柳ヶ瀬画廊

柳ヶ瀬画廊

創業大正8年
熊谷守一・香月泰男・藤田嗣治など
内外洋画巨匠作品取扱の老舗画廊

ブログ「絵画のたのしみ」

2023.06.15

《ブログ》愛知県瀬戸市での北川民次展

柳ケ瀬画廊では常設展を開催中です。
巨匠から手ごろな版画作品まで、幅広い16作品を展示しています。

さて、本日のブログは、
お隣の愛知県でひらかれている展覧会のご紹介です。

愛知県瀬戸市にある
瀬戸市美術館さんと瀬戸信用金庫アートギャラリーさんで
同地ゆかりの洋画家・北川民次の見ごたえのある展示がひらかれています。

瀬戸市美術館さんは、寄贈作品を含めた収蔵作品数が約160点に達したことから「北川民次コレクション全員集合!」と題して全コレクション展示をおこなっているそうです。油彩画、水彩画、絵付けした陶器など幅広い民次作品をお持ちなので、民次芸術の全貌が楽しめる展示になっていそうです。

瀬戸信用金庫さんは、1958年から現在まで毎年カレンダーの図柄に民次作品を使っていらして、民次存命中にはカレンダーのために描きおろしていただいた作品も多くあったそうです。
今回はそうしたカレンダー原画や、瀬戸信用金庫さんの歴史や民次とのつながりなども見られる展示だそうです。

瀬戸市美術館

瀬戸信金ギャラリー

民次自身は静岡の生まれですが、奥様が瀬戸市に実家があったゆかりで1943年からは同地で暮らし、アトリエを構え、瀬戸の景色なども何点も描いています。
いまでも市内には民次の作品がもとになった壁画なども見られます(*^^*)

梅雨の時期のお出かけ先におすすめの2つの展覧会です♪

 

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2023.06.12

常設展(熊谷守一作品を中心に)(6/15~7/16)

柳ケ瀬画廊の6月7月は常設展を開催中です。
16作品を展示しています。

熊谷守一、前田青邨、篠田桃紅、加藤東一といった
岐阜ゆかりの作家の作品たちが半分ほど。

もう半分ほどは版画やデッサンの作品などを展示しています。
毎年、6月は梅雨でご自宅にいる時間が長いことと、
ボーナスシーズンでお部屋をちょっと飾り替えをしたいと考える方が多いのか、
版画やデッサン類のお尋ねをいただくことが多いです。

展示中の版画・デッサン作品の展示作家は下記の通りです。
本格派の人物像から、風景画、抽象画など多彩な作品が揃いました(*^^*)

石垣定哉、加藤東一、熊谷守一
鈴木敦子、傍島幹司、山中現  (敬称略・五十音順)

 

お近くにお越しの際はぜひお立ちよりくださいませ。
皆さまの御清鑑を心よりお待ちしております。

 

***展覧会の詳細***

展覧会名:「常設展(熊谷守一を中心に)」
展覧会期:6月15日(木)から7月16日(日)まで
展覧会場:柳ケ瀬画廊(岐阜県岐阜市)
備  考:7月18日(火)より夏季休廊予定です。

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2023.06.12

豊島区立熊谷守一美術館「熊谷守一美術館38周年展」展(4/11~7/2)

都内で開催されている熊谷守一展のご案内です。

豊島区立熊谷守一美術館さん(東京都豊島区)にて、
「熊谷守一美術館周年展」展が開催されています。
会期は7月2日までです。

こちらは、熊谷先生の住居跡に建てられた館で、
いつでも熊谷作品を楽しめる熊谷作品専門の美術館さんです。

普段は所蔵作品を中心に展示をされているのですが、
毎年ひらかれるこの開館記念展のときには、
他館の所蔵作品なども借用され、より多くの作品が鑑賞できます。

今年は愛知県美術館さんから《たまご》をはじめ、
《石亀》《猫》《瓜》《雨滴》などの20作品ほどが借用展示されているそうです。
《たまご》と《瓜》はお盆の上にモチーフが乗った構図で、
《雨滴》は雨粒が地面でぴちゃんと跳ねた一瞬をとらえた作品です。
書籍や展覧会図録の表紙に使われたこともある作品ばかりで、
熊谷作品の魅力がぎゅっと凝縮されたような作品揃いです♪

詳細は下記の美術館公式ウェブサイトをご確認くださいませ。
http://kumagai-morikazu.jp/

***展覧会の詳細***

展覧会名:「熊谷守一美術館38周年展」
展覧会期:4月11日(火)から7月2日(日)まで
展覧会場:豊島区立熊谷守一美術館(東京都豊島区)
豊島区立熊谷守一美術館さんの公式ウェブサイト
http://kumagai-morikazu.jp/

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

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