柳ヶ瀬画廊

柳ヶ瀬画廊

創業大正8年
熊谷守一・香月泰男・藤田嗣治など
内外洋画巨匠作品取扱の老舗画廊

ブログ「絵画のたのしみ」

2024.06.08

《ブログ》岐阜新聞さんに掲載いただきました

6月8日付の岐阜新聞さんにて弊社の香月泰男展を取り上げていただきました。

記事でもご紹介いただいていますが、本展ではシベリヤ・シリーズを思わせるような「運ぶ人」や、晩年に次々と孫が生まれたことで描きはじめた「母と子」シリーズの作品、晩年の欧州旅行で出会った景色を描いた「闘牛」など、戦後の香月先生の油彩画8点を展覧中です。

油彩画「闘牛」は、画面中とカンバス裏に「Las palmas」という地名が書きいれられています。
Las palmasは、スペインの都市ラス・パルマスのことで、香月先生が欧州旅行の際に立ち寄られた場所だそうです。

柳ケ瀬画廊の香月泰男展は23日(日)までの開催です。
油彩画8作品を含む、合計15作品を展示して皆さまをお待ちしております。
ぜひお出かけくださいませ。

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2024.06.06

《作品紹介》香月泰男 グワッシュ作品(人物、昆虫)

柳ケ瀬画廊では「香月泰男展」を開催中です。
油彩画、グワッシュ、版画など16作品を展示しています。

今回の香月展では2点のグワッシュ作品を展示しました。
グワッシュとは水彩絵具の一種で、透明な水彩絵具のなかでも不透明水彩を指し、グワッシュ、ガッシュなどとも呼ばれます。香月先生は油彩画作品のほか、生前にこうした紙に描いた作品を多く描きました。紙に描く時に用いられた画材が水彩絵具、グワッシュ、クレヨン、コンテです。複数の画材を用いることもありました。

今回展示されている作品もグワッシュとはされていますが、グワッシュを弾いているような部分もあるのでクレヨンとの混合技法かもしれません。
2点ともブラックを基調とした画面のなかからモチーフが浮かび上がるように描かれた作品で、それぞれ人物と昆虫が描かれています。長いほうの辺が50cmほどの大きさの作品です。

お探しの作品、お気になられる作品などございましたらお気軽にお問合せくださいませ。
柳ケ瀬画廊の香月泰男展は6月23日までの開催です。

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2024.06.03

《ブログ》香月泰男美術館(山口県長門市)

柳ケ瀬画廊では「香月泰男展」を開催中です。
油彩画8点のほか、グワッシュ、版画などを含め合計16作品を展示しています。

さて、香月先生といいますと故郷の山口県に「香月泰男美術館さん」があります。
香月作品を画廊に飾っていると、会話のなかでしばしばどんな美術館ですかとお尋ねいただくことがあるため、以前出かけた際の写真とともに少しご紹介させていただきます。

 

 

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