柳ヶ瀬画廊

柳ヶ瀬画廊

創業大正8年
熊谷守一・香月泰男・藤田嗣治など
内外洋画巨匠作品取扱の老舗画廊

ブログ「絵画のたのしみ」

2025.03.09

《ブログ》アートフェア東京2025が閉幕いたしました

本日「アートフェア東京2025」が閉幕いたしました。
4日間、多くの皆様にお出かけいただきましたことを改めて御礼申し上げます。

今年は従来の日本のアートファンの皆様に加え、
海外のお客様の購入も複数あり、熊谷人気の広がりを感じました。

以前から海外のお客様からのお声がけや購入はございましたが、
どちらかというと偶然見かけて気になって購入という形が多かったです。
しかし今年は熊谷守一作品に会いたくてブースにお越しくださったという海外の方も何人もおり、少しずつファンが増えていっているのかなと思います。海外の大手オークションハウスでの出品や、映画『モリのいる場所』の海外版公開もあり、海外の方にとっても熊谷先生が身近になってきたのでしょうか。嬉しいばかりです。

 

柳ケ瀬画廊ではこの後、
3月14日まで休廊してアートフェアご売約作品のご納品などを行い、
3月15日より通常営業を再開予定です。

次回企画展は、4月10日から4月27日にかけて、
岐阜の画廊で「生誕145年 熊谷守一展」を開催予定です。
アートフェアとはまた異なる作品をお出しする予定です。
ぜひお出かけくださいませ。

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2025.03.06

《ブログ》アートフェア東京2025開幕です

本日「アートフェア東京2025」が開幕いたしました。
柳ケ瀬画廊もN007ブースにて熊谷守一展を開催中です。

アートフェア東京は2005年に始まったフェアで、
外務省・⽂化庁などの後援を受けて毎年開催されている国内最大規模のアートの祭典です。
毎年国内外から140軒ほどのギャラリーが集まり、
4日で5万人ほどのアートファンが来場しています。

柳ケ瀬画廊は2006年の第二回開催から毎年参加し、
毎年熊谷守一先生の作品をご紹介しております。
国内では知名度の高い熊谷守一先生ですが、海外のお客様ですとまだ初めて作品と出会う方も多く、そうした方への熊谷守一作品のご紹介の場としても大切に続けているフェア出展です。

今年は油彩画が11点も勢ぞろいいたしました。
初期から晩年にかけての熊谷守一先生の油彩画の画業の変遷と全貌をお楽しみくださいませ。

また、同時代の藤田嗣治やピカソの作品もご案内しております。
あわせてぜひ御清鑑くださいませ。

皆様の御来場を心よりお待ちしております。

 

 

《アートフェア東京 公式ウェブサイト》
https://artfairtokyo.com(外部リンク)

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2025.02.15

《ブログ》メディアコスモスさんで長良川の漁の特集展示

柳ケ瀬画廊では常設展を開催しています。
熊谷守一先生の作品を中心に、近現代絵画15点ほどを展覧中です。

さて、柳ケ瀬画廊から徒歩20分程にある図書館複合施設「みんなの森 ぎふメディアコスモス」さんの2階で小さな展覧会がおこなわれていました。
「長良川 猟師と魚と川の営み」という展示です。
今月2月24日(日)まで無料鑑賞ができます。

岐阜市内を流れる長良川は現在でも漁が行われていて、有名な「長良川の鵜飼」をはじめ、船で網を投げて魚を採って料亭等に納められるなどもされています。
とても綺麗な川で、美濃和紙などの紙の文化も育ち、そこから多くの画家、画家の絵を表装する表具店や表具師、作品を販売する画商がうまれました。東京に出かけた際に「岐阜は画商さんが多いね」と声をかけられたこともございます。

この展示ではそうした長良川のことを、漁を中心に紹介されています。

実際に使われていた舟も間近で鑑賞できます。

漁に使う様々な道具も説明書きとともに鑑賞できます。

こうした舟や道具類は、日本画のなかに登場することも多く、近くで拝見して「こんなつくりをしているのね」と発見することも多くありました。

地元の魅力を改めて知ることのできる展示です。
お時間ございましたらお出かけになってみてはいかがでしょうか。

 

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

 

カテゴリー

アーカイブ