柳ヶ瀬画廊

柳ヶ瀬画廊

創業大正8年
熊谷守一・香月泰男・藤田嗣治など
内外洋画巨匠作品取扱の老舗画廊

ブログ「絵画のたのしみ」

2019.04.20

群馬県立館林美術館にて「熊谷守一 いのちを見つめて」展

本日、群馬県立館林美術館さんにて「熊谷守一 いのちを見つめて」展がはじまりました。
猫や蟻、蝶、花といったモチーフの油彩画を中心に、
年代別かつモチーフごとにゆるやかにまとめられた約160点が展示されています。

展覧会も魅力的ですが、群馬県立館林美術館は美しい建築で知られる美術館でもあります。
第一工房で代表をつとめていらした高橋てい一氏の晩年の傑作で、
周囲の景色と一体になった気持ちのいい建物です。
高橋氏はこの群馬県立館林美術館の設計で、2004年に村野藤吾賞も受賞しています。
私が出かけた日も、周囲で気持ちよさげにピクニックをしている親子連れの姿が見られました。

会期中には講演会や解説会をはじめ、お子さん向けのイベントもいろいろと企画されています。
春のお出かけにぜひいかがでしょうか。

群馬県立館林美術館さんのウェブサイトはこちら http://www.gmat.pref.gunma.jp/

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2019.04.13

熊谷守一秀作展(4/13-4/29)

本日より、柳ケ瀬画廊では春恒例の「熊谷守一秀作展」を下記の通りはじまりました。

4月13日(土)-28日(日)
10:00 – 18:00 / 火曜・水曜休廊

今年は、二種類の薔薇の油彩画をはじめ、小さな花々や生きものの日本画や書がそろいました。
展示点数は14点(会期中変更あり)です。
皆さまの御清鑑を心よりお待ち申し上げております。

また、今月からは下記公立美術館における熊谷守一回顧展も企画されています。
約160点ほどの油彩画・日本画のほか、遺品類などが展示されるとのことです。
弊社からも作品の出品協力をさせていただきました。
こちらもぜひお出かけくださいませ。

「熊谷守一 いのちを見つめて」展
群馬県立館林美術館 4月20日~ 6月23日
静岡県立美術館 8月2日~ 9月23日
岡山県立美術館 9月28日~ 11月4日
久留米市美術館 11月16日~翌1月13日

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2019.04.13

《ブログ》小笠原宣・荻下丈 二人展(じゅうろくてつめいギャラリー)

今年も「ぎふの画廊めぐり」の季節を迎えました。
「岐阜をまるごと美術館に」を合言葉に、毎年春にひらかれているアートイベントです。

加盟画廊・加盟施設が時期をあわせて展覧会をひらき、共通リーフレットを制作・無料配布することで、多くの方たちに展覧会から展覧会へとアートによるまちあるきを楽しんでいただこうという企画です。1997年にはじまり、今年で第25回目・22周年になります。

今年は岐阜市内にある「じゅうろくてつめいギャラリー」さんが初参加されています。十六銀行さんが管理・運営されているスペースで、元々は「十六銀行徹明支店」として親しまれていた古い建物が活用されています。
こちらで、本日から「旅の途中でジョーくんと出会った 小笠原宣・荻下丈 二人展」がはじまりました。弊社も企画協力させていただいています。

小笠原宣さんは、岐阜在住の洋画家です。
上宮寺というお寺の住職としてご存知の方も多いかもしれません。
画壇の芥川賞と呼ばれる「安井賞」を受賞し、国内外で活躍を続けてきました。

萩下丈さんは、中学生のアーティストです。
岐阜県展で2部門入選をしたことで話題にもなりました。
今回は初めての試みとして、円筒形の大きな立体アートを発表してくれます。

弊社から歩いてほど近いギャラリーです。
お時間ございましたらぜひお出かけください。展示は28日まで。会期中無休です。

***
《展覧会詳細》
展覧会名:旅の途中でジョーくんと出会った 小笠原宣・荻下丈 二人展
展覧会場:じゅうろくてつめいギャラリー
展覧会期:2019年4月13日(土)~4月28日(日)

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

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