2021.02.11
《ブログ》石川県立美術館・熊谷守一展
本日、石川県立美術館さんで熊谷守一展がはじまりました。
北陸中日新聞発刊60周年を記念した展覧会で、180作品が勢ぞろいしています。
今回の展覧会では、これまでの熊谷展ではあまり展示されていない個人蔵の作品が多く展示されているそうです。
上記のメインビジュアルになっている油彩画《牝猫》もそのひとつ。
よく似た油彩画《猫》(愛知県美術館蔵/1965年制作)は数年前の東京国立近代美術館での熊谷守一展の際にもチラシなどに印刷され、ミュージアムグッズなどにもなって広く知られています。
ただ、本展出品の《牝猫》(個人蔵/1959年)は、美術館ではなく、個人コレクターが所蔵している作品のためこれまでの熊谷展ではほとんど出品されることがありませんでした。
そうした「ここでしか見れない熊谷守一」が見られることがとても魅力な展覧会です。
会期中には石川県出身のパティシエ辻口博啓氏とのコラボスイーツもカフェで食べられるそうです。私も岐阜県の緊急事態宣言が解除され、コロナが落ち着いたら伺いたいなと思っています!
柳ケ瀬画廊 市川瑛子