雨の碑」というタイトルで、まるで中に人が入っているようなリアルな人物が 画面に入れ代わり立ち代わり現れ、人々に雨が降っているような演出がされています。
近くに行くと雨音も聞こえます。
じっと見ていると、人物が雨に手を触れたり、祈るようなしぐさをするときだけ音が止んでいました。
雨にはパンデミックのイメージも重ねられているそうです。
今の時代を生きるアーティストが、この時代に制作した意味が強く感じられますね(*^^*)
「岐阜アートギャザリング2022」は明日5月11日からの開催です。
気候の良い初夏のお出かけに、ぜひアート巡りをお楽しみくださいませ。
柳ケ瀬画廊も連動で「選抜作家展」にて8作家28作品を展覧いたします。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子