柳ヶ瀬画廊

柳ヶ瀬画廊

創業大正8年
熊谷守一・香月泰男・藤田嗣治など
内外洋画巨匠作品取扱の老舗画廊

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2023.04.29

【4/26~6/11の展示】作家紹介:村田茜

柳ケ瀬画廊では昨日から、
「岐阜アートギャザリング2023選抜作家展」を開催中です。

「岐阜アートギャザリング」は岐阜市内各所で都市間連携で招聘した12名のアーティストが展示を行う都市間連携企画です。全体会期は5月8日から5月26日ですが、柳ケ瀬画廊では4月26日から6月11日にかけて少し長めに展示を行っています。(※5/1~5/7はGW休廊)

開催にあわせて、ブログでは出品作家を1名ずつをご紹介しています。
今週の一連のご紹介の6人目、最後を飾るのは村田茜さんです。


村田茜「来訪」
日本画(紙本着色)
22.7×22.7cm〔2022年〕

村田さんの作品は昨年の「岐阜アートギャザリング2022」でも展示していたので、記憶に残っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
人や静物、風景のモチーフとモチーフの交流を、日本画やアニメーションを通して描く若手作家です。岩絵具の粒子や箔、胡粉の質感を用いて、匂いや光の温度、時間の手触りの実感を大切にして制作されていて、昨年も近代洋画がお好きな玄人のアートコレクターの方から特に反響の大きかった作家です。

本展では3点の作品が登場しています。
昨年までは額縁のない作品群でしたが、今年はそれぞれの作品に合わせた額縁が付属しています。
画面の色と響きあっていて、昨年とはまた違った印象です。

また、村田さんの作品は、岐阜公園内にある加藤栄三・東一記念美術館さんにて開催中の「池袋モンパルナス回遊美術館 池袋アートギャザリングselection」展にも6月11日まで展示されています。
美術館さんには村田さんの世界観がぎゅっと詰まった大作1点が展示されています。
お時間ございましたらこちらもぜひご覧くださいませ。

 

《村田茜 略歴》
1993年生まれ。千葉県出身。
2017年
「数寄和 ギャラリーへ行こう2017」入選(2018年、2020年)
2018年
東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業
「池袋アートギャザリング  IAG  AWARDS  2018」B-gallery賞 受賞
「ヤングアーティスト公募展いい芽ふくら芽」入選
2019年
個展「知らない音」(ぽえむ狛江南口店/東京)
個展「彼らの風景」(B-gallery/東京)
2021年
「清須市  第10回  はるひ絵画トリエンナーレ」佳作 受賞
「IAG ARTISTS SELECTION 池袋回遊派美術展」(東京芸術劇場/東京)
「耀画廊選抜展 – 対の世界 – vol.4」(東京九段耀画廊/東京)
「ライプツィヒ国際映画祭」国際短編映画コンクール部門にて《口をひらく》を上映(ドイツ)
2022年
「スラムダンス映画祭」短編アニメーションプログラムにて《口をひらく》を上映(アメリカ)
「ザグレブ国際アニメーション映画祭」短編コンペティションにて《口をひらく》を上映(クロアチア)
「岐阜アートギャザリング2022」(十六銀行本店会場、柳ケ瀬画廊会場/岐阜)

 

《展覧会詳細》
岐阜アートギャザリング2023 選抜作家展
4月26日~6月11日
(※ただし5月1日~5月7日はGW休廊)
(※ただしアートギャザリング全体会期は5月8日~5月26日)

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

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