2020.11.19
《作品紹介》山川利夫 鵜飼
山川利夫先生 油彩画「鵜飼」作品が入りました。
山川先生は 岐阜の示現会を代表する洋画家のお一人でいらっしゃいました。
長く教師をされていらしたこともあり、山川先生を思い出深く語られるお客様も多くいらっしゃいます。
画風は 油彩画でしか表現できない、大胆で動きのある筆のタッチが魅力です。
今回入手した「鵜飼」の作品は 山川先生にしか描けない、
川の流れのなかで、「鵜」と「鵜匠さん」と「鵜舟」 動き回る様子が描かれています。
日本画の鵜飼とは違った、動きある鵜飼です。
作品をお探しの方がいらっしゃいましたらお声がけくださいませ。
柳ケ瀬画廊 市川たけよ
2020.11.15
《ブログ》岐阜県美術館さんの岸田劉生展
昨日、岐阜県美術館さんで「岸田劉生展 写実から、写意へ」の開場式に参加してまいりました(^^)
岸田劉生の初期から晩年にかけての油彩画、日本画、装丁画、版画が鑑賞できる展覧会です。
近代洋画の大家の展覧会だけあって多くの方で賑わっていましたが、感染症対策がされ、来賓の方たちもマスク姿でテープカットに参加されていました。

岸田劉生展といえば、今年の1月から3月にかけて名古屋市美術館さんで開催された「没後90年記念 岸田劉生展」をご覧になった方も多いのではないでしょうか。あの時は《麗子微笑》《麗子坐像》《童女舞姿》など劉生の愛娘・麗子を描いた作品が勢ぞろいする展覧会でした。
今回の岐阜の展覧会は、初期の油彩画や、劉生が後半生に多く手掛けた日本画、装丁画などが揃い、劉生の画業の全体が鑑賞できるようになっていました。
名古屋市美術館さんで鑑賞された方は、今回の岐阜県美術館さんの展覧会も鑑賞されると劉生通になれそうです。画集の表紙になっているこの《猫図》の猫ちゃんもとても可愛いです。

会期中、12月20日までは並行して「寄贈記念 熊谷守一展」も開催されています。
熊谷守一と岸田劉生、近代の巨匠ふたりが鑑賞できます。
柳ケ瀬画廊 市川えいこ
2020.11.14
《作品紹介》熊谷守一 陶皿
熊谷守一 陶皿 が入りました。
といっても、お皿は陶芸家 安藤先生の制作で、絵付けを熊谷先生がされた作品です。
紙に描く作品とは違い、陶器に描く墨彩画。
絵付けの時の色と焼きあがった色とは ずいぶん違うと思いますので
窯から作品をとりだし 焼きあがった皿を見た時に
先生はとても楽しかったのではないかなと 想いを巡らせます。
これまで、数点陶器の作品は取り扱っていますが、
コレクターのお客様のコレクションに加えていただいています。
お探しの方がございましたら、お声がけくださいませ。
柳ケ瀬画廊 市川たけよ