2021.05.14
《ブログ》パブリックアートをめぐって
岐阜には名鉄岐阜駅から柳ケ瀬にかけて、南北に「神田町通り」という大きな道路が走っています。
バスが通っている通りですね。その神田町通り沿いには、1994年から1995年にかけて多くのパブリックアート(公共空間に置かれた彫刻作品)が10作品以上設置されました。
柳ケ瀬にある中日新聞岐阜支局さんと道路を挟んで向かいにも1作品が置かれています。
大嶽有一《Deux》(1995年制作)です。
岐阜県多治見市出身の大嶽さんは東海地方でも多くの展覧会を開いているので、どこかでこの錆びた鉄の質感をご覧になったことのある方もいるのではないでしょうか。
昨年には岐阜県美術館でひらかれた「第10回円空大賞展」で円空賞を受賞したことでも注目を集めました。
柳ケ瀬画廊でも「初夏の常設展」を開催しています。
画廊にお越しの際は、ぜひ柳ケ瀬の大嶽作品もご覧になってみてくださいませ。
初夏の青い空によく映える作品です。
柳ケ瀬画廊 市川瑛子