柳ヶ瀬画廊

柳ヶ瀬画廊

創業大正8年
熊谷守一・香月泰男・藤田嗣治など
内外洋画巨匠作品取扱の老舗画廊

ブログ「絵画のたのしみ」

2025.04.03

《ブログ》東京の豊島区立熊谷守一美術館さんで40周年展がはじまります(4/15-6/29)

柳ケ瀬画廊では常設展を開催中です。
4月10日からは「生誕145年 熊谷守一展」を開催予定です。

春には東京の豊島区立熊谷守一美術館さんでも企画が予定されています。
同館では毎年この時期になると「開館〇〇周年展」が企画され、3階建ての建物全てのフロアで熊谷守一作品が展示されます。普段は所蔵品の展示のみですが、この時だけは他館からの借用作品も展示されることも楽しみのひとつです。

今年は40周年という節目の年で、
「めぐる いのち」というタイトルで生と死に関する作品が特集展示されるそうです。
フライヤーに掲載されている油彩画「陽の死んだ日」は、普段は岡山の大原美術館さんがお持ちで、なかなか他館に貸出しされないので、都内では久しぶりの展示になると思います。熊谷守一先生が可愛がっていた次男の陽ちゃんが亡くなったときに枕元で描いた作品で、後年エッセイで回想して「描いているうちに“絵”を描いている自分に気がつき、嫌になって止めました」と語っている一枚です。

他にも結婚前の妻・秀子を描いた「某夫人像」や、長女の死を契機に描いた「ヤキバノカエリ」、次女の榧さんが子供を抱く姿を描いた「母子像」など、生と死、めぐるいのち、家族の肖像をキーワードとした作品が揃って展示されるそうです。

展覧会のご案内フライヤーは柳ケ瀬画廊店頭でもお配りしております。
気候の良いゴールデンウイークを含む時期の開催ですので、東京旅行を兼ねてアートの旅にお出かけいただいても楽しいかもしれません。よろしければ来廊の際にフライヤーをお持ちくださいませ。

展覧会詳細は美術館さんのサイトをご確認くださいませ。
豊島区立熊谷守一美術館さんのウェブサイトは下記でございます。
https://kumagai-morikazu.jp(外部リンク)

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2025.03.29

《予告》生誕145年 熊谷守一展(4/10~4/27)

次回企画展のご案内です。

柳ケ瀬画廊では今年も春恒例の熊谷守一展を開催いたします。
4月10日(木)から4月27日(日)にかけて、
「生誕145年 熊谷守一展」と題して開催予定です。

今年は初期から晩年にかけての油彩画の名品が揃いました。
花、風景、裸婦など 8点の油彩画を展示の予定でございます。

皆様の御清鑑を心よりお待ちしております。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

柳ケ瀬画廊

2025.03.27

《ブログ》今年も「ぎふの画廊めぐり」が開催されます

柳ケ瀬画廊では常設展を開催中です。
4月10日からは毎春恒例の熊谷守一展を開催予定です。

また、今年も春恒例のアートイベント「ぎふの画廊めぐり」がはじまります。
4月12日から20日にかけて、柳ケ瀬画廊を含む岐阜市内の画廊5軒が同時に展覧会を企画し、共通フライヤーを制作・配布することで多くのアートファンの皆様に画廊めぐりを楽しんでいただこうというイベントです。1997年に始まり、今年で31回目を迎えました。

柳ケ瀬画廊は「生誕145年 熊谷守一展」で参加予定です。
公式フライヤーは画廊店頭でも配布しておりますので、
ご興味ございましたら来廊の際にぜひお持ちくださいませ。

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

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