2025.10.02
秋の常設展 近現代絵画(10月)
柳ケ瀬画廊の十月は「秋の常設展」を開催しております。
28作品を展示いたしました。
熊谷守一先生の書の「五風十雨」の額装作品を飾りました。
8号大の縦書きの書です。
熊谷先生が気に入って繰り返し書いた言葉のひとつで、
五日に一回風が吹き、十日に一回雨が降ると穀物がよく実り、天下太平という意味です。
先生らしいのびやかな言葉で、人気のある書のシリーズです。
香月泰男先生の油彩画、水彩画も3点飾っています。
油彩画は貴重な滞欧中の作品、
水彩画は同じく欧州を描いた風景画と赤色の花の作品です。
香月先生の3作品は並べて展示しています。
ようやく暑い日々が落ち着き、出掛けやすい気候となりました。
お時間ございましたらぜひお出かけくださいませ。
皆様の御清鑑を心よりお待ちしております。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2025.09.27
《ブログ》東京で開かれているフジタの猫展に熊谷守一作品が展示されています
画廊では常設展を開催しています。
いよいよ秋らしい涼しさを迎え、お出かけもしやすくなってまいりましたね。
美術館さんたちもどこも「芸術の秋」に向けて、一年の目玉の企画展をはじめていて目移りするほどです。
そんななか、東京の府中市美術館さんでは、
「フジタからはじまる猫の絵画史」展が始まっています。
同館は牛島憲之先生のコレクションと常設展示でも知られている館ですね。
猫の画家としても知られる藤田嗣治の猫の作品を中心に、同時代の日本画や洋画の展示もあわせて絵画と猫の歴史を読み解こうという面白い展覧会です。
藤田の描く猫はよくある動物画だけでなく、チラシに掲載されている「猫の学校」といった擬人化した描かれ方もされていて特徴的です。藤田作品には子供たちが大人の仕事をするシリーズや、キツネなどの外の動物が人間の真似をする作品もあってユーモアたっぷりの画家の性格がうかがえます。

展覧会では藤田と交流があり、同じように猫の作品を多く描いた熊谷守一の猫も登場しているそうです。
本展会の説明文も「熊谷守一が朴訥と描いた猫の絵、猪熊弦一郎のモダンな猫の絵。日本の洋画家たちは個性的な猫の絵を数多く生み出しました。」と書き出されていて、どのような猫作品がどのように紹介されているか気になります。
展覧会は12月7日までの開催です。
東京方面にお出かけの方、関東在住の方は秋のお出掛け先にいかがでしょうか。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2025.09.26
《ブログ》週末の道路混雑のご案内(9/26-9/27)
柳ケ瀬画廊では常設展を開催中です。
今週末の柳ケ瀬商店街では、
毎秋恒例「ジュラシックアーケード」が開催予定です。
9月27日(土)28日(日)の両日の開催です。
当日は毎年、商店街および周辺駐車場が大変混雑いたします。
お出かけの際はどうぞお気をつけてお越しくださいませ。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子