柳ヶ瀬画廊

柳ヶ瀬画廊

創業大正8年
熊谷守一・香月泰男・藤田嗣治など
内外洋画巨匠作品取扱の老舗画廊

ブログ「絵画のたのしみ」

2019.11.16

久留米市美術館・熊谷守一展

本日から久留米市美術館さん(福岡県久留米市)にて、
「熊谷守一 いのちを見つめて」展がはじまりました。春から群馬・静岡・岡山をまわった巡回展の最終会場です。
久留米会場では約150点の作品・資料が展示されています。

赤レンガの可愛い建物が目印です(*^^*)

久留米市美術館さんは2016年まで石橋美術館さんという名前で知られていました。
久留米市がブリヂストンタイヤの創業の地であるとともに、石橋さんの出身地のため、1956年に創業25周年を記念して石橋美術館としてオープンしたそうです。

石橋美術館さんが久留米市美術館さんに名前を変えた今も、
敷地内には石橋コレクションを展示した石橋正二郎記念館があり、熊谷守一の美術学校の先生であった黒田清輝や藤島武二、友人の青木繁の洋画が飾ってあります。

また、美術館さんは「石橋文化センター」の広い敷地のなかにあり、坂本繁二郎の移築アトリエ(下記写真)や、広い池を眺められる素敵な喫茶なども置かれています。

久留米市美術館さんの熊谷守一展は来年1月13日までの開催です。

展覧会のチラシは柳ケ瀬画廊店頭でもお配りしております。
お気軽にお持ちくださいませ。

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2019.11.10

《ブログ》香月泰男美術館さんにお出かけ

香月泰男美術館さんに出かけてまいりました。
香月さんの故郷・山口県長門市三隅にある美術館さんです(*^^*)

ちょうど「風景へのまなざし - ニューヨーク・ギリシャ編」がひらかれていました。
マティスを思わせるような色彩の美しい風景画や、
香月さんがギリシャで喜んだというケシの花などの作品、
再現されたアトリエ、たくさんの手製オモチャの展示など、とても素敵でした。

2階の展望室からは三隅の町も360度見られます。
右手の奥の山は、香月さんがよく描いていた久原山だそうです。

柳ケ瀬画廊でも現在、奥の応接室で香月さんの油彩画を展示しています。
お時間ございましたら、ぜひお出かけくださいませ。

 

香月泰男美術館さんのウェブサイトはこちらです。
https://www.city.nagato.yamaguchi.jp/kazukiyasuo/

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2019.11.07

《予告》久留米市美術館・熊谷守一展

来週より、久留米市美術館さんにて、
「熊谷守一 いのちを見つめて」展がはじまります、

初期から晩年にかけての油彩画、日本画、書、素描、遺品など、
約150点の熊谷作品が展示されるそうです。

2019年に全国を巡回していた「熊谷守一 いのちを見つめて」展も
この久留米会場が最終地となります。
久留米といえば青木繁や坂本繁二郎といった熊谷の友人達ゆかりの地でもございますね。

会期中の12月7日(土)には、藤森武さんの講演会も企画されています。
藤森さんは1974年から1976年にかけて熊谷を取材した写真家の方です。
当時を知るかただからこそ、熊谷の素顔のお話がいろいろ聞けそうですね。
(※要予約のイベントのため、ご参加希望の方は事前予約をお気をつけくださいませ)

久留米市美術館さんのウェブサイトはこちらです。
https://www.ishibashi-bunka.jp/kcam/

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

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