2019.04.29
GW休廊のお知らせ(4/30-5/8)
柳ケ瀬画廊では、誠に勝手ながら下記期間をゴールデンウィーク休廊とさせていただきます。
4月30日(火)から5月8日(水)
連休明けは、5月9日から通常営業に戻らせていただきます。
次回展覧会は、5月25日より「熊谷守一 生前制作 版画展」を開催の予定です。
よろしくお願いいたします。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2019.04.29
柳ケ瀬画廊では、誠に勝手ながら下記期間をゴールデンウィーク休廊とさせていただきます。
4月30日(火)から5月8日(水)
連休明けは、5月9日から通常営業に戻らせていただきます。
次回展覧会は、5月25日より「熊谷守一 生前制作 版画展」を開催の予定です。
よろしくお願いいたします。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2019.04.20
本日、群馬県立館林美術館さんにて「熊谷守一 いのちを見つめて」展がはじまりました。
猫や蟻、蝶、花といったモチーフの油彩画を中心に、
年代別かつモチーフごとにゆるやかにまとめられた約160点が展示されています。
展覧会も魅力的ですが、群馬県立館林美術館は美しい建築で知られる美術館でもあります。
第一工房で代表をつとめていらした高橋てい一氏の晩年の傑作で、
周囲の景色と一体になった気持ちのいい建物です。
高橋氏はこの群馬県立館林美術館の設計で、2004年に村野藤吾賞も受賞しています。
私が出かけた日も、周囲で気持ちよさげにピクニックをしている親子連れの姿が見られました。
会期中には講演会や解説会をはじめ、お子さん向けのイベントもいろいろと企画されています。
春のお出かけにぜひいかがでしょうか。
群馬県立館林美術館さんのウェブサイトはこちら http://www.gmat.pref.gunma.jp/
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2019.04.13
本日より、柳ケ瀬画廊では春恒例の「熊谷守一秀作展」を下記の通りはじまりました。
4月13日(土)-28日(日)
10:00 – 18:00 / 火曜・水曜休廊
今年は、二種類の薔薇の油彩画をはじめ、小さな花々や生きものの日本画や書がそろいました。
展示点数は14点(会期中変更あり)です。
皆さまの御清鑑を心よりお待ち申し上げております。
また、今月からは下記公立美術館における熊谷守一回顧展も企画されています。
約160点ほどの油彩画・日本画のほか、遺品類などが展示されるとのことです。
弊社からも作品の出品協力をさせていただきました。
こちらもぜひお出かけくださいませ。
「熊谷守一 いのちを見つめて」展
群馬県立館林美術館 4月20日~ 6月23日
静岡県立美術館 8月2日~ 9月23日
岡山県立美術館 9月28日~ 11月4日
久留米市美術館 11月16日~翌1月13日
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2019.04.13
今年も「ぎふの画廊めぐり」の季節を迎えました。
「岐阜をまるごと美術館に」を合言葉に、毎年春にひらかれているアートイベントです。
加盟画廊・加盟施設が時期をあわせて展覧会をひらき、共通リーフレットを制作・無料配布することで、多くの方たちに展覧会から展覧会へとアートによるまちあるきを楽しんでいただこうという企画です。1997年にはじまり、今年で第25回目・22周年になります。
今年は岐阜市内にある「じゅうろくてつめいギャラリー」さんが初参加されています。十六銀行さんが管理・運営されているスペースで、元々は「十六銀行徹明支店」として親しまれていた古い建物が活用されています。
こちらで、本日から「旅の途中でジョーくんと出会った 小笠原宣・荻下丈 二人展」がはじまりました。弊社も企画協力させていただいています。
小笠原宣さんは、岐阜在住の洋画家です。
上宮寺というお寺の住職としてご存知の方も多いかもしれません。
画壇の芥川賞と呼ばれる「安井賞」を受賞し、国内外で活躍を続けてきました。
萩下丈さんは、中学生のアーティストです。
岐阜県展で2部門入選をしたことで話題にもなりました。
今回は初めての試みとして、円筒形の大きな立体アートを発表してくれます。
弊社から歩いてほど近いギャラリーです。
お時間ございましたらぜひお出かけください。展示は28日まで。会期中無休です。
***
《展覧会詳細》
展覧会名:旅の途中でジョーくんと出会った 小笠原宣・荻下丈 二人展
展覧会場:じゅうろくてつめいギャラリー
展覧会期:2019年4月13日(土)~4月28日(日)
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2019.04.12
昨日「第52回吉川英治文化賞」の授賞式が、東京の帝国ホテルでひらかれました。
文化活動に貢献した人物および団体に贈られる賞で、「吉川英治文学賞」とともに昭和42年から続く伝統のある賞です。
今回、その「吉川英治文化賞」に 美術修復家の小谷野匡子さんが選ばれました。
小谷野さんは藤田嗣治をはじめとする、絵画作品の修復で知られる方です。
私も修復を見せていただいたことがありますが、長い年月のなかで美術品のバトンを繋いでいくために、ただ綺麗になればいいというのではなく、もし何十年先、何百年先にもっと良い修復技術が生まれたときには除去できるように工夫をされていて、お仕事の奥深さに驚かされました。
修復というお仕事は表立って取り上げられることが多くありません。
しかし、作品を守るためには欠かすことのできないお仕事です。また、湿度が高く、独特の症状が起きやすい日本において、独自に化学変化を調査・研究することも、国の文化を守るためにとても大切だと思います。
今回はそうした縁の下の力持ちの方にライトが当たった受賞でした。
美術に関わる人間として、とても嬉しいニュースです。
尚、小谷野さんのつくられた修復工房「絵画保存研究所」ウェブサイトでは、過去の修復例や講義資料も公開されています。
ご所蔵の作品の取り扱いや、修復のお仕事に興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょうか(*^^*)
絵画保存研究所ウェブサイト
http://www.artconservation.co.jp/
柳ケ瀬画廊 市川瑛子