2021.03.28
《ブログ》岐阜市役所前の銅像《鵜》
岐阜市役所前で羽ばたく銅像の《鵜》。
通勤通学で毎日この作品の前を歩く方も多いのではないでしょうか。
弊社でもよく「あれはどなたの作品ですか?」とお尋ねがございます。
私も気になって探してみましたがキャプションなどもなく、悩んでいましたが、先日加藤栄三・東一記念美術館さんに行って判明しました!
大須賀力先生という東京生まれの彫刻家の作品でした。
大須賀先生は、岐阜市生まれの日本画家・加藤栄三先生と東京美術学校の同級生だったそうです。
そのご縁があり、栄三先生のご紹介で、この《鵜》が制作されたとのことでした。
加藤栄三・東一記念美術館さんのエントランスには、この経緯が説明されたパネルと、原型の《鵜》の銅像が展示されています。
原型の銅像《鵜》は手のひらサイズの可愛い姿をしていました。
加藤栄三・東一記念美術館さんのある金華山一帯は桜の名所でもあるので、春のお出かけの際にぜひご覧になってみてくださいませ。
今年の初夏に岐阜市役所さんは移転しますが、せっかくなのでこの《鵜》も連れて行ってあげて欲しいですね(^^)/
柳ケ瀬画廊 市川瑛子