柳ヶ瀬画廊

柳ヶ瀬画廊

創業大正8年
熊谷守一・香月泰男・藤田嗣治など
内外洋画巨匠作品取扱の老舗画廊

展覧会のご案内

2024.04.27

熊谷守一展(十六銀行本店ギャラリー)(4/30~5/24)

この度、名鉄岐阜駅すぐの「十六銀行本店ギャラリー」様にて、
熊谷守一先生の展覧会を開催するご縁をいただきました。

「熊谷守一 書と日本画と生前版画展」と題して、
4月30日から5月24日にかけて熊谷作品10点を展示予定です。

熊谷先生というと油彩画の印象が強いですが、10代で上京して、最初に学んだ画塾は共立美術学館という日本画の画塾だったと言われています。そこで墨や紙の扱いを学び、特に50代以降に多くの墨の作品を描きました。
今回はそうした墨の日本画や書の作品をメインに、生前版画の作品を添えて展示しています。
墨の作品としては、白猫や草花の日本画、五風十雨などの熊谷先生らしさの伝わる書などを揃えました。

また、生前版画の作品は、シルクスクリーン、リトグラフ、木版画の三種類の技法の作品を展示しました。
生前のゴッホが1点の作品しか売れず、亡くなってから評価されたことで知られるように、生前はなかなか認められず苦労した芸術家の話はしばしば聞かれますが、熊谷守一先生は幸せなことに生前から評価され、各地の美術館や百貨店で展示が行われ、多くのファンに恵まれた作家でした。そのため、より多くのファンのために版画が多く作られています。
ファンの声にこたえるため、どの版画も熊谷先生らしいモチーフがとられています。
ぜひそれぞれの技法を比べてお楽しみください。

尚、こちらの会場は銀行さんのギャラリーのため、土日休み、9時~15時の展示です。
開廊日と開廊時間にご注意くださいませ。

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《ご紹介した展覧会の詳細》
展覧会名:「熊谷守一 書と日本画と生前版画展」
展覧会期:2024年4月30日(火)から5月24日(金)まで
展覧会場:十六銀行本店ギャラリー(岐阜県岐阜市神田町8丁目26)
休廊日 :土日祝
開廊時間:9時から15時まで
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柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2024.04.04

生誕144年 熊谷守一展(4/4~4/28)

本日より毎春恒例の熊谷守一展がはじまりました。
毎年、春と秋に開催している熊谷守一先生の企画展です。

先代社長が交流のあった武者小路実篤先生から、岐阜出身というご縁で熊谷守一先生をご紹介いただいたときから今日まで、長年取扱いを続けてまいりました熊谷先生の展覧会です。

今年は油彩画・日本画・書・版画の名品23作品が揃いました。
油彩画で描かれた蝶々、墨彩画の蟻、書の獨樂や五風十雨、木版画の猫など、
熊谷先生らしいモチーフの様々な技法の作品を展示しております。

4月4日(木)から4月28日(日)までの開催です。
ぜひお出かけくださいませ。

尚、4月6日(土)7日(日)の岐阜市内は道三まつりが開催されています。
周辺の公共交通機関や駐車場が混み合うことが予想されますので、お出かけの際はお気をつけくださいませ。

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2024.03.01

アートフェア東京2024(3/8~3/10)

今年も柳ケ瀬画廊は「アートフェア東京」に出展いたします。

「アートフェア東京」は毎年3月恒例の国内最大のアートフェアです。
国内外の150ほどのギャラリーが古今東西のアートを展示するフェアで、
洋画、日本画、現代アート、陶芸、ガラスなど、多彩なアートを楽しめます。

柳ケ瀬画廊は2006年開催の第2回開催より毎年、
同フェアで熊谷守一展を開催しています。
年に一度の都内での展示として、熊谷守一ファンの皆様に楽しんでいただけるよう、
毎年展示作品や趣向を変えながら続けてまいりました。

今年は風景画を中心とした油彩画4点をはじめ、
墨彩画の動物昆虫植物や、書の名品、版画作品を展覧いたします。
お気に入りの熊谷守一作品を見つけていただけましたら幸いです。

皆様のお出かけを心よりお待ちしております。

《フェア詳細》
フェア名:アートフェア東京2024
展示場所:N009柳ケ瀬画廊ブース
展示会期:3月7日(木)から3月10日(日)まで(※7日は招待者のみ)
展示会場:東京国際フォーラム(東京駅より徒歩5分、有楽町駅より徒歩1分)
公式サイト:ART FAIR TOKYO

《お知らせ》
フェア参加に伴い、柳ケ瀬画廊は3月5日(火)から3月15日(金)にかけて臨時休業いたします。
通常営業は3月16日より、次回企画展は4月4日より「生誕144年 熊谷守一展」を開催予定です。

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

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