2021.04.17
《ブログ》岐阜新聞様に取り上げていただきました
昨日、4月16日付の岐阜新聞様に弊社記事を掲載いただきました。
『柳ケ瀬画廊の百年 熊谷芸術と資料』刊行にあわせた、
岐阜新聞社の杉山最高顧問と弊社社長による対談会です。
熊谷守一作品のことや、柳ケ瀬のまちの懐かしいお話などが紹介されています。
弊社・柳ケ瀬画廊のある柳ケ瀬地区は、いまも「劇場通り」という通りの名前が残っているように映画で知られた場所だったそうです。一時は岐阜劇場、岐阜東宝、松竹地下劇場、岐阜小劇場、満映画劇場、満鉄会館、岐阜東映、岐阜日活、自由映画劇場、金華映画劇場、豊富座、衆楽館…たくさんの映画館が立ち並んでいたと知り、驚きました。
対談のなかでは、昔の映画館は最終上映が22時頃に終わるので、その頃から柳ケ瀬が多くの人で賑わい、画廊も夜中まで営業していたことなども話されていました。
私自身も初めて聞く柳ケ瀬の姿です。
柳ヶ瀬画廊 市川瑛子
2021.04.15
《ブログ》美江寺公園の銅像
いよいよ来月5月6日に岐阜市新庁舎が開庁するそうです。
この新庁舎のお隣に美江寺公園がありますが、ここにひとりの男性の銅像が置かれています。
とても大きな立派な銅像です。
この方は松尾国松さん、第6代岐阜市長をつとめた方です。
1925年から1946年にかけて、21年以上の期間を市長として活躍しました。
松尾さんは土木や衛生など、岐阜のまちのため、市民のために働いたことから、初の岐阜市名誉市民章も贈られています。銅像の裏面には、松尾さんの生涯や功績、この銅像が建てられた経緯なども記されていました。
新しい庁舎のお隣の公園に、こうした方の銅像が立っていることにご縁を感じますね。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2021.04.12
《ブログ》岐阜のパブリックアート
岐阜市内では、岐阜駅から柳ケ瀬にかけて、
神田町通り沿いに 12作品 のパブリックアートが設置されています。
例えば、織田家ゆかりの円徳寺(岐阜市神田町6-24)前では、薮内佐斗司さんの作品が見られます。
作品名は《楽市童子・楽座童子の像》です。
薮内さんらしいブロンズの童子ですが、この岐阜市バージョンは、設置された場所が楽市楽座発祥の地であることに合わせて商売をしている童子で可愛らしいです。
こうした彫刻群は、現在12作品残っているはずです。
昔、神田町にアーケードが新設される際、関連事業として「モニュメントづくり委員会」が13作家を選び、1994年度から1995年度にかけて設置したときいています。その後、1作品はなくなってしまいましたが、小清水漸、星野暁、林武史など国際的に作家する彫刻の大家の作品がいまも揃っています。
ちょうど現在「ぎふの画廊めぐり」も開催中です。
画廊めぐりの合間に、彫刻群をめぐるお散歩コースもおすすめです。
ぜひ春の美術巡りにお出かけになってみてくださいませ。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
(お詫び)
本日、改めて当時の新聞記事を確認したところ、設置された彫刻は当初13作品、現在残っている彫刻がそのうち12作品と判明いたしました。
最初のブログ記事では、1点ずつ少ない数で記載しておりました。
本文を修正して、過去にご覧いただいたお客様向けに本説明記事を掲載させていただきます。
2021.12.03 市川瑛子