柳ヶ瀬画廊

柳ヶ瀬画廊

創業大正8年
熊谷守一・香月泰男・藤田嗣治など
内外洋画巨匠作品取扱の老舗画廊

ブログ「絵画のたのしみ」

2020.12.14

《ブログ》ステイホーム

ステイホームと言えば
晩年は外出を控え、自宅敷地内でほとんどの時間を過ごされた
熊谷守一先生は ステイホームの達人だったのかもしれません。

一つの事に費やす時間は人によって違います。
忙しいと 花や昆虫を見ても「綺麗」「面白い」という一言で過ぎていくことも
時間がたっぷりあり 色や形を丁寧に見ていくと思わぬ発見があるのだと思います。
熊谷先生が、地面に寝そべって、蟻を何時間も観察して『蟻の歩き方を幾年もみていてわかったんですが、蟻は左の二番目の足から歩き出すんです』と話されたことは有名です。

今回のコロナのように、人は未知の疫病はもちろん殺人や事故のような恐怖の出来事、地震や災害のような不安な出来事に強く興味を持ち、マスコミは連日報道します。
熊谷先生が好まれた「五風十雨」「無一物」「獨樂」のような1日では、視聴率はとれないので仕方がないのですが。。。このようなときにこそ、守一スタイルの獨樂ステイホームを楽しんでいきたいです。

市川たけよ

2020.12.13

《ブログ》本日、展覧会最終日です

本日、 「文化の日 熊谷守一 前田青邨 川合玉堂展」が最終日を迎えました。

岐阜ゆかりの三巨匠を見比べて楽しめる展覧会、
私たちも毎朝作品を鑑賞して、それぞれの画家の個性を楽しめた展覧会でした。

本日18時までの展覧会です。
お時間ございましたらぜひお出かけくださいませ。

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2020.12.10

《ブログ》来年、石川県で熊谷展が予定されています

来年、石川県で「生誕140周年 熊谷守一展 わたしはわたし」が開かれます。
会場は石川県立美術館さんで、2021年2月1日から3月14日の開催予定だそうです。
石川県立美術館さんといえば、
国立工芸館、金沢21世紀美術館、鈴木大拙館、兼六園など
多くの文化施設のあるエリアの美術館です。
熊谷守一展にあわせて周囲の散策もとても楽しそうです。
主催の北陸中日新聞さんのウェブサイトには早くも詳細が出ていました。
会期中には…
同展覧会監修者の池田学芸員による講演会、
映画「モリのいる場所」上映会、
がイベントとして予定されているそうです。
もし新型コロナウイルス感染症が落ち着いていたら、私も出かけたいと思います。
来年が今から楽しみですね。

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

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