柳ヶ瀬画廊

柳ヶ瀬画廊

創業大正8年
熊谷守一・香月泰男・藤田嗣治など
内外洋画巨匠作品取扱の老舗画廊

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2024.02.01

2月の常設展

本日から2月ですね。
2月の柳ケ瀬画廊は近現代絵画の常設展示を行っております。
火曜水曜の休廊日以外は、11時から17時まで営業中です。
お近くを通られましたらぜひお出かけくださいませ。

2月の岐阜市はまだまだ寒さを感じつつも、近くの梅林公園さんを通りがかりましたら蠟梅が香りよく咲いていて春の足音を感じました。早くあたたかくなっていくと嬉しいですね(*^^*)

画廊でも飾っている「熊谷守一カレンダー2024」も今月は油彩画《梅》の図柄でした。
愛知県美術館木村定三コレクションになっている作品です。
1956年の作品ですので、熊谷先生が76歳のときの制作ですね。
この頃は揺り戻しのように過去の表現方法と新しいモリカズ様式の表現とが混ざっている時代で、この作品も画面構成はモリカズ様式のようですが、モリカズ様式で用いられる赤鉛筆の線ではなく赤色の油絵具の線で描かれています。線がどっしりしているので梅の生命力が伝わってくるようです!

この「熊谷守一カレンダー2024」は柳ケ瀬画廊分は既に完売してしまいましたが、販売元の求龍堂さんのオンラインストアにはまだ残部があるようです。
毎月熊谷守一先生の作品と共に過ごせる素敵なカレンダーです。
お気になられる方はぜひアクセスしてみてくださいませ。

《求龍堂さんの「熊谷守一カレンダー2024」販売ページ》
https://www.kyuryudo.co.jp/shopdetail/000000002182

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

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