柳ヶ瀬画廊

柳ヶ瀬画廊

創業大正8年
熊谷守一・香月泰男・藤田嗣治など
内外洋画巨匠作品取扱の老舗画廊

ブログ「絵画のたのしみ」

2022.12.01

12月の展覧会(小品特選展、田村幸帆・小特集)(12/1~12/18)

今年も早いもので、もう12月を迎えました。

柳ケ瀬画廊では今年最後の展示を、2本立てでおこなっています。

ひとつは、
「油彩画・日本画・版画 小品特選展」です。
加山又造「横になる裸婦」(銅版13.5×23cm、限定95)や、
小杉小二郎「ノートルダム寺院」(リトグラフ14×24.5cm、限定96)など、
お手に取りやすい作品を揃えた、年末の特選展です。
他に、原精一や田村孝之介の油彩画、大藪雅孝のパステルなども展示しています。

もうひとつは、
秋から継続開催中の「〈小特集〉田村幸帆展示」です。
若手日本画家の田村幸帆先生の小さな特集展示です。
ミニチュアから3号、6号の作品まで、猫や犬の日本画を飾っています。

どちらの展覧会も12月18日(日)までの開催です。
お時間ございましたらぜひお出かけくださいませ。
皆様の御清鑑をお待ちしております。

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2022.11.25

《ブログ》熊谷守一「黒つぐみ」木版画がはいりました

熊谷守一先生の「黒つぐみ」(木版画)がはいりました。

鳴き声の美しい鳥、黒つぐみを描いた作品です。

同題名の油彩画「黒つぐみ」を原画とした版画で、
熊谷守一先生の生前(1972年)に制作されています。

限定280部でつくられ、画面左下には「守一」の印が押されています。

画面寸法が、縦33.3×横24.5cm、
額縁寸法が、縦52.4×横43.7×厚み4.5cmです。

このサイズは「4号」と呼ばれている寸法です。
熊谷先生が写生旅行に出かけていた時代に、この4号サイズの板が絵具箱にぴったり納まる寸法だったことから愛用し、写生に出かけなくなった後半生でも継続して多く描いていました。

原画の油彩画「黒つぐみ」は講談社さんの御本の表紙にもなっています。
愛らしくて人気のある作品で、各地の熊谷守一展に展示をされることも多いです。

価格は 45万円(高級額縁つき、外箱つき、税込)です。
柳ケ瀬画廊店頭のほか、下記オンラインストアでも販売中です。
https://yanagase.stores.jp/items/60f0df061b946c52eb61d2aa

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柳ケ瀬画廊では掲載作品以外にも多くの熊谷守一作品を取扱っております。
油彩画・日本画・書・版画作品・ブロンズなど、
お探しの作品がございましたらお気軽にお尋ねくださいませ(^^)

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

2022.11.20

《ブログ》林武史先生のアートイベント

11月27日に岐阜県美術館さんで、
岐阜出身の彫刻家・林武史先生のアートイベントが開催されるそうです。

イベント名は「林武史さんと月見台を楽しむ会」。
岐阜県美術館さんの前庭には、林先生の彫刻《立つ人 – 月見台》が常設展示されているので、その作品に関してのイベントでしょうか。作者の林先生も参加されるということで、楽しみですね。

参加には 11月25日まで にウェブからの登録が必要だそうです。
登録は、下記・岐阜県美術館公式ウェブサイトより可能です。

月見台の作家・林武史さんと、〜ながラーで月見台を楽しむ会

また、イベントにあわせて柳ケ瀬画廊でも数点の作品を展示しております。
《蝉の声》と、出身地・岐阜がモチーフになった《金華山》です。
こちらもあわせてぜひご鑑賞くださいませ。

 

柳ケ瀬画廊 市川瑛子

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