2023.06.24
《ブログ》講談社さんの美術修復コラムのおはなし
柳ケ瀬画廊では常設展を開催中です。
油彩画・日本画・書・版画作品など、多彩な16作品を展示しています。
さて、本日のブログは美術に関するウェブサイトのご案内です。
熊谷守一先生の御本も出していらっしゃる講談社さんが「学術文庫&選書メチエ」というサイトを運営されていらっしゃって、そちらで修復家の小谷野匡子先生が4つのコラムを連載されました。
小谷野先生は東京藝術大学美術学部を卒業後、米国で科学的手法を取り入れた美術調査・修復を学んだ方で、西洋画や浮世絵の修復でも知られていますが洋画界隈ですと藤田嗣治の修復で有名な方です。
テレビや新聞、美術雑誌のほか、大学で講義もされていらっしゃいます。
サイトでは「絵画修復家が教える名画のウラおもて」と題して、下記が公開されています。
【第一回】
ゴッホの作品の下から、こんなものが!
調査から見えた天才の技術
https://gendai.media/articles/-/111485
【第二回】
持ち込まれた作品を見てみたら…
ゴーギャンに覚えた違和感の正体
https://gendai.media/articles/-/111486
【第三回】
謎の絵師、写楽の傑作!
科学的調査からつかんだ正体の手がかり
https://gendai.media/articles/-/111487
【第四回】
華やかさの秘密はここにあり!
《職人尽絵》にみる日本画の色づかい
https://gendai.media/articles/-/111488
1年間だけの期間限定コラムだそうです。
美術修復家の方のお話が聞ける機会はなかなかないので面白いですね(*^^*)
とても素敵なコラムです。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子