2025.07.25
《御案内》夏季休廊(7/26-8/22)
本日、柳ケ瀬画廊の夏の常設展が終了いたしました。
暑い日が続くなか、多くのお客様にお越しいただきましたこと御礼申し上げます。
また、勝手申しますが明日より下記の通り休廊とさせていただきます。
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決算棚卸に伴う夏季休廊
2025年7月26日(土)から8月22日(金)まで
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休廊中もお電話、メールは通常通り繋がっております。
ご連絡の際はお電話(058-262-3481)またはメール(art@yanagase-web.com)にてお知らせくださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2025.07.19
《ブログ》三連休も通常営業いたしております
柳ケ瀬画廊では夏の常設展を開催しています。
本日からの三連休も通常通り11時から17時まで営業中です。
お時間ございましたらぜひお出かけくださいませ。
三連休にあわせて今朝ほど少し展示替えをいたしました。
新しく北川民次、三岸節子の油彩画が手に入りましたので展示しております。
ともに花を描いた、それぞれの作家「らしさ」のでた作品です。
皆様の御清鑑を心よりお待ちしております。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子
2025.07.17
《ブログ》碧南市美術館さんで橋口五葉展がひらかれます
柳ケ瀬画廊では夏の常設展を開催しています。
油彩画、日本画、彫刻、版画など多彩な18作品を展示中です。
さて、来週から愛知県の碧南市藤井達吉現代美術館さんで楽しみな展覧会がはじまります。
「橋口五葉のデザイン世界 夏目漱石本の装丁から新版画へ」展です。
栃木 – 東京 – 福岡とまわる全国巡回展の愛知会場です

橋口五葉の仕事で最も有名なものは『吾輩は猫である』の装丁でしょうか。
もともとは熊谷守一と同じ東京美術学校(現在の東京藝術大学)に入学し、黒田清輝らから油彩画の専門的な知識を学び、同校を首席で卒業した画家です。現在も続く俳句雑誌『ホトトギス』の挿絵を手掛けていたことから漱石の知遇を得、谷崎潤一郎、森鴎外、漱石門下の森田草平や鈴木三重吉らの多くの作家の装丁もおこないました。
その後、油彩画の世界でも評価されることになりますが、橋口は浮世絵に深い関心を持っていたようで、浮世絵の研究をし、復刻版画を手掛けるなどし、「大正の歌麿」などと呼ばれました。
残念なことに若くして橋口は亡くなってしまいますが、技法や交友関係が多岐に渡るので、橋口を通じて展覧会では色々な景色が見られそうです♪
開催館の碧南市藤井達吉現代美術館さんはいつも面白い展覧会を精力的におこなっているので、同館の開催ということもあって、なおさら楽しみです。
展覧会は来週7月23日から8月末までの開催です。
夏のお出かけにいかがでしょうか。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子