柳ヶ瀬画廊

柳ヶ瀬画廊

創業大正8年
熊谷守一・香月泰男・藤田嗣治など
内外洋画巨匠作品取扱の老舗画廊

ブログ「絵画のたのしみ」

2023.11.02

文化の日 熊谷守一展(11/2~11/26)

本日より柳ケ瀬画廊では秋恒例の熊谷守一展がはじまりました。
毎年春と秋に開催している熊谷守一先生の恒例展です。

ショーウインドウには墨彩画の名品「蜻蛉」を飾りました。
熊谷先生はご自宅の庭に来る動物や昆虫をよく描いていて、そのなかでも蜻蛉は油彩画にも墨彩画にも多く登場しています。
展示中の作品は墨と赤色のみで描かれていますが、濃淡や線の太さで遠近感や触感が表現されていて、生き生きした様子が魅力的です。今朝も通勤途中に赤蜻蛉が何匹も飛んでいて、秋の虫ですので、今の時期はより美しく見える作品だと思います(*^^*)

他にも画廊には花の油彩画2作品も展示しました。
1点は1956年、もう1点は1972年の作品です。
日本画、書、ブロンズも含めると合計17作品を展覧いたしております。

皆さまの御清鑑を心よりお待ちしております。
芸術の秋のお出かけにぜひお越しくださいませ。

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《展覧会の詳細》
展覧会名:「文化の日 熊谷守一展」
展覧会期:11月2日(木)から11月26日(日)まで
展覧会場:柳ケ瀬画廊(岐阜県岐阜市柳ケ瀬通3丁目21番地)

柳ケ瀬画廊ウェブサイト
https://yanagase-web.com

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柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2023.10.28

大垣市スイトピアセンター「有由有縁 土屋禮一展」(9/23~11/26)

郷土画家の展覧会のご案内です。

岐阜の養老出身の日本画家・土屋禮一先生の展覧会が、大垣市スイトピアセンターで開催されています。
土屋先生といえば独特の色彩の取り合わせやマチエールの存在感で全国的に活躍されている日本画家で、岐阜県美術館さんをはじめ、全国の美術館で広く展示が行われているのでご存知の方も多いのではないでしょうか。

近年では令和の大嘗祭での大仕事にもあたられました。
大嘗祭の日本画は、元号が変わった際にその時代を代表する日本画家2名が作品を制作することになっていて、平成では東山魁夷と高山辰雄が、昭和では川合玉堂と山本春挙が作品を納めています。土屋先生は日本画家の方ですが、文章やお話もとてもうまく、お話ししていると知識の幅広さと興味関心の強さに圧倒されるような方ですので、今回の歴史画も古くからの題材を令和風のモダンな画面にまとめていらしてとても素敵でした(*^^*)

今回の大垣市の展示では土屋先生の新旧の作品が展示されているそうです。
川端康成が好んだ言葉「有由有縁」(人との出会いや物事の関わりに偶然などなく、理由があって縁を結んでいるという意味)のように、これまで土屋先生が縁を結んだ多くの人や物事との出会いから生まれた作品が楽しめるとのことです。
また、2メートルを超す大作「出現 雷神」と「青空騒ぐ 風神」は初めて対で展示されるとのこと。土屋先生の師である加藤東一先生も描いた題材で、縁を感じます。

展示は11月26日まで。
美術の秋のお出かけにいかがでしょうか。

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《ご紹介した展覧会の詳細》

展覧会名:「有由有縁 土屋禮一展」
展覧会期:9月23日(土・祝)から11月26日(日)まで
展覧会場:大垣市スイトピアセンター

大垣市スイトピアセンターの公式ウェブサイト
https://www2.og-bunka.or.jp/

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柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2023.10.26

《お知らせ》通常営業再開のお知らせ

いつもお世話になっております。

アートフェア参加に伴う臨時休廊を終え、
柳ケ瀬画廊では本日より通常営業を再開いたしました。

次回の展覧会は秋恒例の「文化の日 熊谷守一展」を11月2日より予定しております。
熊谷守一の油彩画、日本画、書を15点ほど展覧予定です。

お時間ございましたらぜひお出かけくださいませ。
皆さまの御清鑑を心よりお待ちしております。

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

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