2022.01.07
《作品紹介》舟越桂 ドローイング
柳ケ瀬画廊「新春逸品展」を開催中です。
展示作品の中から、毎日1作品、お薦めの作品を御案内申し上げます。
画廊の左手には舟越桂先生の作品2点並べて展示いたしております。
若い男性像、女性トルソーのドローイング作品です。
一方が木炭と鉛筆、もう一方が木炭とクレヨンコンテでえがかれています。
舟越桂先生は彫刻家でいらっしゃいます。
お父様の舟越保武先生も彫刻家でブロンズ彫刻を多く手がけましたが、桂先生は木の彫刻です。
現代彫刻家の代表作家のひとりとして、昨年は東京の松濤美術館さんで「舟越桂 私の中にある泉」という回顧展がひらかれました。東海地方でもメナード美術館さんがよく展示されていて、個展もひらかれたため、画廊で飾っていてもファンの方がよくいらっしゃいます。
今回柳ケ瀬画廊で展示している作品は、桂先生のドローイング(素描)です。
彫刻家の方が描かれるドローイング作品は画家の方とは少し違った魅力があるように思います。
板やキャンバスに描く画家と、3Dの制作をされる彫刻家ではアプローチの仕方が異なるのかもしれませんね。
明日からは三連休、美術を楽しまれてはいかがでしょうか。
三連休も柳ケ瀬画廊では新春逸品展を開催しています。
柳ケ瀬画廊 市川たけよ