2024.04.08
《ブログ》岐阜放送さんにご紹介いただきました
昨晩の岐阜放送さんのニュースで弊社展覧会などを取り上げていただきました。
ネットニュースでも紹介いただいています。
![](https://yanagase-web.com/wp/wp-content/uploads/2024/04/0407-630x699.jpg)
https://www.zf-web.com/news/2024/04/07/220300.html
報道では、6日から「まち歩き×アート」イベントとして「ぎふの画廊めぐり」がはじまり、会場のひとつの柳ケ瀬画廊では熊谷守一展が開催されているという形で取り上げていただけました。
1997年からはじまった「ぎふの画廊めぐり」も今年で30回目を迎えました。
岐阜市内の5ギャラリーが合同で展覧会を開き、展覧会めぐりのできるフライヤーも配布しています。フライヤーは弊社店頭でも配布しておりますので、ご入用の際はお気軽にお持ちくださいませ。
柳ケ瀬画廊の熊谷守一展は28日(日)までの開催です。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2024.04.07
《ブログ》岐阜新聞さんに掲載いただきました
昨日付の岐阜新聞さんにて、熊谷守一展を取り上げていただきました。
記事でも触れていただいておりますが、
本展では久しぶりに蝶、猫、蟻のモチーフが揃いました。
植物の作品とあわせて、人気の高い熊谷作品のモチーフです。
蝶は油彩画、猫は木版画、蟻は墨彩画でそれぞれ展示しております。
蝶はお写真に出ている揚羽蝶の作品です。
以前、昆虫学者の方がテレビのインタビューでお話されていたのですが、蝶には4枚の羽があって、上の羽と下の羽がそれぞれ2枚あるそうです。そして、上の羽と下の羽をそれぞれ動かして羽ばたいているそうで、熊谷作品はその上と下の羽が描き分けられているということをおっしゃっていました。
熊谷先生の蝶がいつも瑞々しく飛んでいるような感じがするのはそのせいかと納得しました。
熊谷先生は晩年は自宅からほぼ出ることなく、自宅と、自宅の庭で出会う動植物や雨粒、光などを熱心に観察して描いていたことで知られますが、そうした観察眼が光る作品ですね。
柳ケ瀬画廊の熊谷守一展は28日(日)までの開催です。
ぜひお出かけくださいませ。
![](https://yanagase-web.com/wp/wp-content/uploads/2024/04/20240407_135524_0001-630x1126.jpg)
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2024.04.06
《作品紹介》熊谷守一 墨彩画 花に蟻
今週から春の熊谷守一展がはじまりました。
油彩画・日本画・書・版画の23作品を展示しています。
今回、久しぶりに熊谷先生の蟻の作品が手に入りました。
桃色の花のまわりを蟻たちが歩いている構図で、
蟻には綺麗な青色の絵具が塗られています。
花の桃色と蟻の青色の色の対比が美しい墨彩画です。
熊谷先生の有名な言葉に「蟻は左の二番目の足から歩き出す」という言葉があります。
晩年、ほぼ自宅から出ることなく、自宅と自宅の庭で植物や動物、昆虫を観察し続けていた熊谷がいのちに向けた鋭いまなざしが感じられる言葉だと思います。
以前、当時を知る方にそのことを聞きましたら、熊谷邸の庭はところどころに盛り土がされていて、低いところにゴザを敷いて寝転がると、上の方から降りてくる蟻が良く見えるそうで、熊谷先生はその蟻の足の動きをじっと眺めていたそうです。そうしたお話を思い出しながら作品を見ていると、蟻が今にも動き出しそうな、動いているような雰囲気がしてさらに楽しく感じられる気がします。
作品は画廊に展示しております。
お気になられましたら鑑賞にお出かけくださいませ。
4月28日までの展示予定です。火曜水曜定休。
![](https://yanagase-web.com/wp/wp-content/uploads/2024/03/thumbnail-630x444.jpg)
柳ケ瀬画廊 市川瑛子