柳ヶ瀬画廊

柳ヶ瀬画廊

創業大正8年
熊谷守一・香月泰男・藤田嗣治など
内外洋画巨匠作品取扱の老舗画廊

ブログ「絵画のたのしみ」

2023.01.20

《ブログ》愛知県美術館にて熊谷守一特集展示

柳ケ瀬画廊では新年恒例「新春逸品展」を開催中です。

さて、お隣の県の愛知県美術館では「岡本太郎展」がひらかれています。
代表作を含めた約300点が展示されているそうで、
最大規模のスケールの岡本太郎展といわれています。

実は岡本太郎は岐阜ともゆかりの深いアーティストで、
太郎の父・岡本一平は晩年を岐阜県美濃加茂市で過ごしています。
今でこそ岡本太郎の方が認知度が高くなりましたが、当時は「岡本一平の息子・太郎」といわれていたほどに一平はとても有名な芸術家でした。東京を中心に活躍していた一平でしたが、知人が岐阜にいた縁から晩年は美濃加茂に移り住み、この地で17音からなる「漫俳」をこの地で提唱するなどの芸術活動を続けています。

思わぬご縁があるのですね。
太郎さんが身近に感じます。

さて、そんな「岡本太郎展」を開催中の愛知県美術館では、
コレクション展⽰室6で「熊⾕守⼀ ⽊村定三の眼」という特集展示がおこなわれています。

熊谷守一の油彩画、日本画、書、絵付茶盌など37点がずらりと展示中です。

展示の説明文には「⽊村定三⽒による『熊⾕守⼀作品撰集』にならい、絵画だけではなく熊⾕芸術の全領域にわたる作品を、⽒による作品解説とともに紹介します。」(愛知県美術館ウェブサイトより転載)と書かれています。
木村定三さんという方は、熊谷守一先生を中期から晩年にかけて支援したコレクターであり、愛知県美術館に3000点以上の重要文化財を含む作品を寄贈した大蒐集家でもある人物です。ただコレクションするだけでなく『熊谷守一作品撰集』という図版入りの大型図録を作ったり、熊谷芸術についての文章を書いて発表したり、時には、熊谷先生にこういうものを描いみてはどうかと語りかけてみたりと、ただのコレクターの枠に収まらない方としても知られています。
今回の展示は木村さんの目を通した熊谷作品が楽しめそうで、素敵な展示です。

油彩画「猫」「たまご」、日本画の「蝶にゼラニューム」など、人気の作品も展示されているようです。
岡本太郎展とあわせてお出かけになってみてはいかがでしょうか。

 

 

***ご紹介した展覧会の詳細***

展覧会名:「岡本太郎展」展
展覧会期:1月14日(土)から3月14日(火)まで
展覧会場:愛知県美術館(愛知県名古屋市)

展覧会名:常設展示室6「熊⾕守⼀ ⽊村定三の眼」特集
展覧会期:1月14日(土)から3月14日(火)まで
展覧会場:愛知県美術館(愛知県名古屋市)

愛知県美術館さんの公式ウェブサイト
https://www-art.aac.pref.aichi.jp/index.html

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2023.01.07

《ブログ》中日新聞様にご紹介いただきました

本日より、画廊では「新春逸品展」がはじまりました。

今朝、中日新聞様に展覧会をご紹介いただきました。

柳ケ瀬画廊が代々取扱ってきた熊谷守一先生の作品を中心に紹介いただいています。
今回、熊谷先生の作品からは、油彩画2点、墨彩画1点、版画2点をご案内しておりますが、熊谷先生の作品は常時いろいろと取り揃えておりますので、もしお探しの作品がございましたらお気兼ねなくお尋ねくださいませ(*^^*)

皆さまの御清鑑を心よりお待ちしております。
どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。


(注:取材後に作品が少し動きまして、23点での展覧となっております)

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2023.01.07

《ブログ》岐阜新聞様にご紹介いただきました

本日より、画廊では「新春逸品展」がはじまりました。

今朝、岐阜新聞様にて展覧会をご紹介いただきました。

安井曽太郎先生が熱海を品良く描かれた油彩画をはじめとして、
岐阜ゆかりの前田青邨先生の紅白梅の日本画や書など、多彩に展示しています。

また、干支のうさぎモチーフのブロンズ彫刻や、
お正月らしい門松やこたつを描いた日本画など、季節の作品も揃えています。

新年のお出かけに、ぜひお立ち寄りくださいませ。
皆さまの御清鑑を心よりお待ちしております。

岐阜新聞様・該当ウェブ記事URL
https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/182647

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

カテゴリー

アーカイブ